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終 ハルナ 夏妃
歩いていたら海が見えた。二人は何も言わず、海へ向かった。

何も喋らず、静かに、波の音を聞いてる。


「そろそろかも。」

「そうか。」

「ねえ、服交換しない?髪の毛もハサミ持ってるから整えようよ。最後ぐらい、好きな姿が良いでしょ?」

「ああ、そうだな。」


「ふふっ似合ってるね。」

「、、、変じゃないか?」

「ええ、もちろん。」

「立花も、似合ってる。」

「ふふっありがとう。」


夏妃は髪を短髪に、前髪も眼が見えるぐらいに切った。

ハルナは髪が腰まで伸び、女の子らしくなった。


服も交換し、夏妃は学ランを、ハルナはセーラー服を。


「本当、女の子みたい。ハルちゃん、綺麗だよ。」

「立花も綺麗だ、特に眼が。」


「もう、ハルちゃんが見えなくなってく。」

「、、、泣くなよ。笑った顔の方が、可愛いよ。」

「そんな事言われたら、もっと一緒にいたくなるじゃない。」


「ねえ私、いや、俺、ハルちゃんに出会えて良かったよ。自由にさせてくれてありがとう。」

「こっちのセリフだ。俺も、、私も立花に出会えて良かった。」

「最後ぐらい、名前で呼んでよ。」

「、、、夏妃。私を自由にしてくれて、ありがとう。」

「ふふっこちらこそ、ありがとう、ハルナ。」

綺麗、と君は言った。

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