サカボル
新兵時代
周りを圧倒するオーラを出す君を見て
一目惚れした____
「おォ〜…困ったねェ///」
生まれて初めての恋という感情に困惑し 振り回された
幸い実力が同レベルで友人となれた
「…名前は」
「ボルサリーノだよォ〜」
「変な名前じゃ」
「君が言えることかいサカズキィ〜」
「ふん」
サカズキを知っていく内に益々恋の感情が実りだした
「君って本当に海賊が嫌いだよねェ」
「あいつらが悪の権化じゃろう嫌っていて当然じゃ」
「…まさかおどれは肩を持つなんて言わないだろうな」
「わっしがぁ〜?まさか、サカズキと同じ意見だよ」
「それならいい」
ーーーーー中将時代ーーーーーーー
中将になってからはクザンという男が仲間?にやってきた
基本3人で行動している
「クザン!おどれまた報告書を出さなかったな!」
「げっ!サカズキ!」
「おォ〜海軍本部壊すなよ〜」
「助けてくれねぇの?!」
「助けるメリットなんてねぇだろ?」
「バナナっ!バナナ買うから!」
「いっぺん溶かされてこいよォ〜」
「ぎゃあああああああ」
「待つんじゃクザン!!!」
毎日こんな感じ
さてと、海軍本部が壊れる前に抑えるか
「サカズキィ〜」
「あ゛?」
「どうどう」
「この前できた激辛ラーメン屋にでも行かない?」
「あいつはゼファー先生に頼んどいたからさぁ」
「…行く」
「うんうん」
遠くでクザンの叫び声が聞こえるけどまぁいいよねェ〜
ーーーーーーーーーーーーーーーー
(はぁ、中将になってから仕事が増えるなぁ)
「そりゃそうか」
ーーーーーーーーーーーーーーー
「やっと終わった…」
さて、何をするかなぁ
クザンはどうせ終わってないだろうし
サカズキは…
コンコン
「入って〜」
「ボルサリーノ」
「サカズキじゃないか、どうしたのォ〜?」
「ボルサリーノも仕事が終わった頃かと思ってな」
「どこか食べに行かんか?」
「行く行く〜!」
「おれも連れてけ!!!」
「やだねェ〜それにクザン、まだ仕事残ってるだろ?」
「…」
「クザン、溶かされたくなかったら早うしろ」
「うぅ…仕事やだよ〜!」
「あんなバカほっといて行こ〜」
「あぁ」
ーーーー大将時代ーーーーーー
大将という座に着いた
また忙しくなるのかと思うと気が滅入るが
あいつらとやって行けると思うとそんな気持ちも軽くなる
「ボルサリーノ」
「サカズキィ〜!」
「後でここに来てくれんか」
「もちろんいくよォ」
「また後で」
「うん」
一体なんだろう
仕事の話ならここですればいいのに
ーーーーーーーーーー
「サカズキィ〜?」
「ここじゃ」
「おー、いたいた」
「で、話ってなんだい?」
「ボルサリーノ、おどれワシが好きじゃろ」
…???????
そんなあけすけにしていた気持ちは無いけど
バレてる?バレてるのはわかってるけどそれを知ってどうするんだ?
友達も破局?二度としゃべれない?
叶わないなら友達でもよかったのに、
「…それでェ?」
「わしも好きじゃ、つきおうてくれんか」
「えっ、」
「…やっぱりダメじゃったか、」
「今日のことは忘れろ、嫌なら友達も辞める」
「まっ、待てよ!」
「今日のことは忘れてやらねぇし!」
「言いふらすのか?」
「違う!あの、え、友達は、辞める!」
「…ほうか」
「だからァ〜!わっしも好きだから恋人になって!」
「…は?」
「え、嘘コクとか言わねぇよな言ったら殺すぞ」
「物騒だな…嘘なんかじゃない」
「なら…?」
「付き合う」
「…一目惚れって叶うんだねェ」
「一目惚れ?」
「あ」
その後は根掘り葉掘り聞かれた
顔が溶ける前に終わってよかったと心底思った
ーーーーーーークザン脱退後ーーーーー
「ボルサリーノ、」
「…お疲れ様、サカズキ」
「遺体も持って来てやんなかったのかい」
「…」
その日はダンマリだった
後日遺体は発見されず、クザンは行方不明、
それかサカズキが骨の髄まで焼き尽くしたと言われている
(わっしは逃がしたと思うけどねェ〜)
(幹部共には言ってやんないけど)
中将時代から過ごした仲だ
友情もあった、ただそれだけの事だろう
サカズキはわっしが気づいてることに気づいてると思うけど
何も言わないのが長年の好ってやつだよねェ
「ボルサリーノ」
「んん〜?」
「おどれはいなくならないな…、?」
付き合い初めてようやく吐いた弱音だった
「…いなくならないよォ」
「サカズキにずっと着いていくって決めてるから」
「それで、いいんじゃ」
コメント
8件
好きだ…内容も書いてくださった貴方様も好きだ……ありがとうございます…命伸びました…サカボル増えろ……
テン(ง ˙˘˙ )วサイ