この作品はいかがでしたか?
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──────いえもんさん視点──────
朝食を食べ終わり、一段落すると、めめさんが手を1回叩き、注目を集める。
「全員揃ったので!自己紹介をしましょう!」
「え〜?めんど〜」
ラテさんから辛辣な言葉が飛び出すが、めめさんはラテさんの目の前に真っ黒な丸…?のようなものを創り出す。
「次、めんどくさいや、私の意見を否定することを言いなさい?その点がブラックホールとなって、永遠に闇にさまようでしょう。」
「ひッ…!?そんな怖いものを軽々しく出さないでよッ!?」
「セリフ厨二病かy((((いっだぁぁぁあッ!?」
めめさんが厨二病的なセリフを行ったと思ったらラテさんが恐怖する。めめさんならやりかねない。そう思ったのだろう安心してくれ俺もそう思った。
れいまりさんが珍しくツッコミをしている最中に、めめさんは素早くしゃがみ、れいまりさんの足を蹴る。
転ばせないようにしただけマシだ。と言いたげな目をしているめめさんを改めてやばい人だと再認識できた。れいまりは尊い犠牲になったのだ。
「勝手に殺すな!?」
「思考に入ってまでツッこむな!!」
当然のごとく思考にツッコミを入れたれいまりさん。もちろん、れいまりさん以外に俺の心は読めないため、俺とれいまりさん以外はなんのツッコミかわかっていないだろう。
「あ〜…はいはい、分かりましたから自己紹介しますよ。しなければ1週間目覚まし時計はガンマス(((」
「めめさん!早くやりましょ!」
「いや〜楽しみだな〜」「ほんとそれ!」
「うぱも同じ?」「まあそうだね」
「「もしかして、入れ替わってる〜(?)?」」
いや、ほんとにどゆこと?唐突にうぱらての漫才ショーが始まったが、めめさんはスルーを決め込む。
「まあ、私から時計回りでいいでしょう。」
めめさんはさっさと始めたいようで俺達を急かす。
めめさんの無茶ぶりにも慣れてきた…いや、慣れちゃいけないけど…
「はい!私の名前は黒間 めめ!!私のことはめめんともりかめめと呼べ!女性!種族は人間!年齢は…秘密で!能力で死神の力を使えている!ランクは〜…知らん!私からの一言は村長は敬いたまえ以上!」
スピード感があり、テンポもある。聞いていて少し面白いと思ってしまうのは俺の感性が少しズレているからかもしれない。
時計回りなら次は俺だろう。俺はめめさんに見つめられ、そう確信する。
さっさと済ませるか…
「俺の名前は茶川 イエです。いえもんとかいえもんさんとか自由に呼んでください」
「茶とか?」
「それはやめてください。誰かわからないんで。」
うぱさんからよく分からないあだ名が提案されるが、即却下する。自由とは言ったがそれで呼ばれた場合自分であると自覚できないだろうからやめていただきたい…
「続けますね…。俺は見た通り男です。種族は人間、年齢は…覚えてないです。てか、これ以降の人年齢言わなくていいんじゃないですかね?能力は…奪ったヤツなので何があるかわからないですが、とりあえず重力は操れます。ランクは…測ったことないです。俺からの一言は、平和に行きましょう。」
「人殺してる時点で平和ではないような…?」
「過度な正論は誰も救いませんよ」
メテヲさんからつっこまれるが、それを軽く受け流す。
俺はちらりと横を見る。横にはレイラーさんが座っている。よく見ると、俺があった順で丸く座っているらしい。分かりやすいな…
「私の名前は…そうですね、藤井 れいら と、名乗っておきます。
呼び方はレイラーなどで…名前を呼んで私だと判別できる程度でお願いします。女性です。種族は魔女、一応魔女の種族長やってます。
能力は特にないですが、どんな魔法もだいたい使えます。ランクはS+です。一言、家を壊さないようにしてください」
「「キヲツケマス」」
ガンマスさんとメテヲさんが同時に縮こまる。自覚あるんだ…てか自覚あるならば直して欲しいが…なんて言ってもどうせ変わらないため無視だ。
うぱらてに関しては私/俺ではないよね、と思っているのかそれとも関係ないと思ってるのか謝罪のひとつもない。お前たちが原因でもあるんだぞ…なんて言えるほど俺は強くもなく陽キャでもないため、引っ込んでおく。
「次はみぞれさん!お願いします!」
「わかりました!」
レイラーさんとみぞれさんが話しているのはこの村では数少ない癒しスポットだろう。ふわふわと2人の周りを花が舞っているように見える。
「私の名前は…うーん雪宮 みぞれ…で。呼び方?はみぞれとかみぞれもんと呼んでください。
普通に女子です。種族は精霊。
能力はないですけど冬に関係のある属性系が得意です!いや、これはある意味能力ですかね?ランクはレイラーさんと同じS+です。一言は、みんな仲良くいきましょう?」
みぞれさんは終始微笑を浮かべ、敵意がないことを現しているように見える。
この村の中で数少ない温厚枠だ。基本的優しく、滅多に怒らないため、みな何かあったらみぞれさんに相談する。それほどまでにこの村で信頼されている。
「じゃあ次は──────」
はい!やっと書けました自己紹介編!ランクって言う存在が薄れてきてしまう前に…!!いや、結構薄れていそう…
明日は引き続き自己紹介をします。吸血鬼編…一応いえもんさんが行かない予定なので書かなくていいかな〜とは思ってますけど、別の人でもいいから書いて欲しい!って意見があったら書きます。
あ、吸血鬼編はひいな兄妹が出てきますよ。
それでは、意見を聞かせてください!おつはる〜
コメント
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(・∀・)イイネ!!サクサクテンポ好き
あっちもよろしくね…?_(:3 」∠)_mtrkの方ですよ?!
うん、カオス☆