コメント
2件
あるぶさん!更新ありがとうございます🤭🤭 若井くんと涼ちゃんの一途さに乾杯🥂 元貴くんも訳ありで知らないフリするの辛いだろうな🥹 是非とも元貴くんには2人に甘えて欲しい🙂↕️💖💖 次回も楽しみにしてます♪
どもどもあるぶですぅー
元貴ツンデレです
甘えたです
元貴が先輩でりょつぱが後輩です
自衛どうぞ
れっつごー
Wki side
今思えばあれが初恋だったのかもしれない。
綺麗な目に
整った鼻
可愛らしい唇に
僕より高い背も
あの子の全部に
いつの間にか惚れていた
そのときに、2人で告白までしたんだ
それで、
「大人になっても僕のことが好きだったらね」
っていうから
早く大人になりたくて
ちょっと背伸びしていた時期もあったりした
だからこそ
君がいきなり
「今度、引っ越すんだ」
なんて言ったときには
ほんとに驚いたし
寂しくて仕方なかった
俺らの頼れるお兄ちゃんが遠くに行っちゃって
あえて低い点をとって
勉強を教えてもらうこともなくなって
先生には褒められたけど
あの子がいない日常に耐えられなくて
2人で必死になって探した
お母さんに聞いても
教えてくれなかったのよ、としか言ってくれない
探し続けて時間がかなりたった
そんな時に
参加した就活のイベントで
昔と全然変わらない
あの子を、いや
俺らのお兄ちゃんを
見つけた
その時に就職してる会社も言っていたから
2人でその会社に入るために
すっごく努力した
それで
2人そろって就職できた
あの時なんで行先を教えてくれなかったの
とか
色々聞きたいことはある
成長したからか、または元からなのか
あの子、、、もとい「もとにぃ」は
会社の中でもトップクラスのしごできで
みんなに好かれていて
ときには告白されることもあったらしい
新人に説明してくれる先輩がもとにぃのことを話してくれた
これから、もとにぃに会えると思うと今までの苦労も全部してよかったと思える
早く会いたいな
そう思いながら新入社員の数名と先輩と廊下を歩く
ガチャ
先輩がオフィスの扉を開ける
「新入社員をお連れしました」
先輩が言うと前から人が歩いてくる
「ありがとうございます。、えーっと
〇〇さん、〇〇さん、〇〇さん、若井さん、藤澤さん、〇〇さん、、が今日からこの部署に配属なんだね。」
ああ、やっと会えた、、!
「僕は、大森元貴。よろしくね」
「分からないことがあればなんでも聞いて」
そういってもとにぃは自席に戻ってしまう
「じゃあ、仕事について説明するわね」
、、、仕事難しすぎる、、
まあ、いっか
もとにぃと話せる機会が増えるし
早く話しかけたくてしょうがなくて
定時がすぎてみんなが帰り始め、もとにぃが帰るところを見計らって声をかけた
「あの、先輩」
「どうなさいましたか?若井さん、藤澤さん」
「俺らのこと、覚えてますか?」
先輩が大きく目を見開く
少し間があいてからおもむろに口を開いた
「すいません。仕事柄色んな人と会うもので。どこかでお会いしましたか?」
、、、え?
もとにぃ、、?
俺らのこと、覚えてないの、、?
「本当に覚えてないんですか?」
涼ちゃんも戸惑ってる
あんなに必死に探し出したのに覚えられてないって、、
「すいません。急ぐので」
そういってもとにぃは足早に出ていってしまった
その場には少し苦しい空気が漂っていた
Mtk side
「母さん、来たよ」
我ながら、あの子達には最低なことをした気がする
僕だってあの子達とたくさん話したいことはある
でも、、
理由があるんだ
「今日はね、新人の子達が来てね、その中に昔たくさん遊んでた滉斗と涼架がいたんだ」
「すごくびっくりしたよ、それと一緒すごく会えたことが嬉しかった」
「、、、また来るね」
「早く良くなってね」
そう言って、母さんの病室を出る
あの時急遽引越しをしたのには理由があって、言えない理由もあった
母さんが珍しい病気にかかった
そのために大きな病院に入る必要があった
父は別居しており、兄弟達も父と暮らしている
母が1人で行くと言ったから無理を言って着いてきた
寂しい思いなんてさせたくなかった
もちろんお金もたくさん必要で
自分が暮らす分と母の分、父達にも仕送りをしている
ただがむしゃらに働いていた
だからこそ、、
、、、
心の癒しが欲しくなるわけで
あの2人を見た瞬間
あの頃みたいに
甘えたくなってしまったのだ
あの子達からは頼れる兄のように映っていたかもしれないが、、
あの子達といて、1番救われていたのは
間違いなく僕だと言い切れる自信がある
ああ、、、
「会いたぃ、、、(泣」
この気持ちは母に着いていくと決めた時に隠したはずなのに
会ってしまえば恋しくなってしまうじゃないか
明日会うのだが大丈夫だろうか
しんどい気持ちのまま帰路についた
ごめーんm(_ _*)m゛
なんかすごく長くなった(現在2000字)
一旦切ります