テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
白く透き通るような光に包まれた、静かな会議室。
そこに、六人の「メンバー」が集まっていた。
💜は軽やかに椅子に腰かけ、微笑みながら言う。
「次の新曲だけど〜」
❤︎は楽しそうに笑いながら、手を叩いた。
「歌は、俺たちの気持ちを届ける大事な手段だと思うし、、」
🩵が少し照れくさそうに肩をすくめる。
「でも、まだまだ練習が足りないと思うんよな。みんなの力を合わせれば、もっといい歌になるはずやから」
🤍が真剣な目でうなずく。
「、そうだね、もっと、もっと、」
静かな空気の中で、🩷が提案した。
「、ステラたちにもっと、願いが届くようにしたい」
そんなみんなの姿をじっと見よって、俺はひとりぽつりと思った。
「なんも変わっとらんやん」って。
まわりは楽しそうに笑い合い、声を重ねて話してる。
でも、その中で俺だけは少しだけ時間ば戻したみたいな気持ちになった。
みんなはもう忘れとるやろうけど、その記憶は俺にとっては、まるで宝石みたいにキラキラ光る大事な宝やった。
この新しい体に生まれ変わって、いろんなことを学んだ。
女の子が可愛かってこと、みんなで配信する楽しさ、知らなかった世界の色々なこと。
それでも、心の奥にはずっと昔から変わらん、揺るがんものがある。
それは……
仲間が、
メンバーが、
ほんとに大切ってこと。
その大切さは、痛いほど胸にしみるけん、これからもずっとずっと変わることはない。
目の前のみんなの笑顔、声、そして一緒に過ごした時間。
それが俺の支えで、これからも生きていく力になる。
俺たちは、前世からずっと一緒に歩いとる。
今も、
そしてこれからも、
ずっとずっと、
かけがえのない、大切な仲間。
俺達の冒険はこれから、まだ、プロローグにすぎない。