この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは一切関係ありません
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目黒side
『マジごめん!今日だけでいいから…!!』
「”今日だけ”って言って、今何回目?笑」
何度目かわからないお金の貸し借り。まあふっかさんがお金に困ったらいくらでも貸すって言っちゃったのは俺なんだけど、ぶっちゃけスパンがめちゃくちゃ短くなっていて心配。というか俺以外にもこういうお願いしてんのかな、とか思ったり
『うぇー…っと、…3、4…』
「数えなくていいから笑」
『んやでも申しわけなくなってくるわ』
「まあまあ、恋人なんだし共有財産ってことで」
『めめぇ…!』
だめだなぁ、すぐ甘やかしてしまって。いつも頑張ってるし、お母さんみたいな立ち位置で俺らのことを纏めてくれている彼を甘やかせるのは俺の特権。そんな風に思ってしまったが最後、金蔓みたいなアレになってしまった。彼からの愛情は十分に感じているけど、世間の目はちょっぴり怖い
『いつもごめんね』
「返してくれてるからいいの」
『はぁもぉいい子に育って…』
「お母さん?」
『誰がお母さんだ、わら』
「やっぱふっかさんて安心感あるからさ、お母さん感否めなくて笑」
『えー…』
眉を顰めて、ちょっと口をへの字に曲げて。拗ねてるのが丸わかりでかわいい、こういうとき案外顔に出るんだよなあふっかさんって。グループでいるときはそれ以上に表情豊かな人が多いからあんま目立たないけど
「なぁにその顔」
『いや、俺めめのお母さんじゃねえのに…』
「じゃあ俺のなんなの?」
『彼女、の、はずなんですけど』
「そうなの?」
『えっ…』
「うそうそ、ごめんってそんな顔しないで」
ね、と機嫌を取るように軽く口付けると離れた直後に彼からも唇を重ねてきた。俺の肩に手を掛けてちょっとだけ背伸びしてるのが可愛らしくて、彼の細い腰に腕を回すと当たり前だけど身体が密着する
『…ちょっと背高すぎ』
「しゃがもうか?」
『それは俺がなんか嫌だわ、わら』
「わがままだなあ、笑」
『…だからこーすんのよ』
俺の方にゆっくり体重をかけたかと思うと俺の背中は背後にあったソファに接触した。そのまま座る筈のものであるソファの上に寝転がると彼の口付けが降ってきた。なんかもう余りにも軽くて心配になってくる
「…へぇ、こっからどうすんの?これで終わったりしないよね」
『まぁ、まぁまぁ。』
「まぁまぁってなに笑」
『あ”ーもう!!身ぐるみひっぺがす!!』
「へ、変態だ…!」
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「ひっぺがしてから敗北まで目茶苦茶はやかったね」
『うるさ…ぁ、♡が、我慢できずに手、出してきたの…どこの誰だよ、』
はい、ここの俺ですけども。全く罪悪感も後悔も無し、今日はやりたいようにやらせてもらおうかな。ソファの上に大男2人となると、必然的に座位が楽だからという理由で膝の上に乗っけた。いつもよりも距離が近いからかふっかさんは終始ドギマギしてて可愛らしかった
「ほら無駄口叩いてないで動かなきゃ」
『んなこと言ったって、』
「何?俺なんもしてないから文句は受け付けないけど」
『何もかもしてんだろうが…!』
一向に彼が動く気配を見せないからと彼を抱えたまま、ゆらゆらと揺りかごのように身体を揺らす。そうすると内壁に俺のが擦れているらしくて、断続的に中が締まる。時々微かに震える太腿をさすりながら首筋や胸元にキスを落としていると、行き場を失っていた彼の手が俺の頭に乗せられた
『ふ…は、赤ちゃんみたい、』
「ぇー…さっきお母さんじゃないって言ってたのに」
『俺は母じゃねえもん』
「…まあ、俺の母さんではないよね」
『俺のってなんだよ、俺誰の母さんでもなぃ…』
すり、と彼の腹を撫でると急に喋っていた言葉が止まった。次いで小さな喘ぎ声が漏れ出る。こんなえっちになっちゃって…まあ、こうなるようにしたのは俺なんだけど。彼の耳元に唇を寄せると擽ったいのかふい、と顔を背けられた
「…俺との子供出来たらさ、ふっかさんがママだよね」
『…ん、?…いや、それはまあ、そうだけど、』
「試してみよっか」
『…何を、?』
「赤ちゃん出来るかどうか」
『……ぇ、え、?!いやちょ、待ておま、っぁ、?♡』
男同士だし出来るわけなんか無いってわかってるけど、なんとなく変なスイッチが入っちゃって彼の腰を掴んで上に力を加える。卑猥な水音と共に目の前で動く彼の身体が目に毒だった
「っ……あは、ここ好きなんだ?」
『ぅ…あ”っ、ちょ待って、待っ……ん、♡』
制止する声も聞かずキスで黙らせると、ぎゅうっと中が収縮して早く出せと言わんばかりに内壁が絡み付いてくる。彼のものはついさっき溢れた白濁で濡れていて、少し頭を落としていた
「まだバテないでよ、俺イッてないんだから」
『わかってる、から、♡いいよ動いて、…俺の中に、全部出して、』
「…ここにきて煽る余裕あるんだ」
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深澤side
『はぁっ、は、♡ぁ、もぉ、も、無理だって、♡』
「あと1回だけ!って言ったらどうする?」
やばい、ほんとにやばい。煽ったら想像の3倍くらい長いかつ激しい行為に巻き込まれてしまった。もうなんか意識は朦朧としてきているし、めめが何って言ってるかもあんま聞き取れない。けど、答えなかったら怒られるだろうしほんとに限界であることを証明するためにもテキトーに返してみる
『無理、まじで無理、死ぬ…』
「あは、冗談冗談。ありがとね頑張ってくれて」
『ん。…ん、?』
ちゅ、ちゅ、とおでこやら頬やらへの口づけを大人しく受けていると、少し離れた場所にある鏡に自身の裸体が写り込む。なんか…いや、うん…なんかすごい…すっごいいっぱい…
『キスマえぐいって』
「普通じゃない?」
『いや多い多い、わら』
「えでもほら、俺の身体見て」
『ムキムキ』
「いや違う筋肉じゃなくて笑」
言いたいことは最初からわかっていた。うん、俺も同じくらいキスマつけてるって言いたいんだよな。はいはいわかってますよと。どうやって言い訳しようかと考えながら、一旦彼のそれを抜こうとゆっくり動き出せば結合部になんか嫌な感覚が
『なに……、?!いやちょ、待て待て』
「…わお、」
『出しすぎだろ……これどうすんのが正解なのよ、』
ちょっとずつ彼のものを抜こうと腰を上げていくと、上げれば上げるほどその嫌な感覚が上り詰めてくる。多分大量に出された精液が流れ落ちてきてんだろう
『うぅ…きも過ぎるこのケツの感覚…』
「ローションとまた別の感じなのが中々ね、」
『なんか生々しいんだよこの…めめのコレはさ』
「いやわかる、これ抜いたらどばってなるかな」
なるべく零れないようにおもっくそ締めてさっさと彼の上から退いてみたものの、時既に遅し。その後の掃除はめちゃくちゃ大変だったけど、まあギリ許容範囲。そんなことよりも、男なのに自分が妊娠したかしてないかでそのあと数日間悩んだのはここだけの話
コメント
8件

タイトル良いです。
え待ってこのペアいいぞ…良すぎる🤦🏻♀️🤦🏻♀️🖤💜
ふっかさんがめちゃくちゃかわいい……笑