コメント
0件
とある実況者グループの方々の名前をお借りしています。本人達は全く関係ありませんのでご迷惑になるような行動はおやめ下さい。
🐼視点(in屋上)
🐼「はぁ〜疲れたぁ!!やっと昼休みだよ…」
待ちに待った昼休み!
仲のいい俺ら6人はいつも決まって屋上で昼食をとる
弁当の奴も購買で買う奴も最後は屋上に集まってみんなで食べるのが最早暗黙の了解と化している。俺らまだ1年生なんだけどね
最初は屋上とか人多いんだろうなって思ってたけど、いざ来てみれば俺ら以外に人がいない。結構いい溜まり場だ、たまに誰かサボってる
🦈「ほんっと、朝から疲れてたし」
👓「いやいやいやいやシャークんさん?それはなくないっすかぁ⤴︎?」
🦈「ほんとうるさい」ボソッ
🎤「あははwシャークん大変そ〜」
😊「おつかれ」
🦈「お前ら他人事だと思いやがって…!」
😊「実際他人事だし」
📕「まぁまぁシャークん!1回落ち着きなよ〜」
あーだこーだといい感じに談笑しながら弁当を食べ進める
日当たりはいいし風も強くないしほんと屋上って最高!
とか考えていたら突然スマイルが口を開いた
😊「なぁ」
📕「ん〜?スマさんから話すなんて珍しいね」
🦈「なぁで止めんなよw気になるだろw」
😊「いやこれは朝聞いた衝撃的な話なんだけどさ」
🎤「えっ、もしかして──」
スマイルの話し出しにきんときが珍しくあわあわと焦りを見せる
察しのいい(?)俺はこれがきんときの話なんだろーなー程度に相槌を打つ
😊「きんとき好きな人いるらしいぜ」
──えっ…?
🐼📕🦈👓「「「「えー!!??」」」」
🎤「言われちゃったか…ま、別にいいんだけどねw」
え?は?
きんときに…好きな人…?
好きな人!?
えっ、まず、いたの…?
👓「どういう話の流れだよ!!急すぎんだろ!」
😊「朝モブ女達に絡まれた時に言ってた」
🎤「だって俺もスマイルも迷惑だったし言ったら離れるって言うから〜」
📕「え〜!?きんさんに好きな人!?なんで僕達に教えてくれなかったのさ〜!」
ぶるーくがわざと頬を膨らませてぷんぷんと効果音が着きそうな怒り方をする。シャークんが面白半分でその頬をつつくからちょっとおもろい
ってそれどころじゃない!
🐼「えっ誰?どこのクラスの子なの?」
🎤「それは言えないな〜」
🐼「ま、じか…」
きんときに好きな人がいる
これは喜んであげるべきことなんだ、そう頭では理解している。なのに、俺の顔は上手く笑えない。いっつもニコニコ出来んのになんでこんな時だけ…
なんて言えばいいの?
こんな時、どうすればいいんだっけ…?
🎤「なかむ?大丈夫?」
🐼「う、うん!大丈夫大丈夫!」
🎤「ほんと?無理してない?体調悪かったら言って」
🐼「ほんとに大丈夫だから!心配しないで!」
心配されたらもっと好きになってしまう
この気持ちはきんときにとって邪魔なものだから、蓋しなきゃいけないのに…
なのにきんときが笑いかける度に、気にかけてくれる度に、どんどん溢れ出て収まらなくなってしまう
🐼「こういうのは、好きな子にやってあげて?w」
咄嗟に口走る
俺何言ってんだろ、なんか胸が痛い──
🎤「ん〜まぁそうだよね、でも心配だから」
そういうのずるい、好きな人いるくせに俺に思わせぶりな態度とらないでよ。そういうのが俺を好きにさせちゃうから
でも男だし友達だし…本人はただ心配してくれてるだけでその気なんてないんだろうな
ああ諦めなきゃ、もうこんな気持ち悪い自分大嫌い
🐼「うん…もしかしたら体調悪いかも、先戻るね」
食べ終わって空っぽの弁当箱を引っ掴み、逃げるように階段を駆け下りる。ほんとダサい、絶対変に思われたよ
──明日からどんな顔して会えばいいんだろ
To Be Continued──