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悪魔の詩訳者殺人事件は、1991年7月11日に発生した殺人事件です。この日、筑波大学助教授の五十嵐一が大学構内のエレベーターホールで殺害されているのが発見されます。遺体の首には、頸動脈に達する3箇所の傷、右側の胸や腹に3箇所の刺し傷がありました。
彼は、1990年にサルマン・ラシュディの小説『悪魔の詩』を日本語訳していました。イランの最高指導者は「悪魔の詩は反イスラム的」であるとし、小説に関与した者の死刑を宣告していました。結局、事件の犯人は判明せず、2006年7月11日に時効を迎えています。