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叔母さんの彼だった人のお母さんがえげついくらいに料理の上手な人だったことで、『この人には敵わない』って思わされたんだって。だから無理にそこまでになろうとは思わなかったって。それに彼氏さんもお母さんと同じものを作ってくれみたいに言わなかったらしいし。
だから私も、私にできることをしなきゃと思った。取り敢えずお味噌汁とハンバーグを、それなりに上手に作れるようになろう。ダシの素を使ったり、弱火で焦がさないようにしながらちゃんと火を通すようにしてさ。
そしたら、
「うん、美味しいよ。ありがとう」
って叔母さんが褒めてくれた。それが嬉しくてさ。他にもできるようになりたいって思ったんだ。