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ひな@フォロバ!
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ゼロside
最近ずっと物忘れが激しいというのは、なんとなく分かっていた。理由は分かっていなかった、でも何故か分かった。私の任期の終わりが近いからだ、あと一年時間は少ない。
ゼロ 『私あと一年なんだ、短いでしょ?ねぇシリウス、残りの一年間はずっと一緒にいてくれない?』
シリウスが私に執着しているのを知っているからこそ、それを利用したい。シリウスの方が一枚上手かもしれないけど、それでもいい存分に利用しよう。
シリウス 「…はい、ずぅっと一緒にいましょうね」
ゼロ 『ありがとう』
甘ったるい声、目が蕩けてる。悲しさは見えない、隠しているだけかもしれない。飼い主がどこかへ行ってしまう時の犬の表情のようだ、愛おしさ?そんなの一切感じない。そんなことよりも、私に執着したことをすごく後悔して欲しいから。
シリウスside
残りの一年はずっと一緒にいよう、そんな事言われるなんて思わなかった。すごくすごく嬉しい、天使がいなくなるまでずっと一緒にいられるなんて…
シリウス 「…一年、短いですね。」
あまりにも短すぎる、天使がいなくなってしまうのなら天使と心中したい。天使は俺がタヒぬのは嫌がるだろう、でも俺は天使を失うぐらいなら命を捧げる。執着しすぎだ、でもこれも全て天使が悪いのだから。この気持ちを利用されていても構わない、だって最後の一年はずっと一緒にいられるのだから。天使を愛している、狂ってしまいそうだ。
ゼロ 『シリウス、私がいなくなっても私の事忘れないでね。』
シリウス 「絶対に忘れません」
忘れられるわけない、絶対に。これだけ苦しまされて、狂わされたんだ。忘れられるわけがないだろ、わざと言っているのか分からない。でも俺は天使の言葉だけは、全て信じたいと思っている。天使が俺の全てだから、天使がいてくれなきゃ俺はこんなんになっていないし、こんな感情も知らないままだっただろう。
コメント
3件
おお……これはまた、じっとりと甘くて苦しいお話ですね。ゼロが「利用してやろう」と計算しながらも、シリウスはそれを承知の上で「それでもいい」と溺れていく構図が、もうたまらなかったです。特に「天使と心中したい」というシリウスの台詞、狂気と愛情の境目が曖昧で、背筋がゾクっとしました。互いに相手を利用し合っているようで、実はどちらも抗えない何かに縛られている——その歪な二人だけの世界が、本当に魅力的でした。続き、すごく気になります!