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私は〇〇。現在21歳である。
今日は烏野高校バレー部の同窓会の日。私はワクワクしながら居酒屋へ向かった。
<カランカラーン>
居酒屋の扉を開け鈴を鳴らすと、見知った顔がこちらを見る。
菅原「おー!〇〇、か・・・?」
〇〇『〇〇ですよ!』
菅原「すまんすまん!笑」
菅原「結構変わったもんでねぇ」
〇〇『みんな久しぶりー!』
日向「〇〇ぅー!久しぶり!」
影山「久しぶりっす」
月島「久しぶり。」
私は喋りながら席に座る。
〇〇『皆おっきくなったね!』
影山「〇〇が変わってねぇだけだ」
〇〇『そんなぁ・・・結構伸びたよ?』
〇〇『月島なんて2mいっちゃうんじゃ?』
月島「いくわけないじゃん」
月島「相変わらずバカ」
〇〇『扱いがひどい!!!』
月島の頭を撫でるが、手をすぐどかされる。
菅原「他のやつ遅れるらしいから、もうちょい待ちだなー」
〇〇『はーい』
全員『「かんぱーい!」』
メンバーが揃い、お酒で乾杯をする。
日向「それにしても〇〇、髪変えたんだな!」
〇〇『そー!どうよ?かわいい?』
日向「、かわいい!」
〇〇『ふっふー!どや!月島!』
月島「なんで僕にドヤるの・・・」
影山「・・・〇〇って酒飲めんのか」
〇〇『飲めるよ!強くはないけど・・・』
菅原「やっぱりか〜」
菅原「月島と一緒だな!」
〇〇『え?!そうなの?!』
月島「チョット!言わないでくださいよ・・・」
〇〇『ねえねえそうなのー?笑』
〇〇『月島ー?笑』
月島「うるさい」
月島「君も同じじゃん!」
〇〇『なんか意外ー!かわいい!』
月島「・・・かわいくない」
菅原「今日は飲め飲めー!」
菅原「無理はすんなよ!」
〇〇『はーい!』
乾杯してから1時間ほどたっただろうか。
私は調子に乗ってベロベロに酔っていた。
月島「ちょっと〇〇、大丈夫?」
〇〇『だーぁいじょぉぶ!』
影山「嘘つけ」
菅原「飲み過ぎだなー〇〇」
菅原「しばらくお酒禁止でーす」
〇〇『えー・・・』
〇〇『なぁんでみんな酔わないのぉ』
菅原「俺とか影山強いし」
月島「ちょっとづつ飲んでるから。」
〇〇『もぉー!仲間が居ない!』
〇〇『ぐーー・・・』💤
月島「ねえ、この人寝たんだけど。」
菅原「まったく、〇〇は変わらないな〜」
影山「起きなかったら俺送ります。」
影山「・・・起きても。」
日向「ちょっとかげやーま?!」
日向「お前は危ないから俺が送る!!」
月島「2人とも危ない」
月島「から、僕が仕方なく送る。」
菅原「こら喧嘩すんな!」
菅原「ここは間をとって俺が!」
4人「「ギャイギャイ!」」
澤村「お前らうるせぇ!!」
〇〇『んぇ!』
月島「あ、起きた。」
〇〇『なに!なにが起きた!』
影山「〇〇、俺が送ってやるよ」
日向「だーかーらー・・・」
〇〇『え、みんなで帰らないの?』
4人「「ん?」」
〇〇『てっきりこの後誰かのお家に遊びに行くのかと思ってた!』
〇〇『お泊まりでもいいけど!』
月島「・・・え?」
日向「おー!!楽しそうだなー!!!」
菅原「コンビニでお菓子でも買ってくか!」
影山「俺の家でいっすか」
〇〇『いいの?!ありがとー!』
月島「え、えぇー・・・」
(なんかよく分かんないけど、和解したみたいでよかった!)
私がほっとしていると、月島が小声で話しかけてきた。
月島「・・・ねえ、〇〇。」
〇〇『んー?』
月島「飲み会の後お泊まり会って、いつもそんなことしてる訳?」
〇〇『うん!女子会とかでよく!』
月島「ああ・・・そういうこと・・・」
月島「言っとくけど、男子4対女子1だからね」
〇〇『? 楽しみだね!』
月島「・・・はあ、」
月島はため息を着くと、珍しくお酒を一気飲みしていた。
飲み会を終えて、私たちはお菓子をお供に影山の家に向かう。
暗い夜道の中を涼しい風が私の体を包む。
〇〇『うー・・・』
(涼しいってか寒い・・・)
私が身体を震わせていると、突然風が遮られ体が暖かくなる。
影山「大丈夫か」
影山がコートをかけてくれたようだ。
〇〇『ん、ありがとう!』
〇〇『影山は寒くない?』
影山「ああ。」
月島「・・・」
〇〇『わ!なんで?!』
それを見ていた月島が何故か私にコートをかけてくる。便乗して日向も菅原さんも。
〇〇『なんか・・・暑いんですけど』
菅原「ふは、〇〇もこもこだな笑」
〇〇『みのむし・・・』
そうこうしていると、影山の家に到着した。
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