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sen
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ある休日。
俺は昼飯を買いにスーパーへ出掛けた。
mg「 先輩 、お昼買いに行ってきますね 」
wt「 ん 行ってら 〜 」
そう言ってハッパを吸う先輩の後ろ姿を見たのが最後だった。
mg「 ただいま 〜 」
ドアを開け玄関に入る。
先輩の返事は返ってこなかった。
珍しいなあ、いつも何してても返事だけは返してくれるのに。
mg「 せんぱ ー い 、? 」
俺は靴を脱ぎリビングに入った。
俺は頭が真っ白になった。
リビングに入ると部屋が派手に散らかっていた。
あらゆる物が投げられ落とされた跡がありめちゃくちゃになっていた。
そしてキッチンには、
mg「 せ …. んぱい 、、、? 」
お腹を包丁で刺したまま倒れている先輩の姿があった。
俺は手に持っていた荷物をすぐさま放り投げ先輩の元へ駆け寄った。
先輩の身体を起こし身体を揺さぶる。
刺し口から出血し血がだらだらと溢れ手や服に付いたが関係なかった。
そんなことより何がなんだかわからなかった。
mg「 せんぱい ッ 、せんぱい 、!!!! 」
mg「 しょうたくん 、しょうたくん ッッ !!!! 」
先輩と結ばれた時初めて呼んだ呼び名。
いくら名前を呼んでも先輩は反応しなかった。
涙で視界が埋まっても先輩の名前を呼んで身体を揺すった。
mg「 しょう”た”くん” 、!!!! 」
mg「 そうだ .. きゅうきゅう 、、救急車 、 」
俺はやっと救急に電話を掛けた。
俺の最愛の恋人、渡辺翔太は死んだ。
死因は包丁を腹部に刺したことによる出血多量。
そして、自殺だと考えられている。
警察によると、
歌◯伎町界隈の薬物所持はここ最近、大麻所持で警察に目をつけられていた。
その情報がどこからか漏れ先輩ホストたちに広まり巡り巡って翔太先輩にも伝わった。
そして翔太先輩は警察を恐れていた。
また翔太先輩は最近しばしば大麻乱用の影響で幻覚を見ることがあった。
その幻覚は先輩ホストの前で表れることが多くたまたま俺といる時に幻覚を見ることはなかった。
しかしあの日。
翔太先輩は大麻のせいで幻覚を見た、それも警察に追われる幻覚。
警察を恐れるあまり、ついに幻覚に警察が現れてしまった。
そして幻覚内で警察に追いかけられたために部屋を逃げ回り、物を投げたり落としたりした。
しかし症状が緩和されることはなく、
ついには自分の手で包丁を腹部に刺した。
との見立てらしい。
それを聴いた瞬間俺は涙が止まらなかった。
なんで俺は先輩の大麻乱用を止めなかったのか。
なんで先輩は幻覚で苦しんでいたことを俺に言ってくれなかったのか。
なぜ俺はそれに気づけなかったのか。
先輩の恋人なのに。
心が先輩を問い詰め、自分にも問い詰める。
いろんな俺の声が脳内でこだまする。
なんで、という気持ちが止まらない。
自分に対しても先輩に対しても。
やっぱり、俺がどうにもできなかったんだ。
何もしなかったんだ。
俺が先輩を守らなかったんだ。
俺が悪いんだ。
俺が先輩をこんな“闇”じゃなくて“光”の世界に導いていれば先輩が死ぬことなんてなかった。
俺が先輩と関わったからだ。
俺が先輩を好きになったからだ。
そう思ってしまったら俺と先輩が出会った頃から運命は決まっていたような気がして堪らない。
どれだけ自分を責めても、翔太くんは帰ってこない。
「俺が守る」って約束したのに、
「一生離さない」って誓ったのに__
__
コメント
2件

うぅ、悲しい気持ちが止まらないです😭
ふぇ ߹~߹