人殺し

今日は休日

仕事日和だ

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「手を挙げろ」

ターゲットの家に侵入して、銃を突きつける

ターゲット

「ひぃぃ…、」

いつも弱っちいやつばかりですぐに仕事が終わる

バン!!

バタッ…

次のターゲットは…

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「君だ」

「……！？」

ターゲットは、あの、優しい女の子だった

女の子

「…、？！なんで？！」

え…？あの女の子が悪いことをするはずがない…

本当にターゲットか？

違うはず…

女の子

「…もう、いいよ」

女の子

「撃って」

こんなの、撃てるはずがない

「そんな…悪いことなんてしていないでしょ？！」

女の子

「したよ、たくさん」

していても…

していても…

私には良いことをしてくれていたじゃないか！

「打てないよ…!」

女の子

「撃て!!!」

「……」

今までのことから想像ができないような声で、少し驚いた

女の子

「お前は…、悪い人を殺すんでしょ?！」

女の子

「田中を殺していたじゃない！！」

知っていたのか…

女の子

「私は悪いことをした…!」

女の子

「早く！！殺しなさい！！」

女　の　子　が　望　む　な　ら　…

　や　っ　て　あ　げ　よ　う

バン！！

バタリ…

「あぁ…そんな……」

本当に撃ってよかったのか

本当に悪いことをしたのか

本当に望んでいたのか

撃ってから考えてもしょうがないことを考えていた

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田中はリーダーシップがあり、クラスをまとめてくれていた

女の子は優しくて、よく話しかけてくれた

今思えば、世界に悪い人なんていない気がする………