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え、好き…
寧々said
すると、死柄木の横に、あの黒いモヤが現れた
死「黒霧、13号はやったのか?」
黒「行動不能には出来たものの、散らし損ねた生徒がおりまして、1名、逃げられました」
死「、、、は?」
良かった、これで誰か来るはず
死「さすがに何十人ものプロ相手じゃ敵わない。ゲームオーバーだ。あーあ、今回はゲームオーバーだ。帰ろっか」
『・・・』
そんな、簡単に諦めるか?
ここまで大掛かりなことしておいて、何もせずに帰るなんて思えない
いったい何を企んでやがる
そう思っていたら、梅雨ちゃんたちが隠れているだろう方向に視線を向けた
『まさか、、、、!?』
梅雨ちゃん達を狙ってると、そう思った次の瞬間には、すでにそちらに向かっていた
そして梅雨ちゃんの頭を握ろうとしている
『梅雨ちゃん!!』
動け、私の体!!
『瞬発力!!』
死「、、、、ほんとかっこいいぜ。ソロモン」
相「白虎ぉぉ!!」
『グッ、!!』
私は折れた片腕を抱え走り、梅雨ちゃんを庇い肩に死柄木の手が当たって崩れる
痛い
死柄木を蹴って、距離を取る
『嘘だろ』
が、後ろに脳無がいた
死んだな、私
『あ゙あ゙ァァァァ!!』
もう片手を、折られた
痛すぎて、涙が溢れ視界がぼやける
死柄木に緑谷とイレイザーが襲いかかる
『やめて!!二人とも!!』
今更静止しても間に合わない
死柄木に攻撃を仕掛けた直前、脳無がそちらに向かって走った
案の定、イレイザーと緑谷の攻撃は意味をなさなかった
けど、、、、
『腕が、、、、、折れて、、、ない?』
どういうこと?
今まで、調節出来なかっただけで本当は腕を壊さず戦えるってこと?
そんなの今はどうでもいい
助けに行かないと・・・・
『その手をどけろぉぉ!!』
動かない体を無理やり動かし、死柄木を蹴って吹き飛ばした
体を支えきれず、私はその場に崩れ落ちた
『あ、、、、』
緑「寧々ちゃん!!」
痛すぎて、意識が飛びそうだ
そんな私を、イレイザーが支えてくれた
『イ、、、、、レイザー、、、、』
相「よく頑張った。ありがとう」
『あ、、、みん、、、、なは?』
相「白虎のおかげで無事だ」
『そ、、、、うです、、、か』
相「本当にありがとう」
そう言って、優しく抱きしめてくれた
今の私は、抱きしめ返すことは出来ない
少しして入口の扉が壊され、オールマイトが入ってきた
オ「もう大丈夫、私がきた!!」
『はは、、、、遅いよ』
そう思うけれど、やはりオールマイトの存在は大きい
みんなの顔に、笑顔が咲いたから
でも、いつも笑っているオールマイトは、怒っていた