奴隷が起きるのを待っていたら腕に何かつけているのが見えた。よく見ようと思って手を伸ばしたら風で防がれた。
kz「いたッ…」
hr〘kz!?大丈夫!?〙
ヒルは異常に俺に過保護でなにかあったらすぐ心配してくる。
kz「大丈夫」
hr〘モ〜…〙
hr〘ウド(ud)!!!魔法切ッテヨ!!!〙
ud〘ンェ〜言ウノガ遅イヨ〜〙(パチッ✨
ud〘ドーゾ〙
udが風魔法を切ってくれたおかげで腕輪を取れた。
普通のように魔法がかかっていてイライラした。
kz「当たり前のように使ってる…」
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しばらく経って精霊たちが起きたって報告してくれたから行った。
彼はなにが起こっているのか理解できていないらしい。顔をよく見ようと思って近付いた。
kz「へぇ…オッドアイなんだ…」
kz「きれいだね…」(グッ(目開
kz「…ムカつくなぁ!!」
そう言ってあいつの目を刺した。すごく痛そうな悲鳴をあげて泣きながらこっちを見てくる。
kz「ねえ、痛い?痛かった?痛かったよね?」
心の声が痛いで溢れかえっている。俺はなぜかそれが嬉しかった。
嬉しそうにしていたら俺が狂ってるって思い始めた。
kz「俺が狂ってるって?…そんなことないよ(笑)」
そう言って、また作業を始めた。
次は爪切りならぬ指切りだ。syuに目を塞いでもらって切った。とても痛そうな悲鳴が聞こえてきた。
しばらく経つとあの奴隷は気絶した。
ヒルが貧血で気絶したんじゃない?と言ってきた。
kz「…つまんな」
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精霊たちと話していたら、扉の開く音が聞こえた。
音が聞こえた方を見るとあいつ…fuがいた。
kz「なに、許可も出してないのに勝手に入ってくんなよ」
fu「kz…なにして…」
kz「見ればわかんだろ、邪魔すんな」
fu「なんで…」
fu「kz…rmを…返…して」
kz「は?」
kz「返してって…大事に持ってないお前が悪いだろ」
fu「rmがなにをしたんだよ!」
fu「さっさと返せよ!なんでいつもこういうことするんだよ!ふざけんな!」
fu「なんでもかんでも俺から奪うなよ!」
その言葉を聞いて俺は静かにキレた。
kz「なに言ってんだよ」
kz「なんでお前が被害者面してんの」
kz「俺の方が被害者だわ」
fu「…え?」
kz「さっさと出てけよ」(ズズッ(矢出
kz「出ていかないなら死ねよ」
そう言って闇で作った矢をあいつに向けて放った。 …放ったと思ったのにいきなり目の前が光で覆われた。眩しくて目がくらんだ。
次に目を開けたとき、syuが俺に覆い被さっていた。背中には俺が作った矢がたくさん刺さっていた。
syu「ッ…」(コフッ(血吐
kz「…syu?」
syuはかすれた、か細い、頑張って出した声で
syu「…か…さま……..ぃじょぅぶ…だ…ぃ…じょぶ…ッ…」
と言って倒れた。
kz「syu…?」
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kz様が矢を放ったところまでは普通に見ていた。けれど緑髪の方に矢が届く直前、部屋が一気に明るくなった。俺は一瞬でkz様を守りに言った。矢が光で反射され、kz様の方に向かっていったからだ。
syu「ッ…」(バッ(被
(ドスドスッ(矢当
syu「ぅッ…」
俺はそのままkz様に覆い被さり矢をすべて受けた。
kz様は驚いたような不安そうな顔をして俺を見ていた。
俺はkz様に大丈夫と頑張って伝えた。伝えたあと、意識を手放した。
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kz「syu!…syu!なんでッ…」
kz「ッ…」(ギロッ(fu睨
俺はなぜsyuに矢が刺さっているのか分からなかったがfuが原因だということはわかってfuを睨んだ。
kz「…ぁッ…ラート?」
fuの後ろには哀しそうな顔をしたラートがいた。
なんでfuなんかに…やっぱり…ラートも …
fu「kz…」(近
kz「ッ!来るな!出てけ!出てけよ!!!」
fu「なんでそんなにッ…」
kz「こっちが聞きてーよ!!!なんで俺から何もかも奪ってくんだよ!!!」
俺は泣くのを我慢して言った。
fuはなにも知らないような考えでこっちを見てきた。
kz「知らんふりすんなよ!!!」
kz「父上も!!!母上も!!!皆からの期待も!!!俺の努力も!!!才能も!!!」
kz「全部奪ってったくせに!!!」
今まで思ってきたことがぐちゃぐちゃになって出てきた。
kz「今度はッsyuまで奪ってくのか?!!!」
kz「いったいッいくつ俺から奪えば気が済むんだ!!!」
俺は感情的になりすぎて闇魔法が暴走してる感覚を感じた。
kz「来んな!!!出てけッ出てけよ!!!」
kz「二度とッその面見せんな”ぁ”ッ!!!」(ゴボッ
闇魔法の黒いぐちゃぐちゃ…今の俺の感情が闇となって出てきて、fuと青髪を部屋から投げ飛ばした。
kz「ッ…グスッ…しゅーとッ…」(泣
俺はしばらくsyuを抱いて闇の塊に引きこもった。もうなにも見たくなかった。
〘kz!!!〙
kz「う”るさい”ッ!!!!!」
精霊の声も聞きたくなかった。
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