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「ん、うーん..」
私は目を覚ます。
見覚えのない地形や綺麗な池や森。
「綺麗…」
その瞬間のことだった。
「グォオォォォ!」
後ろから怪獣のような鳴き声が聞こえた。
振り向いた先には、私の身長を裕に超える5mほどのドラゴンのような魔獣がいた。
「!」
私は気づいた時には逃げていた。
いやあれ何!ドラゴンみたいだったけど…
とりあえず!逃げないと私何されるかわかんない!
??「あら〜早々厄介ごとに巻き込まれたみたいね」
「いや誰?」
紫「私は八雲紫よ。あなたをここに連れて来たのも私」
「え?私がここに来たのもあなたが?いや助けてくださーい!ドラゴンみたいなのが襲ってきてて…」
紫「あなたは幻想郷というところにいまいるの」
「幻想郷?」
紫「ええ、ここに幻想入りさせられた人は能力を持っているのよ」
能力とはなんだろうか。あの奇怪な獣を倒せる力があるのか?
わからない。
「でどうやってその能力?を使うんですか?」
紫「あなたにはおそらく武器を創り出す能力があるみたい」
「創り出す?」
紫「今あなたが欲しい武器はあるかしら?」
「とりあえずあの魔物と戦えるものがあればいいんですが」
紫「ならその武器をイメージして、力を出すイメージでその武器を実物に移してみて。」
訳がわからない。イメージをし、能力とやらをその武器の形にすれば武器ができるなんて漫画でも聞いたことはない。
でも現状錬成?しないと私が死んでしまうかもしれない。
「イメージ、イメージ…」
その瞬間、辺り一面が突然強く光り出した。