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テラーノベルの小説コンテスト 第4回テノコン 2025年1月10日〜3月31日まで
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みつふぁんのみなさん!こんばんは、みつばです♪

意外にもみつふぁんちゃんが深夜帯沢山いましたねw

みんな!良い子は寝るんだよ🙃🙃

私は必死にチーズと連絡しながら仕上げてますw

今回桃赤描きます💘

あまあまあーる、ばちばちあーる、どちらもご用意しておりますので!

どうぞお楽しみください💘💘

あ、そうだみんなにアンケートね🙌🙌

私この後ここのコメ欄に固定しておくんだけど「私、本日タヒにました」という作品で

あれはギャグ全振りのキュンキュン小説にしたいので……w!

皆さんの思うキュンキュンと、ギャグかける方書き方教えてください😭😭

ほんとに誰でも大丈夫です、!

みんなの意見聞きたいんすよ、まじで😢

わかんないことばっかりのみつばなんです🙃

あ、なんかばっちりえっちみたいなのはご遠慮します🙃

例:せっピーしてしまう❌

・何かの拍子に胸を触ってしまう、揉む、押し倒す等️⭕️

・下着の透けや、浮きブラ、ホックが外れる等も️⭕️

というような感じで、あとはもうギャグにする方法教えてください、緊急です😢😢

それではどうぞ!








注意

・桃赤

・nmmn、BL

・桃クズ

・嘔吐🐜








赤視点

モ)りうらさんっ、りうらさんっ✨

モ)彼女いますかっ!?

赤)あっはは〜……、w

鼻に残る気持ち悪い香水の匂い

女の欲情したような顔

ひとつたりとも可愛いなんて思えない

その場は合コン、友人に

「酒を飲むだけ」

などと誘われて来てみればそこは合コン

帰ろうにも女に捕まり帰れない


モ)りうらさんっ…?

赤)え、あぁ、w

彼女いるかって、話

いるわけが無い。いるなら今この場にいるわけないだろう

でも、どう受け答えするべきか……

いると言えばいいのだが……写真の要求などに答えられない

いないと言えば誘われる先などホテル一択だろう

どうするか、などと考えていると

突然吐き気が催してきた

キツい香水の匂いと酒の飲みすぎだろう

赤)ご”っ、ごめっ、ちょっと御手洗行くね、

モ)あ、はーい、……

俺以外に男なんて沢山いるのに、なぜ俺だけに群がるのか、

友達からもよく言われるが俺は顔がいいらしい

性格も当たり障り無いため好かれるんだとか、

ゲイでは無いが、女はそこまで好きでは無い

欲情し、気持ちの悪い顔を向けてくる女が嫌いだ


)……ニマッ







赤)う”ぉ”っ、え”ぐっ、……泣

びたっ、びたっ、

便器に吐き出してしまった

食べたものも、胃液も

酸っぱい匂いがしてきて頭がクラっとする

赤)も、どらなくちゃ、……泣

目尻に残る雫を拭き取りながら歩く


)あのー、大丈夫ですか?

赤)ビクッ

赤)へ、へーき、です、w

)無理しないでいいんですよ?

)足元フラフラですし……

赤)あ、ありがとうございます、

)肩貸しますね、w

優しく笑った口元、優しいく香る匂い、前髪で目元は隠れていたがかっこいい

意外にも身体はガッチリとしていて男らしい

)あんな女の子たちじゃ嫌ですよねー、w

赤)あは、分かります、w

)俺、

桃)ないこっていいます、!

赤)俺はりうら、よろしくね、w

桃)はい、w初対面がトイレっていうのもあれですけど、w

赤)確かにね、w

桃)りうらさん、疲れてませんか?

赤)へ、……?なんで?

桃)顔がなんか疲れてそうで、w

赤)あっははー、w

赤)見たら分かりますか、w

桃)大体は、w

赤)あーいうふうに女の子に囲まれるの疲れちゃって、w

あ、やばいかも

彼はそんなに声をかけられていなかった

これって自ま……

赤)あ、あのっ、

桃)あ、全く怒ってませんよw

桃)それに実際イケメンですね、りうらさん♪

赤)あ、ありがとうございます、w

桃)…………

桃)もし良ければ、抜け出しませんか?w

いたずらっぽい笑みを浮かべ、こっちを見ている

赤)い、いいんでしょうかっ、……?

桃)一緒に抜けたら怖くないですか?w

優しく俺の手を取る

俺の手は冷えきっていて、ないこさんのは暖かい

ないこさん、手おっきくてごつごつしてる、

大人っぽい色気に引かれながらも、雰囲気に惑わされ

手を重ねた

赤)行きましょうっ!

桃)……はい、w







桃)……勢いで抜け出してしまいましたね、w

赤)ね、w

桃)この後どうしますか?

赤)ん”〜っ、……と、

桃)どこでもいいですけど……あ、コンビニ寄っていいですか?

赤)いいよーw

桃)酔い醒ましに水でもどうですか?

赤)あ!貰いたいな✨

桃)分かりました、w

軽く笑うないこさん。

よく笑ってくれている、さっきくるっと回った時にチラ見えした目元

ピンクで可愛らしい印象だ

チャラチャラと音がなるほどつけたピアスには妖艶さまで灯る

すべてを色気に変えるような人だった

赤)……かっこいいな、//

変に顔に熱が籠った

大丈夫、それは、

今が冬であると言うだけだから






ぴとっ、

赤)んび”ぁっ!?///ビクンッ

桃)戻りました、w

赤)お、おかえりなさい、……///

桃)携帯落としましたよ?

赤)え”、割れて……??

桃)ないですね、w

赤)良かった……w

桃)お水、どうぞ

赤)ありがとうっ、!w

桃)んくっ、んくっ、

喉仏が動く、上を向いて飲んでいるから前髪が分けられ、目元も見える

……美形

顔もいいし、性格もいい、

合コンか、運命の出会いとか、信じられるのかな





桃)俺の家、ここから近いんですけどきますか?

赤)え、迷惑じゃない?

桃)全く、w

赤)んー、ならお邪魔しても?

桃)了解しました、w

赤)……ないこさん、

桃)ん?

赤)りうら、終電逃した……

桃)ありゃま、確かにそんな時間ですねもうw

赤)泊まってもいいですか……?泣

桃)俺のなので服大きいかもしれませんけどいいですよw

赤)ありがとうっ、!






がちゃっ、ぎぃっ、

桃)ここ、俺の家です

赤)……いい匂いする、

桃)ありがとう、w

だんだんと敬語が外れてくるないこさん

無意識なのだろうな、可愛らしい、

桃)甘いもの好きですか?

赤)え、うん!

桃)デザート買ったのですが…食べますか?

赤)食べたい!

桃)持ってくね、w

赤)……敬語外して、

桃)…いいんですか?

赤)うん、wなんかやだ、w

桃)なら、分かったよw

赤)ん、そっちがいいね、w

ソファに腰かけて、貰ったデザートを食べる

ないこさんもすぐ隣に普通に座ってきて、ドキドキする心臓を必死に留める

まだ、出会って一日で何を想像するか、脳だけは回っていて嫌になるな

桃)ん、これうま…✨

赤)俺のも美味しぃっ、✨

桃)…ジト

赤)…💦

赤)ど、どしたの?

桃)1口ちょーだい、

赤)え、いいけど…

桃)ぁ、

赤)え”

桃)なに、ほら早く

赤)ぁ、…う、ん…///

桃)んむっ、…んまぃっ、!

赤)良かった、?

桃)はい、俺のもどーぞ

赤)ぇ、ぁ…///

赤)んむぅっ、…おぃひっ、!✨

桃)良かった、w

桃)俺結構コンビニスイーツ食べるからイチオシだよ、それw

赤)そ、そーなんだ、w

また来る時買ってみようかな、w

桃)お風呂入る?

赤)あ、じゃあ借りようかな、w

桃)分かった、w

桃)俺のだから大きいと思うけど…転ばないでね?w

赤)そんなに小さくないよ、w

桃)お風呂上がったら俺の部屋来て?

赤)、?分かった、

桃)寝るとこ俺の部屋しかないんだよw

桃)俺の部屋で寝てもらおって思ってさ、w

赤)…ないこさんは?

桃)え?俺はソファ…

赤)だめっ!

赤)ならりうらがそこで寝るよ?

桃)それはお客さんだし、…だめだよ、

赤)う”うっ、…

桃)…りうらが良ければ一緒でも?

赤)全然いいよ、ないこさんがソファで寝るよりは

桃)分かった、w







体を洗って、湯船に浸かって

ないこさんは香水をつけているみたいだけどシャンプーもいい匂いだ

人の家に泊まるなんて何年ぶりだろうか…

赤)…上がろ、///

のぼせて頭がおかしくなる前に、戻ろう





がちゃっ、

桃)ぁ、上がった?

赤)うん、w

桃)なら俺もお風呂入ってくるね、

赤)はーい、

桃)自由にしてていいから

赤)ん、

ばたん、

扉が閉まり、1人になる

ないこさんのいたベットに軽く腰をかける

ぽふっ、と柔らかい音がした

共に、ないこさんの良い匂いもかおる

この匂いにずっと惹かれている

いい匂いで、甘くて、優しくて

どんどん好きが増えていく

赤)…初対面なのに、///

ばかみたい、





ぎぃっ、

桃)お風呂上がりました、w

赤)おかえりなさい、w

桃)お隣いーい?

赤)もちろん、w

ぽすっ、

桃)ふぃー、…

桃)ちょっと失礼、

カチッ

小さく音が鳴る

ないこさんの手元では電子タバコが光っていた

赤)…吸うの?

桃)ん、__の影響でね、w

なんて言っていたか煙草を咥えていて上手く聞き取れなかった

だが、大切な人なのは間違いないだろうな

ないこさんとタバコ、絵になるな

顔もいいし、お風呂に入ったから前髪は真ん中で分けていてかっこいい

先程まではちらりとしか見られなかった瞳がはっきりとこの目に映る

愛らしく、綺麗だ

桃)…ところで___、

赤)、?


ぼふっ、

桃)俺、下着とか渡さなかったんだけど…今何履いてるの?

赤)ぇ、…///

たしかに下着は渡されていない

大きめのジャージ1枚でズボンも渡されなかった

疑問を抱いたが、新しい下着を持っていなかったそれだけだろうと

そう思っていた

軽く手首を掴まれて、布団に押し倒されている

何故だろうか、この状況に少しの興奮を得ているのは

赤)な、にも、はぃてない、…です、///

桃)…ふーん、w

すーっ、と指先を下半身に持っいき、来ていたジャージを胸あたりまで持ち上げられる

桃)…普通にノコノコ男の家に来て、男と二人っきり

桃)襲われるって考えなかった感じ?w

赤)ぇっ、…///

桃)あ、もしかして、…

トンッ

下腹部あたりに指を置かれる

軽く、叩くように

桃)処女?♡♡

赤)ぁ”ぅっ、…//

桃)大丈夫、処女も大好き、

桃)りうらの1番、貰っちゃうね、w



赤)ぁ”っ、…やっ、///ピクッ

桃)大丈夫だよ、w

桃)痛くしないから♡

ぼそっ、と耳元で弾かれた一言

俺の脳を駆け巡り、熱へと変わる

先程の甘ったるい空間に唇に熱を落とされる

唇だけを重ねるキス

ふわりと香ったタバコの匂い

くさいのに、嫌いになれないの







ぱちゅっ、ぱちゅっ、♡♡

赤)ぁ”っ、あ”っ、♡♡ビクビクッ

赤)や”っばぃっ、♡♡ちかちかするっぅ、泣

桃)大丈夫っ、気持ちいい証拠だからっ、♡♡

目が弾けるほど進んだ行為

きちんとゴムもしてくれていて、後処理もするという話でヤられている

ゴムは先程のコンビニで買ったものだそう

痛いかどうか念入りに確認してくれて、優しく身を重ねる

少し痛いが、倍以上の快楽から逃げられない

だんだん頭が働かなくなってきて、ただただ自分のお腹辺りに膨らんだ

ないこさんのものを見つめて嬉しそうに頬を赤らめる

桃)っ、りうらっ、♡♡

赤)はぃっ、?♡♡

ちゅっ、

赤)んっ、/泣

赤)んっ、んぅっ、♡♡

桃)ちゅっ、ちゅるっ、

たびたび深いキスも落とされる

俺はこの一夜の関係からどうなるのか

そんなことを考えていたらまた腰を動かされて

快楽に落とされる

気持ちいいのに、抜け出せなくて、

抜け出そうともがけば、キスをされる

そんな、甘い話





赤)ぅ”ぉっ、…プルプル

鳥のさえずりから起きた朝

時間は10時

随分遅い。なぜなのかと隣を見ると誰もいない

ここは確か、ないこさんの家

あれから俺は…

考えると思考が少しづつ回復し、昨日自分が犯した過ちを理解してくる

しっかりと自分は何も服は着ておらず、体の至る所に赤黒い傷がある


とてとてとてとてっ、がちゃっ

桃)りうらっ、大丈夫ー?

赤)…めっっちゃ腰が痛い、泣

桃)そーだよねー、w

桃)昨日何回したか覚えてる?w

赤)…わ、からないですねぇ、w

桃)5

赤)うーわ、やっば、

桃)トびかけたら起こしてたから…w

赤)ひっどいわぁっ、w

桃)…ごめんね、?

赤)いや、…別に、…

赤)お腹辺りは痛くないし、ないこさんだって悪気があった訳じゃ……

桃)…わざとじゃないなら寝ぼけてなの?あれ、

赤)う”、

桃)別に俺は隠さないよ。俺は昨日確かにりうらとヤった、

赤)っ、……///

桃)…恥ずいの?

赤)…べつ、に、///

桃)可愛いじゃん、w

ないこさんは優しく介抱してくれて、朝ごはんから夕ご飯までお世話になり、

その日の終電で家に帰った

体にはないこさんの匂いを沢山つけて、見える位置にもつけられたアイ

俺の心にも確かに残った







桃「今夜10時ね」

いつも通りLINEが送られてくる

これが日常になった

一夜の過ちから始まる恋、そんなに現実は甘くない

ないこさんは今でもこうやって呼び出してくれるが

最低なヤツは平然と金も奪って捨てるとか何とか、

俺はそしたらいい人なのかな、なんて狂った考えが脳を支配する

ないこさんと初めてヤったあの日、

その1週間後にまた呼び出され、ヤられ、それからどんどん日の間が無くなり

今では毎日のようにこの1本のLINEからはじまる

俺が最初に魅せられたあなたは偽物だったとようやく気づいた

今ではゴムはしないし、中出しなんて1回に何回もするし、

急にドSになるし、興味無いことには何も手をつけてくれないし、

自分が疲れたら終わるし、後処理なんて一切ない

それでも、あなたのそばにいるのは

あなたの着けたタバコの香りと、このアイのせい

毎回、行為が終わる次の日に優しい笑顔を見せてくれて

「大丈夫?」って言ってくれて

最後にひとつ、アイをつけていく

毎日同じ位置に残る傷跡が、俺を一生離さない

赤「分かった、明日は家にいるの?」既読

桃)「…わかんない、」

こんなのだって日常茶飯事

いつになったら、俺はあなたのセフレ玩具から恋人本気になれるの?

いつも、そんなことを願いながら向かう

慣れた道のり、何度だって来たから

最初のようなあなたも大好きだけれど

その後にあなたが見せてくれた素の表情も嫌いじゃないの

なぜなのかな、





赤)………、

くるくるくるくるっ、

髪をアイロンで巻く

わざわざ、あなたと会うためだけに

リップも塗って、簡単なメイクもして

どうせ汚れるのに、自分に似合う服を探したり

全部全部、あなたのため

あなたに見てほしい、それだけ

赤)……ニコッ

赤)ん、口角もいい感じ、

口角の微調整までして、あなたに会いに行く

心に淡く残る、期待溢れる恋情とともに











がちゃっ、

桃)…おかえり、

赤)ただいま。

桃)今日何したい?w

赤)、別に、いつもヤってるだけじゃん

赤)りうらに決定権なんてないくせに

桃)よくお分かりで、w

赤)何年こんな関係してんの、w

桃)もう…2年くらいたったかな?

赤)確かにね、

桃)ほら、入って?

桃)今日はクリスマスだよ。

赤)…あー、そういえばそうだ

桃)忘れたの?w

赤)忙しくて、w

桃)自分の体、大事にしなよ?

赤)どの口が言うんだ

あなたとあったのも冬だった

雪は降らないけれど寒かった冬の日

今とは関係が違っていて、それでも変わらないひとつの思い

「好き」

それだけが、俺を支配して

離してくれないんだ

なんともまぁ、恋心とは気持ちの悪いものなのか

それを巧みに操られるこちらの気持ちもわかって欲しいものだ








赤)……あ”ーー、

また、腰の痛みで起き上がる

何回もヤれば治るだとか聞くが、ないこさんは毎回サイズが変わっていく

お腹辺りからする気持ち悪い感覚、これにももう慣れてしまった

なか出しされたまま、何も処理されていないのだろう

声もかすれていて嫌になる

普通にトイレに行き、自分で処理をする

1階へ向かえばあなたがいるのでしょう

桃)朝ごはん、出来たよw

なんて、笑顔でこっち見てさ

昨日のはなんなんですかって、思うよほんと

赤)…ありがと、いただくね、






桃)…りうら?

赤)何?

桃)……俺、今日大切な話あるの、

赤)なによ、このクリスマス当日に

クリスマス当日の夜

イブの夜は明け、聖夜がやってくる

そんな日に、何を言うのか


桃)……俺、彼女いるんだ

赤)……ふーん、

薄々勘づいていた

なんで、俺みたいなのにないこさんが来てくれているのか

呼んでくれているのか

ただの玩具性処理道具のような扱いを受けてきていたから

知っているけれど

あの日、あなたが教えてくれた

タバコを吸うようになったのは彼女1番さんの影響でしょう?

悲しくて、胸が張り裂けそうだったのに黙ってた

あなたがもしかしたら、俺を見てくれる日が来るかもって思ってたから

赤)…なんでそれをりうらに伝えるの?

桃)……


桃)もう、この関係もやめたいなって、w

軽く乾いた笑みを貼り付ける

俺を責めてでも悲しませないように、そんな

建前が見える

あなたがそんなにいい人では無いことは知っていたし、

それでも離れなかったのは俺

あなたを責める権利なんてない。

瞳から滲み出た液は、瞬きをして隠した

赤)…なんでそんな急になの?

桃)、


桃)彼女妊娠させちゃって、w

嘘だ

あなたならせがまれなくても避妊具、ゴムを外したはずだ

そしたらたまたま妊娠させた

そんなとこなんじゃないの?

…分からないな

俺に見せていた面が彼女本気にも見せていたわけではあるまい

やっぱり俺は偽物で、彼女が本物なんだよね

赤)……そー、なんだ、w

桃)悲しくないの?

赤)、別に

赤)普段のないこさんのヤり方とかも関係してんのかもね

桃)なに、嫌味?w

赤)別に、

桃)ってことで、はい、

赤)?

桃)合鍵

手をすっ、と出される

あなたとも会うことはもう無くなる。そういう意味でしょ?

俺から合鍵をとって、また新しいセフレ作って、ヤって、

合鍵をとって、そんなのの繰り返しなんでしょ?

最後の最後まで最低だよ。

ちゃりんっ、

赤)……はい、

桃)ん、ありがと、

桃)じゃあ〜…

赤)……待って

桃)?何?

そんなにキョトンとした顔しないで

あなたのせいで、俺の心にどれだけの悲しみがついたと思ってるの?

そんな謝る素振りすらも無くて、なんで許されてしまうの?

許してしまうの?


赤)ないこさんから強引に始まったこの関係

赤)終止符を打つなら、俺にだって自分勝手1個ぐらいさせてよ


桃)別にいいけど、w

桃)なにすんの?金?

赤)そんなの、いらないよ

赤)金に困ってないし

桃)っそ、w

そんな興味無くなったものを見る目で俺を見ないで

最初くらいじゃないの?俺を獲物大切としてみてくれてたの

あとはもうセフレ玩具じゃない?

酷いよ、酷い

どれだけ、人の心を弄べば気が済むの?

辛いよ

なら、あなたにも同じ恋心を残そう

俺と同じ、愛の傷を



赤)ないこさんはさ、たくさん俺にキスマとか噛み跡つけたじゃん?

桃)うん、そーだね、w

赤)俺にもひとつ、噛み跡つけさせて

桃)……そんだけ?

赤)それ以外いらない

桃)あっそ、変なの

笑いもなくなったその顔

嫌だな、本当にいらないものにされたんだ、俺


がりっ、

一噛み、あなたの優しく香る香水の付いた首筋に

もう二度と会うことは無いし、最初になんて戻れない

あなたに沢山つけられたこのアイ、俺の心にまでキズを残したのに

あなたには届かないの

おかしいよ、本当

1度でいいから、振り向いてよ

そう願った夜は心の中に溶かした

前を向いて歩くなんて出きっこないな


赤)…じゃ、さよなら

桃)ん、さよなら

あなたの見える位置に付けた噛み跡恋情

見たら、悲しくなるなんて分かってたのにさ

ばかみたい、自分からつけに行くなんてさ

それくらい、振り向いてって


俺なりに伝えてたんだな

ばたんっ、








扉が閉まって、外に放りだされた

この、なんとも拭えない寂しさと悲しさを涙で流した

服にシワがつく度に見えるあなたからのアイ

偽物だったんだよね、ぜんぶ

俺なんて、最初からどうでもよかったんだよね

知ってた、知ってたのに



赤)あなたのっ”…傷がっ、匂いがっ、”泣


赤)俺を離してっ、”くれなかったの”っ、泣

愛とは、恋とは、

なんとも憎く、汚らわしい

美しい恋情が溢れる世の中なら、人々は


恋情の絡む涙など、存在しないのに

俺みたいなものも、存在しないのにな


ただ、1度

あなたに一番にを見て欲しかった












「忘れられない、あなたの香り」 end

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