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5 - 第5話 瀬名先輩の秘密

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2022年09月28日

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次の日の朝……

「おはよう〜。」

「おはよう!朔間くん!!」

「朔間くんって呼ぶのやめてくれない?兄者みたいで嫌なんだけど。」

「ご、ごめん…。じゃあなんて呼べば…?」

「凛月でいいよ。」

「りつ…?」

「うん。」

「凛月くん?」

「くんずけもダメ。」

「りつ……?」

「よく出来ました。」

「おはよぉ〜。」

「なっちゃんだぁ〜おはよう。」

「なっちゃんって鳴上くん?」

「そうよぉ〜。」

「同じクラスだったんだね!!」

「そうよぉ〜。改めてよろしくねゆいちゃん!」

「うん!」

昼休み……

「ゆうくぅぅぅん♡♡」

「い、泉さん?!」

「ゆうくん!会いたかったよぉ〜♡♡」

「ちょっとやめてよぉ〜」

「休み時間からゆうくんに会えるなんて幸せ〜!♡♡♡♡」

「ちょ、ちょっと用事があって…」

「用事?!なんの用事があるの?!」

「ちょっと…」

「ちょっと瀬名先輩!!!遊木先輩が嫌がってるじゃありませんか!離してあげてください!」

「ちょっとかさくんうるさいんだけどぉ〜??」

「はぁ…うるさい。。」

「かさくん邪魔しないでよねぇ〜?」

「嫌がってる人を放ったらかしには出来ません!」

「はぁ…いい?かさくん。これはゆうくんに対しての愛情表現なの。分かる??」

「どこが愛情なのですか??わたしには全く分かりません!」

「後で覚えときなよぉ〜クソガキ」

瀬名先輩はその場を後にした。

「ス〜ちゃん?」

「あっ!お姉様!」

「全く瀬名先輩は……。」

「大変だね、、」

「私の方がまだしっかりしてます!」

「そ〜だね!私あんな姿初めて見た…」

「去年からそんなな感じをお聞きしました。」


キーコンカーコン

チャイムが鳴った。

「bellがなりましたね。私達も行きましょう。」

「そうだね!!」

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