あー新作書きたい。できれば超大作…とまでは行かなくとも…せめて10話くらいは…ね…
うーん…そういえばオリキャラたちの新作非公開にしたんですよ…ネタ不足とか、あとはバトルものを小説で描き切るのが難しかったので…
どーしよっかなー()
とりあえず…設定が難しすぎるとかだと困りますしね…()
新作ではないんですけど…以前のアカウントで投稿していた『吸血鬼モノ』をリメイクというかほぼほぼ変えるんですけども…()
というわけでー、説明より本文読んでいただいた方がきっと分かりやすいでしょう。
書きます!
…ぽつ、ぽつ。
僅かな通り雨のあと、少し風で揺れた草から水滴がこぼれる。
日帝)……月だ、綺麗……
通り過ぎた厚い雲から、満月から少しばかり欠けた月が顔を覗かせた。
…彼はデビルハンター。軍隊で働く傍ら、裏稼業として悪魔を狩る仕事を請け負う。
日帝)…今日の依頼は………。
『吸血鬼』
人間から生き血を啜る。人と見かけは変わらないが、日中外に出るには常に日差しを避けなければならない。
日帝)……そろそろ行くか。
月に少し雲がかかった…。
日帝)ここ、なのか?
……こんなに汚れた通気口しか入口がないなんて。煤けた薄暗い中を這っていくと…ダクトの外にある突き当たりに出た。
日帝)……服と顔が汚れてしまったな…
日帝の少し幼い色を残した顔は薄灰色の煤で汚れていた。
…とはいえ…そんな事を言って顔を拭く暇はない。
ここは吸血鬼の棲家…どこから襲われたって、変ではない。
……
日帝)……刀が、ない…?
どこかで腰紐が解けたのだろうか。
ダクトに戻れば、あるのかもしれない。
日帝)………。
いや…今戻るのは、近づいているかもしれない敵に無防備な尻を晒してしまう。
日帝)…拳銃で……果たして撃退できるのだろうか?
とん。
肩に手が置かれた。
……手からは体温を感じない。
日帝)……誰だ!
??)…ふふ。
にやりと笑った口からは…細く鋭い牙が覗いていた。
……彼が…シルクハットを被り、タキシードを着こなす彼が…吸血鬼なのだろうか?
……まずい…。頭が…
…彼に見つめられた時、俺はふらりとそこに倒れてしまっていたようだ。
??)…眠ってしまったか…。
……私の…愛しい子…♡
次回に続きます。