■目黒side
俺の家族は……いわゆる裏社会の人間。誘拐・窃盗・人身売買や殺人…。何でもする奴らだ…。
小さい時は、両親の行ってることに気づかず、みんなを笑顔にできるアイドルに純粋になりたいと思っていた。
そんなある日、学校が早く終わって帰宅すると、知らない人が血だらけで倒れていた。
🖤少年
「ねぇ!起きて!!どうしたの?大丈夫!?」
倒れている大人 「……。」
駆け寄っても反応がない…。
するとリビングから、母さんが
🖤母
「そいつはもう起きないわよ?蓮。…早く帰ってきたのね…丁度いいわ、あなたにも手伝ってもらおうかしら」
🖤少年「え?手伝うって何を…」
🖤母「もちろん 人を○す事よ。」
🖤少年「…。嫌だよ…俺…人を○すなんて…。」
🖤母「母さんの言うこと聞けないの…。」
🖤少年「!?やだ!母さん!!離して!母さん!!」
母さんに連れてかれたところは…窓のない暗い空間…。そして…割れた大きな鏡…。その前に立たされ、俺は…
🖤母「私たちは、闇の中に生きている。あなたは私達の愛する息子。あなたは、普通には生きられない♡蓮、母さんに続いて言いなさい♡僕は、光を浴びてはいけない存在。大丈夫よ、蓮♡私たちがあなたを守るからフフッ♡♡」
《光を浴びてはいけない存在》
…この言葉は、何年経っても忘れることは無かった…。
母さんが洗脳したんだろう…
そう気づいた時には、もう遅かった…。
父さんは、裏組織のボス…。命を狙われることも多い。そう、母さんが殺していた人たちは、父さんを殺そうとした人たち…。本当に…父さんを殺そうとした人たちなのか…。部屋のもの陰に隠れて聞いたことがある。
🖤父「お前たちのあるべき場所へ返してやろう。あの世へな!!」
裏組織モブ①
「アッウゥ…。ヴァァァァ!!!、」
🖤母「汚い鳴き声…。さぁあなたはどう泣いてくれるのかしら?」
裏組織モブ②
「俺たちはあなたたちの指示に従ってッ……。」
バタッ
🖤父「俺達の命令は絶対…。それを破るものは、味方であっても容赦はしない…」
🖤少年「……。ガタガタ」
俺はいくら命令されても、殺すことをしなかった。人として…両親のしていることは間違っていると思ったから…。けどこのままじゃ、逃げることも出来ない。
俺は両親の反対を押し切って、ジャニーズ事務所に逃げるように応募をした。5年間だけという約束をして…
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🖤その約束の期日が近づいてきて、俺を家に帰すために、阿部ちゃんを攫い…こーじを傷つけた…。俺は…2人を巻き込んだ…。俺は…SnowManには…いらなッ
💛ストップ!
🖤…。
💛お前なぁ、SnowManは9人でSnowManなんだ。ある意味洗脳に近いのかもしんねぇ…。けど、昔と違い、今は仲間がいんだろ?仲間に頼って頼って頼りまくって、それで喧嘩したら仲直りすればいい。人生一度きりなんだ…。後悔しないように、がむしゃらに頑張るしかない。アイドルだって、生半可な気持ちじゃ出来ないだろ?家族のことは、ひでぇとは思う。お前は何年も戦ってきたんだ。もう…決着つけていいんじゃないか?
🖤……。
💛目黒。お前はどうしたい…。一人の人間として、何も出来なかった小さい時の目黒蓮じゃなく、大人になった、SnowManの目黒蓮として!…お前はどうしたい?
🖤……。俺は。。
ピコン
✉蓮、自由な時間はこれで終わりだ。阿部亮平を返して欲しくば、来い。この場所でお前を待つ。……逃げることはしない方がいい…
お前の為にもな…。
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