エーミール
期間がかなり空いたので前回のあらすじです。
私、エーミールは我々国に入った物の、何処の部隊にもつけず途方に暮れていたところ、偶然我々国内でもトップの実力を誇るゾムさんとで会います。
ゾムさんは逃げていたので私が逃げ道を教えたら、今夜お礼に来ると。
そして、そんな夜私の部屋の窓にゾムさんが本当に来て・・・!
これが前回のあらすじです。詳しくh
ゾム
詳しくは前回の俺達/私達が四流組になった過程物語をみてくれぜ!
エーミール
とられた!そっそ、それでは!気を取り直し!ほんp
ゾム
ふぅぅん!本編スタートだぜ!!
私、エーミールは窓の縁にたっているゾムさんに手を伸ばしそのまま・・・
真下に落下した。
エーミール
へ、う、うぎゃぁぁ!!
そりゃそうですよね、人間って重力に逆らえないもん・・・て、そんな事じゃあ、やば死ぬ・・・!
驚き過ぎて私は恥ずかしながら、気を失ってしまった。
エーミール
く、うぅ。あれ!?ここは!?
ゾム
あ、起きた。
エーミール
えぇーとゾムさん!私、えと
ゾム
気絶してたで。案外ビビりなんやなえみさん。
ゾムさんは自身の持ち武器であろうナイフを磨きながら口をいたずらっ子のようにとがらせている。
エーミール
えぇと、なんかすみません・・・
ゾム
いや。ゆるさん。
エーミール
えぇ!
意外と、いやかなりショックなんですけど・・・
ゾム
それよりえみさん、みてや!これ!
しょぼくれている私に対して反比例してテンションの高いゾムさんは自身のナイフを天に向けてそう言った。
私もつられて上を向くとそこには。
満点の星空があった。
エーミール
す、すごい!
ゾム
だろぉ!いやなことがあっても気分が良くなるやろ!
そうゾムさんは無邪気にいう。
ゾムさんの目はフードの影で見えないが、きっとキラキラと子供のような目をしているのだろう。
ゾム
えぇと、あの星座!見たことあんねん!えぇと、確か・・・
エーミール
・・・オリオン座?
ゾム
そう!それ!えみさん凄いな!
え、じゃああれは!
エーミール
わかんないです。
ゾム
じゃ、じゃああれは?!
エーミール
知りません。
ゾム
お前・・・オリオン座意外しらへんのか。
エーミール
じ、自信を持って言えるのはです!
ゾム
今度からお前のことオリオン座エーミールって呼ぶわ。
エーミール
や、止めてくださいよぉ!
そういいながらも私とゾムさんは笑い合いながら一晩を過ごした。
ゾム
よ!エーミール
エーミール
あ、ゾムさん!
それから私達は、軍隊で会うたび話をするなかとなった。前は町中に言って一緒にご飯を食べた。
ゾム
いやー!最近練習がきちいよ・・・
エーミール
あぁ、戦争が近いんですよね。
ゾム
せやで、あぁ。サボりてぇ!
エーミール
しょうがないですよw私だってこっちで頑張るので、ゾムさんもがんばりましょ!
ゾム
えみさん・・・なんかイラついたわ。
エーミール
何でぇ!?
ゾム
wwwじゃな、えみさん。また後で!
エーミール
はい、また。
・・・本当に凄いですね。彼は、私なんかとは違って。
エーミール
(は、行けない。早く書類を完成させないと・・・!)
私が少し早歩きで進んだ瞬間、突如、腕を後ろに引っ張られた。
エーミール
うわ!
引っ張られた衝撃で尻餅をつき、後ろを見る。そこにはクスクスと笑っている女子の隊員と、少し怒ってるような男性の隊員がいた。
エーミール
えぇと、どうかしましたか・・・!
急に胸ぐらをもたれ、殴られた。
エーミール
痛っ!
モブ隊員男
お前、うざいんだよ。あの味方最大の脅威といわれ、名が高いゾムさんの近くにいつも居てうぜぇんだよ。
モブ隊員女1
本当本当。いっつもヘラヘラ周りにて。ただでさえ難関といわれるD国と戦う具体的な作戦もきまってないし。
モブ隊員女2
ほんとそれ。あんたみたいな目障りが居るとゾムさんだって集中出来ないでしょ!
今の言葉、全て八つ当たりなのは分かる。ゾムさんは実際めちゃくちゃ凄くて、かっこよくて、皆の憧れだし、女子の隊員の中にはきっと好いてる人のいるだろう。
それでも・・・やはり・・・
エーミール
(自分でも気にしてること、言われると、辛いですね・・・。)
私が殴られた頰を押さえ、涙が少しにじんだとき、あの声が聞こえた。
ゾム
おい。
モブ隊員達
ぞ、ゾムさん!?
ゾム
お前ら、俺の友人に何してくれてんねん。
モブ隊員
こ、これは・・・
ゾム
エーミール、大丈夫か。
エーミール
すみません・・・私のせいで・・・
ゾム
いや・・・。うん、せやな。
エーミール
っ・・・!!
ゾム
えみさん!幹部になろう!
エーミール
・・・え?
ゾム
そうと決まればレッツゴー!
トントン
はぁ・・・これもアカンな。
グルッペン
甘い物を食べたいゾ!
トントン
うっさいわぁ!速う決めへんと軍隊の皆が困るやろ!
グルッペン
そだけど、攻略が難しいD国どう崩していくか・・・
トントン
うぅーん・・・
バゴン!
ゾム
ちぃーす!失礼するぜ!
エーミール
アバババ、扉が・・・
トントン
ゾム?!・・・と誰や。脇にいるやつ。
グルッペン
おいゾム!もしかしてお前幹部になる決意が!
ゾム
おん!せやで!
トントン
お!急やな。心変わりすることでもあったか?
ゾム
まぁな!
ゾムさん、幹部になるそうです・・・て、違う!めでたいけど!なんで俺はここに!
トントン
そんで、その横のやつは・・・
ゾム
エーミール!俺の友達!せや!トントン、こいつも幹部にしたってくれ!
トントン
はぁ?!いや、無理やて、そんな何処の部隊にも所属してない奴をいきなり幹部て、
ゾム
じゃあ俺幹部ならんで。
トントン
うっ!
グルッペン
まぁ待てトン氏。ゾム、お前が幹部になるのはいいだろう。ただエーミールって、いったかな?そいつの能力を見てみようじゃないか。
ゾム
・・・!おっしゃ、えみさん!じゃあ早速D国に攻め込むルートを考えてくれ!
エーミール
なんで私なんかが・・・
ゾム
いいから!な!
エーミール
分かりました・・・
エーミール
と、言うルートはどうでしょうか・・・。
(まぁ却下されるでしょうけど。)
トントン
・・・凄。
エーミール
え?
グルッペン
エーミール・・・お前天才やな!
エーミール
嘘・・・でしょ?
グルッペン
嘘ではないぞ!こんな才能、生かさん手がない!!エーミール!正式な幹部とは少し違うが、ならないか!下っ端にいるだなんてもったいない才能だゾ!
トントン
まぁ、これは普通に凄い。才能やろこれ。
エーミール
いいんですか?私なんかが・・・
ゾム
えみさん!なんかがって才能じゃないんやで!エーミールは!
エーミール
・・・!ありがとうございます!
俺!幹部でこういう作戦考える役に就きたいです!
グルッペン
あぁ、元々そのつもりだ!
次の日からゾムさんと同じく、幹部として働くことになった。
因みに、D国との戦争は無事勝った。
グルッペンさんは、私の作戦のおかげだといっているが、いや、そんなことあるかも知れない!(イキリ)
エーミール
あ、
モブ隊員
げ!
・・・お前、幹部にっなたからって調子乗るなよ!どうせお前!三流の幹部だろうが!
エーミール
三流・・・!あのね!
ゾム
へぇーえみさん、三流の幹部なんや、
モブ隊員
ゾム幹部?!
ゾム
俺はもちろん、一流の幹部だから・・・
えみさん!
エーミール
は、はい!
ゾム
二人合わせて《四流組》やな!
エーミール
・・・!ははw何ですかそれ!
モブ隊員
・・・くそ!
エーミール
あ、
隊員さんは悔しそうな顔をして走って行った。
ゾム
エーミール・・・
エーミール
・・・?
ゾム
これからは幹部として、四流組として、友としてよろしくな!
そういいゾムさんは自身の指を”一本立てた状態”で差し出してきた。
エーミール
・・・はい!四流組としてよろしくお願いします!!
おれはゾムさんの手にたいし、”指を三本たてた状態”でコツンと合わせた。
まだ、はじまったばっかりだ!
どうも皆さんカメ君です・・・
投稿して居らず本当に申し訳ない・・・
言い訳にしかならないのですが少し鬱にちかいじょうたいでした。なので一回全てから離れてリラックスしていました。後はスランプ気味だったてことぐらい・・・
せめて!これからは前回のように投稿出来ればいいなと、思ってて、少なからず我々国と獣族の短い物語が終わるまでは失踪しません!
さて、関係無い話になってしまいましたが、どうでしたか?楽しんでもらえれば幸いです。
ここまで読んで下さりありがとうございます!
それでは!
ーーーー小ネターーーー
実はゾムさんはエーミールの書類の作り方をお互いが会って遊んでいるときに見て、こいつ・・・実は出来る奴じゃ!と思いゾムさんは幹部にならないかと!・・・そんな感じです。
トントンの名前を知っていたのは、元々トントンからも幹部にならないかと言われていたから。
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