テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
MAKO
🌸の知り合いの神様は酒好きで、よくハナマルと晩酌をしているらしい。
ハナマルもいくら飲んでも🌸の御守りの癒やしの力で二日酔いも治してもらえるため、気兼ねなく飲みまくっている。
ユーハンも流石に神様相手では強く出られずに黙認している状態らしい。
そんな中、夕飯にハンバーグが出された。
野菜嫌いな執事たちはそっと野菜とサラダを避けて食べ、ナックとミヤジはハンバーグには手を付けない。
そこでハナマルが酔った勢いで「残り物だけ集めてお供えしてもバレなさそう」と言い出し、執事たちはキレイな皿にハンバーグ2人前と野菜をもりもりと乗せて神様を呼んだ。
「神様、ちょっと余っちまったから食ってくれねぇか?」
[・・・供え物の代わりか?美味そうじゃの。残り物なら遠慮なく貰おう]
神様はぺろりと全てを平らげ、執事たちはこっそりとガッツポーズをした。
その後も苦手なものを神様に押し付けることが相次ぎ、流石にロノも気づいた。
「おい!!お前ら!神様に嫌いなもん押し付けて!!」
「良いじゃねぇか、丁度1人前位になるんだから」
「神様も残り物でいいって言ってたし・・・」
「捨てるより全然良いでしょ?」
「・・・お、俺は少しは食べてるし・・・」
叱られても言い訳ばかりする執事達にロノは更に苛ついてきた。
「おい!怒られても知らないからな!!」
[・・・知っておったよ?]
「「「「「うわぁ!!!」」」」」
何時から聞いていたのか、神様は怒られている執事達の後ろからにゅっと顔を出した。
[別に気にすることはない。美味かったからな]
「そ、そうか・・・?」
ロノは納得できない表情でキツネ姿の神様の頭を撫でる。
[あぁ。お前の作る料理は美味い。
残すのは勿体ないではないか]
神様は気持ちよさそうに撫でられて、怒られている執事達に向き直る。
[ただ、我に嫌いなものを食べてほしいと言うならば、それ相応の対価を払ってもらわなくては]
「対価・・・?」
「それは、どんな?」
[酒じゃ。酒もよこせ]
「酒ぇ!?」
[うむ。料理に合いそうな酒を頼むぞ]
「・・・」
神様はちゃっかり食事を楽しむ気満々だ。
その後、ワインを片手に山盛りサラダを食べる姿が頻繁に見られるようになったらしい。
コメント
1件
うわああ第15話、めちゃくちゃ好きな回だったよ…!!😭💕 執事たちがこっそり野菜を神様に押し付けるの、子どもみたいで可愛すぎるし、神様も「残り物なら」って承知の上で乗っかってるの笑ったw 最後の「酒もよこせ」からのワイン×サラダの神様、強かで最高すぎる😂✨ ロノの「怒られても知らないからな!」に一瞬ヒヤッとしたけど、神様がにゅっと顔出したときの空気読みの上手さよ… 癒し系なのにちゃっかりしてる神様、推すわ〜!!