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「ゔぇ゛ぇ゛〜…死ぬぅ…」
「うわっ、ゆぅじゅ疲れてるね…」
「ほんとに大丈夫…?」
「なんか色々、部活とバイトが被ってたとかあったんじゃない?」
「しかも今依頼もやってるとこじゃん」
「あと作詞作曲も進んでないね…」
「ゔぁ゛ぁ゛…だぁじょぉぶっ、だからぁ、死亡フラグ刺しまくるのっ、やめで…」
どうも、絶賛多忙期の柚寿だよ…(瀕死)
ただいまのスケジュールがこちら☆
部活→全日本高校生絵画コンクールの締め切り一ヶ月前
バイト→アイスのチェーン店バイトがもうすぐ夏休みなのでシフト大量
依頼→ナカムさんからのが激ムズ、その他の未処理依頼も多量
作詞作曲→新MV投稿の予告日が三週間後
学校→テスト期間ラストスパート
…うん、終わってる。誰がどう見ても完全に終わってる。
誰だよこんな酷いスケジュール組んだのは!
神か?神なのか!?神厳しすぎだろぉ…(泣)
そろそろミー死んじゃうって。マジで死ぬ。過労死するうぅぅぅぁぁあ…。
「…あの〜、えっと、柚寿さん…?大丈夫?」
「んぅぬあっ!?うえっ、ここどこ!?えっ、やば今何月何日何時何分何秒!?」
「……っふw…えっと、今は7月4日16:58の美術室ですよ」
「っスゥ―――、やばい、記憶と時間が半日分飛んだ…なんも覚えてない」
え、じゃあミーは意識無いままテストやって授業受けて部活時間までぼんやりしてたの?
ないないないそれはマジで無い、終わってる。あぁ、授業の内容が…テストの点が…(死)
yju「ぐぁぁぁ…もう無理…終わっt」
―――〜…
きっと、届くはず
きっと、見えるはず
そんな、会ってみたい未来を
僕は、ひとりきりのセカイで
ずっと、そう、歌うたっていた
「あっ!この声…!!」
今、聞こえたよ
ほら、少しだけ
君を感じたよ
メロディーがリンクする
今、繋がるよ
今、重なるよ
伝えたかったこと
山ほどあるんだけど、どうしよう
Ah
Say wow-woah
見たこともない顔で
君は君をダメと言うけど
未来にいる理想の君を
今の君に押しつけすぎないで
Say wow-woah
見たこともない景色
見せ合ういつかが来るまで
辛いこと、泣きたくなること
たまには預け合おう
ハロー、セカイ
僕の声はちゃんと届いてるかい
思ったよりも大丈夫
君はひとりなんかじゃない
ハロー、セカイ
君の声もちゃんと届いてるよ
思ったよりも最高だ
僕もひとりなんかじゃない
行くよジャンプジャンプジャンプ
跳ねるダンスダンスダンス
いらない不安なんて踏んじゃってこう
ああでもないこうでもないも、
そんなのどうでもいいよ
やりたいようにやろう
Hello, Hello
もう一回ジャンプジャンプジャンプ
回るダンスダンスダンス
行きたい未来きっともうすぐだよ
ああでもないこうでもないも、
そんなのどうでもいいよ
やりたいようにやろう
飛び込んで行こう
僕らのセカイが
正解か不正解か分からなくても
僕にある思いも
君にある願いも
きっと消えないんだよ
ずっと世界は終わらないよ
今、繋がるよ
今、重なるよ
ほら、聞こえるよ
ほら、伝わるよ
ぼくら
「うおおー!ハローセカイだ!…もしかして、あのミクちゃん?」
あのミクちゃんが凄くイメージに合ってるし、歌い方も想像してた感じとほぼ同じだからそうだと思ったんだけど…。
やっぱ、違うのかな。
「でも今の曲、めっちゃ元気出た!眠気吹っ飛んじゃったし、新曲のイメージも今ならインスピレーション湧きそう!よっしゃ、ひと頑張りしちゃいますかぁ!」
「―――良かった…」
「…柚寿さん〜?あの、もう19時過ぎましたけど?」
「ブツブツ…〜♫トゥッダダッ、〜♪Hmm-Fooo…」
「柚寿さ〜ん?あー、聞こえてないのか…」
「…柚寿さん?」(顔面ゼロ距離&イケボ)
「ふぁぅぉえっ!?///」
なな何何何!?殺人ドッキリ?え、やばいイケメンすぎて死んじゃう怖い助けて!!?
「っふ、あははっ…可愛いですね、柚寿さん」
「〜〜〜&%#@$£¢€¥√π¶Δ℅!?///」
「大丈夫ですか…w」
「…〜もうっ、そういうとこだよぉっ!イケメンの危険なところ!」
マジで、え、何なの?今日はミーの命日なんですか!?
顔面ゼロ距離イケボからの『可愛い』は無理。強すぎるよホントにさぁ…///
「っそれで、何言いたかったの?ナカムさん」
「ああ、もう19時過ぎたので、柚寿さんは帰ったほうがいいのでは、と思いまして。
期末テストも大詰めでしたよね?勉強とかしなくていいのかなと」
「ふぐぅ…イケメンが優しすぎて精神的に溶けそうなんだけどさ、その期末テストって単語が来ると別なんだよなぁ…死亡フラグだってその言葉は…」
マジでテストとかいう行事は学業の中で一番邪悪だわ、心折りに来るんだよあいつは。
「…柚寿さん、確か今日までの結果は出てますよね?そんなにヤバいんですか?」
「……………中間400点満点で合計407点、中間2位」
「何をそんなに嫌がる必要が?満点も超えてますし…」
「ず〜っと親友に勝てないんだよ、テストで!それが悔しい!よし、帰って勉強する! 今度こそ1位になって勝つ!ナカムさんまた明日!」
ナカムさんが笑いながら手を振ってくれたのを見てから、ミーは爆速ダッシュで帰った。
ガチで今度こそは、きりやんに勝つぞ!他のことは後!テストがいちばん!
「…頑張ってください、柚寿さん」