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#ごほんにんさまとはかんけーありません
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―桃Side―
―✘年前―
??「…来たか 、らん」
桃「急にどうしたのなっちゃん 、2人で話したいって」
赫「ちょっと…色々あって 、」
桃「…俺と2人が良いなんて…いるまが妬いちゃうよ~?(笑」
赫「…… 、」
おかしいって思ったんだ 。
いつもいるまの話題を出すと 、嬉しそうにするなっちゃんが…あの時は 、苦しそうな顔いたから。
桃「…何?いるまとなんかあったの…? 」
赫「…いや 、違う…… 、」
なっちゃんは…深呼吸をして話し出した 。
赫「…実はさ…俺、病気らしいんだよね 。」
他人事のように話す彼の所為で 、俺はこの時…言葉の意味が一瞬理解出来なかった 。
桃「…は 、」
動揺している俺を知らんぷりして 、なっちゃんはどんどん話し続ける 。
赫「…それが厄介で…外国に行かないと 、治せねぇんだって」
桃「…嘘 、」
赫「だから…行ってくる」
なんでそんな軽い言い方をするんだって、そのときはそう思った 。
…でも、そうでもしないと…正気を保っていられなかったんだと思う 。
桃「ッなんで…それを俺だけに… 、いるまは…っ」
赫「いるまには…言わないで欲しい 。」
桃「でも…そしたらいるまは…」
赫「…いるまに…この事言ったら、「俺も着いてく」って…言うだろ?…彼奴の人生、壊しちゃう」
桃「そんなこと…っ」
流石にないって思った、でもいるまなら…言いかねない 。
赫「…俺がいるまの立ち場だったら…そう言って聞かないよ 、絶対離れたくないもん…っ」
赫「それに…いるまに伝えたら…行きたくなくなっちゃう 。自分の病気が治らないことよりも…いるまと会えなくなることのほうが嫌だって…思っちゃうからさ…」
なっちゃんは、いるまにすごい懐いていた 。
桃「ッ“…そんな…」
赫「…だから…俺がいない間…いるまの事、お願いしたい 、」
…いつ帰ってくるか、帰ってこられるかもわからない状態で、彼奴は俺にいるまを任せた 。
そんなこと、普段のなっちゃんがするわけない 。
「いるまには俺がいるもん」って言って、他のやつが近づいても譲ろうとしなくって… 、
赫「俺が「いるまが傍にいないとやだ」ってわがまま言ったから、彼奴のこと縛っちゃってたと思うんだよね」
赫「…お願いらん 、約束してほしい…、彼奴のこと…俺のこと忘れられるくらい幸せにしてあげてよ 。」
桃「…っ 、」
やめてよ、そんな言い方 。
戻ってこれないみたいな言い方、嫌だ 。
桃「…わかった…約束 。」
赫「…ありがとう 。」
茈「_ぁ、居た居た、!なつーっ!」
…いるま、まだ明るかった頃の
。
赫「っ 、いるま…」
なっちゃん…、大丈夫かな…?
赫「…… 、」
なっちゃんは 、泣きそうな顔を俺に少しだけ見せた後、いつものような明るい表情に戻り、いるまの方を向いた 。
赫「ぉ、いるまどしたの」
茈「探したんですけどー、、…俺抜きで2人で何してたん 、(妬 」
赫「ごめんごめん(笑」
茈「ま~いいや 、この後駅前のクレープ食べ行くかんっ 、?なつが気になってるって言ってたとこ 、!」
赫「……え、丁度行きたいって思ってた 」
茈「だろ 、なつのこと何でもわかるからっ!(笑」
赫「さっすがいるまっ、(抱着」
茈「ん…らんも来る 、? 」
桃「……いや!俺はいいや…!」
茈「…?そ 、じゃあなつ行こ 、今日は俺の奢り」
赫「え?!まじ、ラッキー(笑」
そうして 、2人で腕を組んで…俺に背を見せて、仲良さそうに駅の方へ向かっていった 。
俺が…いるまとなつが2人で居るところを、最後に見た瞬間だった 。
凄く仲良さそうだった 。明日離れ離れになるなんて…想像も付かないくらいに… 。
そこからはもう大変だった 。
「なつは何処」「なんで居ないんだ」と泣きそうな目で俺に何度も訴え、叫んでくるいるまは見ていられなかった 。
なつの写真を見ては、縋るように…「俺が守るって言ったのに…」と呟いて 。
最初の方なんて学校にも行ってなかった 。
何度もいるまの家に行って 、傍にいて…
いるまの親に「良い親友を持ったね」と言われて、胸が痛くなったのを覚えている 。
嬉しい筈なのに、嬉しいとは思えなかった 。
…それにこれは全部、過去にいるまがなっちゃんにしてあげてたことだし 。
今のいるまは 、前と比べて落ち着いた。
…というか、落ち着き過ぎた 。
前まで なっちゃん(一応俺にも)に見せてた笑顔が一切無くなり 、自分の考えや感情を表に出さなくなったてしまった 。
今もいるまの部屋にはなつの写真がたくさん飾ってある 。 俺が触れると 、少し嫌そうな顔をしていた 。
…いるまは 、今でもなつが関することになると 正気を失ってしまう 。
なつが、「将来はいるまのお嫁さんになるから!」とか言って毎日いるまに作っていた弁当も、2人でよく食べに行っていたクレープも…全部いるまにとっては…ある種のトラウマのようなものになってしまったいた 。
―現在―
俺が声を震わせながら伝えた過去を、みこちゃんは瞳を揺らし、静かに頷きながら…聞いてくれた。
黄「そう、だったんだね…… 、」
桃「…でも…ッ俺…無理なんだよ…」
黄「…っ!!」
桃「なっちゃんとした約束…守れない 。」
黄「そんなこと…らんらんは十分…」
桃「…いるまは 、なつが居ないとやっぱりほぼ笑ってくれないし…、俺“だけ”じゃ…無理」
黄「ッ俺も…!!いるまくんの傍にいたい…、!」
桃「みこちゃん… 、」
黄「だから…いるまくんが少しでも笑えるように、もっといるまくんの事知れるように…頑張りたい!」
黄「…ッだから…らんらんもなつさんとの約束…諦めないで…?」
桃「…ありがとう 、みこちゃん…(笑」
この子なら、いるまを変えてくれるかも…
茈赫の過去が一旦明かされましたね…!
次の次くらいに翠瑞出てくるかも…!!
めっちゃ頑張って書いたので…感想くれたら飛び跳ねて喜びます…‼️‼️((
コメント
2件
うわぁぁぁ 辛い … 🥹🥹 途中の落ち着きすぎた ってセリフでノノガのゆりが思い浮かばれました … ((関係なくてすみません 約束守ろうと頑張る桃くんも、協力してあげようとする黄くんも優しくて … ඉ_ඉ