テラーノベル
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14歳の少年、太郎は、親からネグレクト気味の扱いを受けていた。そんなある日、倒れている老人を見かける。財布をくすねるつもりで近づいたが、老人に気づかれ、ごまかしているうちに、老人から「助けてくれた」と勘違いされた。そして、お礼として妖怪を捕まえ、使役することのできる壺をもらった。壺の力は本物だった。その壺で妖怪を捕まえ、夜道を歩く女子高生などにいたずらをして遊んでいた。
ところが、太郎が壺を忘れて学校に行っている間に、父二郎が兄一郎(太郎の伯父)にその壺を渡してしまう。一郎は一時的な壺の所有者として、すでにとらえた妖怪を使役する力を得た。ろくでなしの一郎は、その壺の力を使って周囲の人間を破滅させる。
そして一郎は、通りすがりのカップルに幻を見せ、小学校の校庭をホテルの一室だと錯覚させた。同時に、周囲にも幻を見せ、カップの姿を隠した。
美咲のミニスカートが捲れ上がり、拓也のシャツが剥ぎ取られる。唇が激しく重なり、舌が絡みつく湿った音が響く。拓也の手が美咲の胸を揉みしだき、ブラを外す。ピンクの乳首が硬く尖り、彼女の吐息が熱く漏れる。
「んっ……拓也、そこ……もっと強く。誰も来ないわよね……私、もう濡れてるの」
二人はベッドに倒れ込み、体を密着させた。拓也の指が美咲の内腿を這い上がり、パンティーをずらし、滑らかな秘部を探る。蜜が指に絡み、彼女の体が震える。
美咲の手が拓也のジーンズを下ろし、硬くなったものを握りしめる。ゆっくりと上下に動かし、拓也の息が荒くなる。彼女の唇が彼の胸を舐め、下へ。温かな口が彼を包み、舌が先端をくすぐる。吸う音が響き、拓也の指が美咲の内部を掻き回す。彼女の背中が弓なりに反り、甘い喘ぎが漏れる。汗が肌を伝い、校庭の空気を重くする。拓也が美咲を押し倒し、ゆっくりと貫く。内壁が彼を締め付け、動きが徐々に激しくなる。腰の打ちつけが響き、美咲の爪が彼の背中に食い込む。
「はあっ……拓也、激しい……もっと、奥まで……んんっ!」
一郎は校庭の外、フェンス越しにその影を覗き、壺を握りしめて息を殺した。自分の体が熱くなり、興奮で震える。行為が本格化し始めた瞬間――美咲の声が高まり、拓也の動きが荒々しくなるその刹那、緊張がピークに。
「蜃、今だ。周りの幻を剥がせ。だがあいつらだけは、まだ夢の中に沈めろ」
蜃の力が変化し、子供たちや教師からベールが剥がれた。突然、校庭に置かれたベッド上で全裸の激しく交わるカップルが露わになる。
静寂が一瞬訪れ、子供たちのボール遊びが止まる。教師の目が見開かれ、子供の一人が指を差す。
「……先生、あそこ……お兄さんとお姉さんが、裸で何かしてる……」
ざわめきが爆発し、子供たちの好奇の視線が集中する。教師が慌てて子供たちを遠ざけようとするが、遅い。拓也と美咲は幻に囚われたまま、プライベートな部屋で愛し合っていると思い込み、動きを加速させる。美咲の唇から甘く切ない喘ぎが漏れ、拓也の体が彼女を強く突き上げる。汗飛ぶ肌が輝き、周囲の視線が熱く刺さるのに、気づかず。
子供たちの囁きが混じり、「え、何あれ?」「お母さんに言うよ!」という声があがった。教師が駆け寄ろうとする。
「おい! そこで何を――不法侵入だ、止めろ!」
だが、一郎は壺を振り、「塗り壁」を召喚した。不可視の壁が教師の前に立ち塞がり、彼の体が突然止まる。手を伸ばすが、透明な障壁に弾かれ、進めない。汗が額を伝い、混乱と怒りが顔を歪める。
「くそ……なんで進めない? ただの校庭なのに……迂回だ、早く止めろ!」
別のルートを試すが、塗り壁が執拗に塞ぎ、近づけない。教師は声を張り上げ、子供たちの騒ぎは増す。
カップルは幻の中で絶頂へ近づき、美咲の体が激しく痙攣し、拓也の熱いものが彼女を満たす。汗と体液が混じり、二人は息を荒げて体を重ね、余韻に酔う。美咲の指が拓也の髪を優しく梳く。
「はあ……拓也、最高……もっと、続けて……」
一郎の唇が残酷に歪み、最後の命令を下した。
「蜃、解け。あいつらの夢を、粉砕しろ」
蜃の力がカップルから一気に剥がれた。突然、周囲が小学校の校庭の本当の姿に変わる。ベッド上で全裸の自分たち、無数の子供たちの視線、教師の怒声、遠くから聞こえるサイレンの気配。美咲の目が見開かれ、拓也の体が石のように硬直する。絶頂の余韻が残る体が、冷たい現実の風に震える。
「え……ここ……学校? 子供たちが見て……私たち、裸でセッ・スしてたの!?」
パニックが爆発し、二人の心臓が激しく鳴る。美咲の頰に熱い涙が伝い、拓也は慌てて体を隠そうとするが、滑った体液で足を滑らせ、転倒。子供たちの笑いと驚きの声が飛び、教師がようやく壁の隙間から近づき、怒鳴る。
「出てけ! 警察が来るぞ、変態ども!」
二人は服を掴み、足を絡ませながら逃げようとするが、子供たちの輪に阻まれ、恥辱の渦に飲み込まれる。校庭全体が沸騰し、事件としてニュースになる予感が、重く空気を圧す。二人の人生は、淫らな破滅の淵に落ちた。
一郎はフェンスの影に溶け込み、満足の吐息を漏らした。自分の体がまだ熱く疼く。
「極上だぜ、壺。次はもっと大勢の前で……」
一方、太郎は壺の気配を追い、街を駆け回っていたが——それは、果てしない闇の序曲だった。
コメント
1件
第22話、読ませていただきました。壺の力でここまで悪趣味な悪戯ができるんだな……と背筋が冷たくなりました。特に、幻覚を解いてカップルを子供たちの前で晒す瞬間の描写が、残酷でありながらも妙に生々しくて。一郎の人物像の薄気味悪さがどんどん深まっていく感じが、この作品の魅力でもあり怖さでもありますね。太郎が追いかけ始めたのも気になります。続きが気になります。
丸井とまと
361
メルちゅわーん
94
ウィド&ディレ
19
・_^
80