コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
皆さんこんにちは!
こんにゃくです!
これは投稿を辞めてしまった作品です!
でも!多分完結させたので!
見てください!
〜プロローグ〜僕は霧星レオだ。
陰キャで素朴な人生を歩んでいる、ごく普通の人間だ。
でも―――
君に出会ってからはちがかった。
第一章「空井くう」
ふわぁ〜…眠い…
なんで学校なんてあるんだ…?
「おはよっ!!!」
「うわぁ?!」
ん…?誰だ?
「…誰?」
こっちが聞きたいよ。
「まぁいいや。君の名前何ていうの?」
え?急に馴れ馴れしいな。
「え、えと…霧星レオです…?」
「霧星レオ?よろしく〜!」
「私の名前は空井くう!」
そらいくう…何か聞いたことあるような…
〜第一章終了〜
第二章「えぇ…」
「えっと…くう、さん?」
「そうだよ!くう呼びでいいよ!」
「あっ、うん…?」
「んじゃ失礼っ!」
えぇ…急に居なくなるじゃん…
「えぇ…」
あんな馴れ馴れしく話すんだ…
「あ、…」
もう学校か…とりあえずクラス行こ…
ガラガラガラ
「お、おはようございます…」
まぁ、誰も反応しないよね…
「あ!レオ〜!」
ん…?何か聞いたことある声が近づいてる気が…?
「おーい?生きてる〜?」
横を見ると…そこには空井くうがいた。
「え?」
僕が影薄すぎて同じクラスだったの忘れてた…
〜第二章終了〜
第三章「そのせいで」
『空井くう』
君に初めて会ったあの日。
僕は君に惹かれた。
キラキラとした目。
かわいい水色の髪。
雲のヘアピン。
だから―
僕は君を
君を―して
―――――あげたかった。
僕は君を――に――――――、
そのせいで…
〜第三章終了〜
第四章「やっぱり」
「レオ〜!」
「ちょいちょいやめて〜!」
何故か僕はくうに抱きつかれている。
本当になぜ?
「ん…」
でも、暖かくて気持ちいい。
そしてかわいい。
「あ?!」
今僕くうをかわいいって思った?!
「レオ?顔赤いよ?」
「な、なんでもないよ!」
「ふーん」
そんな他愛ない会話をしながら、僕達はそれぞれの帰り道に着いた。
「ばいばい!」
「…ばいばい」
挨拶を交わして、道に居るのは僕だけになった。
「っ…」
何だか胸が苦しい。
あれ?
やっぱり―
僕はくうが――なのかもしれない。
〜第四章終了〜
第五章「惹かれた」
『霧星レオ』
そんな名前にぴったりな君。
霧のようにかっこよくて、
でも星のようにかわいい。
「レオ」
そんな言葉を言いながら君を――――いたい。
初めて会った時から思ってたけど、
やっぱり私、君に惹かれたみたい。
〜第五章終了〜
第六章「君」
「レオ〜!」
「ちょいちょいやめて〜!」
そう言いながら君は嫌そうな、いや嬉しそうな顔で抱きつく私を離そうとしてくる。
「あ?!」
どうしたんだろう、顔、ちょっと赤いよ?
「レオ?顔赤いよ?」
そう言葉を言いながら、私も少し頬が赤くなる。
「な、なんでもないよ!」
「ふーん」
そんな言葉を並べてみるけど、
「ばいばい!」
「…ばいばい」
頬の赤らみは取れてないかもなぁ。
〜第六章終了〜
第七章「両片思い」
「僕は、」
「私は、」
「「君が好き」」
きっと君には伝わってないけど。
きっと君は知らないけど。
「「君といたい」」
Fin.