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翌日の朝
「莉羽おっはよー」
「瑠々おはよー」
昨日の瑠々の様子が嘘のように今日は元気がいい
「よっ!」
「おはよう和希くんと絢都くん」
「おはよう、莉羽」
「ねぇ、今日って1限目なんだっけ?」
「えーと今日の1限目はね、LHRだって」
「HRで良くない?なんでLHRなん?」
「そんなん知らないわよ。先生に聞きなさいよ。」
その後?今日もたわいもない会話をしながら正面玄関まで辿り着いたものの何故か見知らぬ人たちからジロジロ見られてる気がするのは気のせいだろうか
「莉羽、大丈夫?」
「うん…大丈夫だよ」
「早く教室行くぞ!」
そう言われて教室まで行ったものの、やっぱりさっきから通り過ぎてる人たちから横目で見られてる気がする。
「コソ、ねぇ、さっきからうちら2人睨まれてない?」
「コソ、それ思った。なんで?」
「コソ、わかんないよ。」
「おい、瑠々と莉羽どうした2人でコソコソ話して」
莉羽と瑠々)そんな事はしてないよ」
見事に私たちはハモってしまった。
「2人がハモるってことは何かあったな、」
和希にそんな事を言われたら正直に話そうか迷ってしまった。でも
「コソ、2人には言わないどこ?心配かけたくない」
と瑠々に言われて、私は
「ううん。ほんとに何も無いから気にしないで」
と言うしかなかった。私たちは教室に入るのが怖かったが2人がいるからだ大丈夫と思っていたら
私たちは見事に水に被ってしまった。
「え…?」
「は?」
私と瑠々は頭の中が真っ白になりフリーズしてしまった。それも絢都くんと和希くんの前で水を被ることになるとは想像もつかなかった。
「なんで私と瑠々だけ水に被らないといけないの?私だけならまだしも、なんで瑠々まで?」
「誰だよ。こんなことしたやつ出てこいよ。」
「瑠々と莉羽に謝れよ!」
「和希、絢都いいよ。私たちは大丈夫だから」
「でも…」
「大丈夫だよ。大丈夫だけど、この床どうする?」
女子“私らが吹いとくから大丈夫だよ。
「ありがとう。」
“莉羽たちこそ水大丈夫?見事に後からかけられたね。って莉羽顔怖いよ?大丈夫?
「なんで……なんでこんなことするの?誰だか知んないけどさ、ウチらが気に食わないって思ってるからこんなことしないでしょ? 誰か何とか言ったらどうなのよ!」
「言い合いは後で良いから、 莉羽…瑠々…その前に着替えておいで、そのままじゃ風邪ひいちゃう」
「うん、そうだね。」
「莉羽、着替えて来よう」
「わかったよ!」
私たちは絢都に言われて更衣室に行くため教室を後にした。
絢都side
「莉羽のやつ相当切れてたな…」
「そりゃそうだよ、1番大好きな、親友にも容赦なく水をぶっかけたんだからな 」
そう思ったらオレまでイライラして来きて…
「なぁ、本当に誰が莉羽達に水をかけやがった?答えろよ!」
「答えないつもりでいるのか?」
「なぁ、正直に出てきた方が念の為だと思うけど?」
そう言うとどこからともなく声が聞こえた。
『なんで和希くんたちはあの子たちの味方なの?』
「味方も何も関係無いだろ?」
『関係あるよ!』
「どうゆう事だよ、言えよ」
苛立ちがあるのだろうか、今まで以上に和希の言葉が荒ぶっている
『ビクッ、な…んで、和希くんは綾瀬さんを振ったの?』
和希の言葉が怖かったのか質問した女の方が一瞬跳ねた
「なんでって言われても…な」
『答えてよ…』
「好きな子がいるからって言う理由じゃダメか?」
「好きな子って誰? 」
「なんで、お前らに俺の好きな子言わねぇーといけねぇーんだよ!おかしいだろ!」
『答えられない意味でもあるの…?』
「それはねぇーけど」
「着替えてきた…よ、ってお取り込み中だった?」
タイミングよく2人は帰ってきたものの
『で…て、ぃって」
「は?なんて?もう1回言って!」
『出ていってよ!』
「わかったよ。出ていくけばいいんでしょ?」
ボソッ)なんなのよも〜
「まぁまぁ、瑠々2人で屋上行こう」
「そうだね。」
そう言って2人はまたしても教室から出て行った。2人を見ながら我慢の限界を達したオレは
「あんな言い方はねぇーんじゃねぇーの?」
と口出してしまった。しょうがないオレだって人間だイラつくことだってある。
『ごめ…だって和希くんが綾瀬さんを振ったって聞いて』
「だからって2人に八つ当たりすんなよ!!」
『ごめ…』
「謝る相手ちげぇーよ。俺らじゃねぇーよ」
「瑠々と莉羽に謝れよ!あと、綾瀬さんの為だろうと思うけど、こんな脅し文句とか言われて付き合わねぇ〜といけねぇんだよ!!おかしいだろ!俺や綾瀬さんにとっても全然幸せにはなれないと思うけど?それに関してはお前らはどう思ってるんだよ! 」
『たとえ、そうであっても私たちは認め無いから、和希くんが綾瀬さんと付き合うって言うまで、あの2人に手つけるから覚悟しといて』
和希が散々正論をぶちかましたというのにあの女集団は俺らに挑発するかのような言葉を吐き捨てて教室から出ていった
「綾瀬さんの友達性格悪くない?」
「俺のせいでさ、2人が巻き込まれるなら俺綾瀬さんと付き合うよ」
「は??まじで言ってんのか?」
「うん、だって瑠々達をこれ以上苦しめたくないんだ。」
「それはわかるけどよ。瑠々への気持ちはどうなるんだよ。お前瑠々の事好きなんだろ?」
「え!?絢都知って…」
「お前の顔見てると分かるわ、瑠々のこと見てるお前は幸せそうな顔してるからな」
「なんだよ、恋愛に疎いって言ってたくせに、そうゆうお前は莉羽の事が好きなんだろ?」
「なっ…///」
「www俺ら好きな人わかりやすいんだな!」
「そうみたいだな」
オレらは教室で笑いあっていた。
その頃屋上では
莉羽side
「もうそろそろ教室に帰りたいんだけど?」
「それなぁー、まだかな?話」
「もう終わってるんじゃ?」
「寒くなって来たし中入ろっか」
「うん!そうだね」
私たちは屋上を後にして教室に向かった。 そこはもう言い合いは終わっていて何故か絢都くん達は笑っていた。
「あっ、おかえり、瑠々、莉羽」
「ただいま、なんで2人して笑ってるの?」
「内緒話だよ」
「何よ!内緒話って私たちにも教えてよぉ〜」
それでも2人は内緒っていい放つから私たちは
瑠々、莉羽)もぉ〜
と私たちは少し頬を膨らませて怒った
「そんな怒るなよぉ〜」
と言われたその時に
キーンコーン
カーンコーン
丁度チャイムがなり岡部先生も入ってきた。
(どうか、先生私たち2人だけ体操服着てることに気づかないで)
〔ほーい、日直って七瀬と姫野なんで体操服なんて着てるんだ?今日は体育無いぞ?〕
(やっぱり体操服だから目立つよね。)
私は先生に心配かけまいと
「朝から瑠々達と遊んでいたら2人して水を被ってしまって」
〔遊ぶのは良いが水とかに気をつけろよ。〕
「はい…」
と答えてLHRは終わった。
1限目 英語
2限目 音樂
3限目 数学
4限目 理科
弁当
昼休
掃除
5限目 社会
6限目 情報
今日も一日頑張った気がする。また、明日も頑張ろっと!思った私であった