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茉莉(まつり)さん、第23話読ませていただきました! 中也さん不在で、夢主さんが一人でマフィア本部に飛び込むお話、すごく良かったです。最初は冷たい空気に緊張してたのに、細かい気配りで少しずつ周りをほぐしていく姿が健気で…「思ったより普通の人」って言われたときの笑顔、じーんときました。部下さんたちとの距離が縮まるラストも「ここからだな…!」ってわくわくしました。ポートマフィアのあったかい空気、好きです🌷
#文豪ストレイドッグス
#オリキャラ注意
透花
676
今回中也さんたち原作キャラたちは出てきません。夢主さんと部下さん(捏造)とのお話回です(*^^*)ここは、私の中のポートマフィア本部なので異論は認めますん( ‘ω’)今回過去最長です( ◜ω◝ )
本編スタート!
ーーーーーーーーーー
翌日ーー
「また来てしまった……」
彼女は1人ぽつりとつぶやく。昨日は、中也さんと一緒に入ったからそこまで気にしていなかったけれど、やはり1人となるとさすがに怖気づいてしまう。
しかし、ここで1人うろうろしている方が余程怖い。彼女は勇気を出して、中へ入る。
「…こ、こんにちは」
精一杯の笑顔と声で何とか話しかける。しかし、相手はというと
「……どうも」
どこか冷たい雰囲気でそのまま立ち去る。やはり、部外者がここにいることによく思っていない人が多いのだろうか。彼女は少し暗い気持ちになるが、
(せっかく中也さんや紅葉?さんに認めてもらったんだもん。他の人にも認めてもらわないと!)
と、自分ができる行動を考え、実行することにした。
「あの、その書類少し持ちますよ」
「え?」
両手に大量の書類を抱えながら歩いている人に声をかける。
「部外者の私でよければ、お手伝いします!」
精一杯の笑顔を浮かべながら、彼女はできることを探して動き回った。
「これどこまで運びますか?」
「扉開けますね」
「大丈夫ですか?」
そんな様子の彼女を見て、だんだんと周りの雰囲気が和らいでいく。
彼女が一休みをしていると、1人の男性が話しかけてきた。
「あの……」
「はい!なんですか?」
「今日は、ありがとうございました」
彼女は一瞬きょとんとした。そして、言葉を理解すると笑顔で答える。
「どういたしまして」
その笑顔に男性は少し驚いている様子だった。
「どうかしましたか?」
彼女は質問する。
男性は、ポツリとつぶやく。
「いや、その、思ったより普通の人だなぁって」
「?私は至って普通ですよ?」
「あ、いや……」
男性は少し気まずそうに話し始める。
「あの中原幹部が連れてくる女性だから、どんな人なんだろうってみんなで噂してたんです」
「そうだったんですね」
「その、怖がらせるつもりはなかったんですけど……」
男性は頭を下げる。
「自分たちの態度で、怖がらせてしまい誠に申し訳ありません」
彼女は慌てて、男性に促す。
「いやいや、頭を上げてください!そりゃいきなり知らない人が来たら警戒しますよ!」
「気にしないでください」
彼女はにこりと笑う。男性は、思わず言葉を失った。
「いえ……その、これからは気軽に話しかけてください。自分も周りの奴らに言っとくんで」
「ありがとうございます!」
彼女は嬉しそうに声を上げた。
彼女はまだ知らない。
この日を境に、ポートマフィアの部下たちが自分にあれほど懐くことになるなんて…