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こんにちは。お久しぶりです。前書いてた小説あげるの忘れていたので、あげます。
続きはかけてないけど、いつかかきます。
ちょっと読みずらかったので
「あ」←💛 『』←❤️です。
※若井さんはあまり出てきません
『ん”っ……♡……はぁっ///』
甘い吐息が耳元に聞こえる。
体が火照る。
このまま進んでいっていいのか不安になる。
でも、元貴のお願いだから。
『ね、涼ちゃん。僕がもし涼ちゃんと付き合ったら涼ちゃんは何をする?』
「んー?……そうだなぁ。」
唐突な質問に少し困惑しながらも元貴の質問に答える。
「デートかな……」
『どんなデート?』
「お洋服見たり、ペアアクセサリーとか……水族館とか行ったり……かな。」
『で?』
「で……?」
『そのあとは?』
「そのあと……?」
「ん〜……一緒帰る……」
『一緒に帰る時何するの?』
元貴と付き合ったら…デート…。
「手をつなぎながら好きっ……て言い合う。」
『……へぇ……』
『涼ちゃんらし』
「何この質問……?」
『なんでもないよ。』
元貴はどっか悲しそうな顔していた。
『涼ちゃん一緒に帰ろ。』
『車もう着いてるって。』
「はーい。若井、じゃあね。」
若井はこの後収録があるからか、一緒には帰れないらしい。いつも同じ車に乗っているから少し寂しい。
『ね、今日うち来ない?』
「曲のフレーズ?相談?」
『そんなとこ。』
「ん……おけ。長くなりそう?」
『長くはなるかも……。』
「じゃあ家寄ってってもいい?」
「着替えとか、色々持ってくる。」
『ん、、、。』
元貴から僕への相談はそう多くは無い。だからか胸が昂っている。
僕を必要としてくれることが嬉しい。
「眠い?」
『ん……ちょっと。』
「急いでとってくるね。」
急いでマンションの自動ドアのボタンを押し、エレベーターに乗る。色々メモとか必要だから、楽譜とか、タブレットとかをバックにつめ、元貴の好きなお菓子を放り込む。
「ごめんね、遅くなった。」
『ん…………ぅ……』
「寝ちゃったか。今日、打ち合わせ大変だったもんね。」
元貴の規則正しい呼吸が聞こえる。一ヶ月後に控えたドームツアーがあるからか忙しさが増してきている。ちょっとしたスキマ時間に寝て、疲れを癒して欲しい、なんて思う。ただえさえ元貴はあまり寝れないんだから。
『涼ちゃ……ん……あったかい。』
「最近涼しくなってきたよねぇ……。」
「そういえばさぁ、若井の誕プレどうしよう」
「寒くなるだろうし、マフラーとか?」
『そうだね……』
「元貴は何が欲しい?」
『ん?』
「最近頑張りすぎてるから。」
「ご褒美としてなにかないかなぁって」
『ん…涼ちゃんとの時間。』
「俺の時間?」
『涼ちゃんと一緒にいれる時間。』
「ほぼ毎日一緒に入れるじゃない。」
『それとこれとはちがう…。』
車のドアが開く。元貴の住んでいるマンションに着いたらしい。
『いこ、涼ちゃん。』
「ん。」
マンションの廊下に足音が響く。
僕が歩くの早いとちょこちょこ着いてくるのが可愛い。僕の袖とか掴んでるのもめっちゃ可愛い。
『ね、涼ちゃん。手、広げて。』
「手?……はい!」
『へへ……//』
元貴の指が僕の指に絡む。左手に温かさを感じる。
『恋人ごっこしよ。』
「恋人ごっこ……?」
『涼ちゃん、ご褒美ちょうだい。』
『涼ちゃんの時間。涼ちゃんの全て。』
「……そんなのでいいの?」
『それだけで十分だよ。』