テラーノベル
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シュヴァルツ「うぉぉぉぉ…!!」
ガシッと鎌の刃を素手で掴む…素手で掴んだせいで手のひらから血が流れる
ヴァイス「な…」
驚く様子を見せる…その隙にシュヴァルツはヴァイスの腹を蹴り、鎌から離れさせる
ヴァイス「くっ…そ……!!」
襲いかかるが、体格差でヴァイスが押さえ付けられる…ヴァイスはそれでも最後まで抵抗し、シュヴァルツはそれを押さえ付けるように頭や腕を押さえ付けようと必死…
すると、ゴーン…ゴーン…っと鐘が鳴る…2人を囲むように幹部達が現れる
彗「お…これは……」
カチャッとサングラスの音を鳴らして2人を見る…秋ノ助は押さえ付けられているヴァイスを目にする
秋ノ助「…勝者、、シュヴァルツ!!」
結果が出される…シュヴァルツは歓喜に満ちたような顔を見せるが、それとは対照的にヴァイスは悔しがる
ヴァイス「くっそぉ…!!」
悔しがり、汗と汚れを拭う…シュヴァルツはそんなヴァイスに手を差し伸べる
シュヴァルツ「立て、、次の報酬日まで強くなっとけ…」
息が上がりつつ、口角を上げる…ヴァイスはそんなシュヴァルツを見て鼻で笑ってしまう
ヴァイス「わかったよ…強くなってやる…」
そう言い、差し伸ばされた手を掴み、起き上がる…
領地争いでシュヴァルツが勝ち、余った領地はシュヴァルツに譲り受けた
トコトコと歩き、休憩所に向かう2人…角を曲がると、依世と彗がいたことに気が付く
依世「かっこよかった!!凄かった!!✨」
目を輝かせ、2人の試合の結果を楽しそうに話すが、彗は依世の目を合わせずに黙って話を聞く
ヴァイス「確か…親子だっけ…?」
ヴァイスはシュヴァルツに尋ねると、頷き、じっと依世と彗を見る
彗「…」
煙草を吸おうと取り出すと、依世は止める
依世「煙草…体…悪い…壊れる…」
そう言い、止めるが、彗は依世の言うことを聞かずに煙草を吸う…すると、依世は煙草の匂いを吸ってしまい、咳が出る
依世「げほげほ…」
彗はそんな依世を見て、苛立ってしまう…煙草の匂いが嫌なら離れればいいのに…そんなに嫌なら、俺から離れればいいのに…__
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