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僕は二重人格で”俺”に変わる時がある。
“俺”になっている間の記憶は”僕”には無い。
普段は頭の中で会話をしている。
“僕”は普通の人よりも愛が少し強く,
彼女にGPS付きのブレスレットを
渡してしまう。
彼女は”僕”からのプレゼントが嬉しくて,
家に帰って荷物を置いてすぐに”僕”の家へ行く。
しかし,彼女が”僕”の家に着いた頃には”俺”に
変わっていた。”俺”も特に彼女を
嫌っていなかったから家に上げた。
リビングで話すのもおかしいと思い”俺”は
部屋に上げた。部屋で30分くらい話していると両親が帰ってきた。
“俺”は両親と,特に母と仲が良く,
彼女に部屋から出ては行けないといい
,彼女を部屋に置いていき両親の元へ
行ってしまう。しかし,彼女は言いつけを
守らず部屋から出てしまう。
部屋から出た彼女が目にしたのは”俺”と母が
笑いながら楽しく話している姿だった。
彼女はソレが親だとは知っていても嫉妬で
狂ってしまい,鞄の中にあった小型ナイフで
母と父をぐちゃぐちゃに殺す。
“俺”は彼女と両親だった物を何度も何度も
見比べては遂に彼女の方を見詰めるばかりだった。数分経って正気に戻った彼女はソレを見てショックで気を失ってしまう。
“俺”はこのままではだめだと,立ち上がり
彼女を彼女の家まで運ぶ。彼女を無事送り届けた後”俺”は家に戻り血がこびりついた部屋を綺麗に掃除する。
家の中が全て綺麗になる頃にはもう夜中になっていたため,ベットに入り”俺 “のまま寝る。
朝起きた時には”俺”から”僕”になっていて,僕は何時ものように”俺”に頭の中で話しかける。
答えてはくれるが”俺”は”彼女”という単語が出た瞬間昨日の事を思い出し 何も喋らなくなる。
そして,何も知らない”僕”は両親が死んだとは知らず何時もより少し口数が少ないとだけ捉え学校へ行ってしまう。後に彼女が言っている”彼奴ら”とは両親の事である。