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今のところあんまりかもしれないですけどRっぽいかもです。一応ホストと大学生の関係でライバーではない感じです。
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不破side
日付が変わってからもう1時間がすぎた頃だろうか。
ようやく仕事が終わって俺は自宅へと向かう。
今日も疲れたなと思いながらコンビニによって適当につまめるものとアルコールを眺める。
「まあ,疲れたしちょっとだけ飲みますか」
いつもは疲れてすぐに眠ってしまうけれど明日は珍しく一日休みだったこともあり、少し気分を紛らわせるため350mlの缶を手に取った。
コンビニを出て酒とつまみの入ったビニール袋を持って暗い夜道を1人歩きアパートへと向かう。
2階建の古いアパートの階段を登り自分の部屋のドアに手をかけようとしたところでふと隣の部屋の電気がついてるるのに気がついた。
「あれ,隣誰か引っ越してきたんかな?」
日中は仕事でほとんど家を空けているため誰かいることに全く気が付かなかった。
それにこんな壁の薄い年季の入ったボロアパートにわざわざ引っ越してくる人は滅多におらず、最近は他の住人の気配すら感じない程だった。
「どんな人なんやろうか」
ふと考えながらドアの鍵を開け自分の部屋へと入った。
〜翌朝〜
ピンポーン♪
朝の11時過ぎ頃だろうか。
昨日飲んでいたこともありすっかり寝過ぎてしまってたら、チャイムの音が聞こえた。
「久しぶりにこの音聞いたなぁ。誰やろか?」
この部屋に訪ねてくるなんて、一体なんの用事だろう。とりあえず待たせるわけにもいかず、上下スウェットのままで玄関の扉を開ける。
「はーい。どちら様ですか?」
『あっあの…先日隣に引っ越してきたものなんですけど』
大学生くらいだろうか。
整った顔立ちでメッシュが特徴的な若い男性だ。手には紙袋を持っている。
『あのこれ…大したものじゃないんですけど一応挨拶にと思って』
「そんな!わざわざわざありがとうございます。あの〜お名前聞いてもいいですか?」
『あ…すいません。三枝、明那と申します』
「三枝明那くんか…じゃあこれからよろしく、あきな。俺は不破湊。多分そんな歳も変わらんと思うから仲良くしてな〜」
『いきなり呼び捨て…』
「にゃはは。俺のことも好きなように呼んでええよ」
『じゃ、じゃあふわっちで』
「おっ、ええやんふわっち!まあなんかあったらいつでも頼ってな」
『ありがとふわっち。じゃあとりあえず、よろしく』
軽く言葉を交わしてドアを閉め、
リビングに入りソファに腰をかける。
「さっきの子、可愛いかったなぁ」
ぼーっとしながらそんなことを考える。ふとさっきもらった紙袋のことを思い出す。
「そういやさっきの中身なんやろか」
もらった紙袋の中身を取り出すと小洒落た箱が出てきた。開けてみると普段自分では絶対買わないようなマカロンの詰め合わせだった。
「絶対美味しいやつやん」
テレビつけぼーっと眺めながら、さっそく1つ口に運ぶ。甘いクリームの味と、少しの酸味が口に広がる。
「めっちゃうまいし…今度なんかお礼せんとなぁ」
お礼は何が良いか考えながらそろそろ昼飯でも準備しようかとキッチンに向かった。
小説初投稿なので誤字とかあったらすいません🙇♀️反応良かったら続き書くかもしれないです。