はあっはあ…と影山くんは息切れをしていて。
きっきまづい…
さっき言っちゃったこと…
クニミ「なんだよ影山かよ」
チッと舌打ちを国見くんがした。
『影山くんどうして…』
私が言うと影山くんは私のカバンを差し出した。
カゲヤマ「これ…菅原さんたちが俺が渡して来いって」
『菅原さんたちが、、、?』
ありがとう、と言ってカバンを受け取る。
その瞬間サァァと蒼白になっていくのがわかる。
絶対バレたやつだ。
それでわざと影山くんに私に渡すよう言ったんだ。
うわーーーーやっちゃったなあほんと私。
やばいやばい、、って顔をしてる私を見て国見くんが言った。
クニミ「影山、お前ってさ…」
カゲヤマ「?」
?「あ〜〜〜〜!!国見!居たぁ!どこ行ってたんだよ!探したぞ!」
と国見くんの肩をポンと叩くのは
カゲヤマ「金田一か?」
キンダイチ「おう、影山か」
そう言って金田一くんは私の方を見る。
金田一くんの情報もたくさん知ってるよ(☆∀☆)
キンダイチ「この子、、誰?」
私の方を見て首を傾げる金田一くん。
キンダイチ「さっき体育館にいた子だよな?
烏野のマネージャーかなんか?」
『いえ私…』
私が言いかけると
クニミ「小早川さんだよ、覚えてねーの」
と国見くんが遮って言った。
キンダイチ「え!?ほんとか!?雰囲気が違いすぎて分かんなかったわ…
覚えてるも何もいつも国見が…」
クニミ「金田一!ストップ!」
と国見くんが言葉を遮って金田一くんの背中を押す。
そして
クニミ「影山、次も勝つからな」
「ほら金田一行くぞ」と言い行ってしまった。
影山くんは
カゲヤマ「次は負けねぇ。」と少し微笑む。
何言いかけてたんだろ…
そしてなんだったんだ…さっきの国見くんは…
そう思いながら
無言のまま2人の後ろ姿を見つめていると
カゲヤマ「小早川さん…?」
『へ?』
急に話しかけるもんだから変な声が←常じゃねーか
カゲヤマ「さっきの好きってなんだ?」
お?