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ハロウィン(ノ≧∇≦)ノ第二弾
🍆よいしょっと……
今日はハロウィン。カボチャをたくさん用意しておかないと……ランタンにするからね
👱おじさん!カボチャ一つちょうだい!
🍆お兄さんな。買い物かい?
👱うん!兄ちゃんと作るんだ!
🍆頑張れよ〜
👱バイバイ👋お兄さん!
その後カボチャは瞬く間に売れていき、昼頃には全て売れきった。
🍆さーて俺は夕飯の食材でも取りに行きますか。
街に出て、肉などを買いに行った。
🧔はい!まいどあり!
🍆ありがと
🧔兄ちゃん、森に行くのはいいけど神隠しには気をつけてな!
🍆はいはい。
神隠し
最近よくあるそうだ。森に入ったきり帰ってこないらしい。ただの迷子ではないかとも言われている。まぁ、俺には関係ない話だ。いい年をした俺を隠すなんて意味がない。そう思いながら、森に入っていった。
🍆…………
しまった。完全に迷子だ。街の時にいた俺に説教したい。
🍆はぁ……
もうだいぶ暗くなっている、帰るのは難しいだろう。
🍆ん…?
明かりだ!ハロウィンだからランタンでも置いていたのだろう。俺は必死に走り、明かりのところまで行った。
🍆でっっけぇ………
こんな小さな森の奥に大きい館があるなんて、思ってもいなかった。
🍆すいません!!!誰かいませんか?
ドアをノックし問いかけるが返事はない。
ギィィィイ
鍵は掛かっておらずきしみながらドアを開ける。
🍆すみません。
入るが中は暗く、あの時見た明かりはなんだったのかと感じる。
🍆失礼します。
中に入り、人がいないか探す。誰も見当たらない。空き家だろうか。俺の声だけがこだまする。
???誰かいますか?
人がいる。なら話は早い。
🍆森に迷ってしまったものです。一晩泊めてくれませんか?
???いいですよ。
中央の階段から誰かが降りてくる。ランタンを持っているが、手元しか見えない。
🦍僕はドズル。この館の持ち主です。寒かったでしょう。どうぞ。
優しい人の声に安堵するのと共に、腐敗臭に鼻がツンとした。
🦍ちなみになぜ森の中に?
🍆きのこを採りに来まして…それで迷ってしまって。
🦍よくありますね。最近は特に多くて。
廊下を歩くがやはり暗い。ドズルさんの持っているランタンのみが周りを明るくする。腐敗臭も消えない。
🦍今日はこちらの部屋でゆっくりしてください。何かスープでもお持ちしますね。
🍆ありがとうございます。
🦍それでは……あっ、色んな部屋を見てもいいですが、僕の部屋と地下室には行かないでください。
🍆わかりました
ドアが閉まる。部屋は明るく、先ほどの廊下とは全く違う。数分後スープを持ったドズルさんが来た。
🦍どうぞ。
🍆ありがとうございます!
今日食べようと思っていたきのこスープ。暖かく美味しかった。
🦍じゃあ僕は部屋で寝ていますね。
🍆おやすみなさい。
会釈をして出ていった。
カチ……カチ……
何時間経ったんだろう?暇だ。窓の外を見るとまだ夜だ。暗い。
🍆探検しよ。
好奇心から近くにあったランタンに火をつけ、部屋から出た。廊下は歩くたびにきしむ音がする。まずは隣の部屋。
ギィィィイ
ドアはやはりきしみながら開く
🍆普通の部屋だな…
俺が使わさせてもらってる部屋と同じ感じ。ただ暗いの以外は。
🍆次行こ…
一階と二階どちらとも全部見たが普通の部屋だ。残ったのは三階の部屋と地下室。まずは三階に行った。
ギシッ…ギシッ…
階段を軋ませながら登る。
三階に着く。腐敗臭は更にましていて、嘔吐しそうになる。
🍆うぇ…なんだここ…?
カランカラン
何かを蹴った。からの瓶か…?とりあえず色々と部屋を見た。
🍆最後はドズルさんの部屋か…
ここでふとあの約束を思い出す。
🍆いや…やめよう。
ドズルさんの部屋には入らず、その場を逃げるように戻った。
次の日、無事に夜が明けたが、しかし大雨のせいで地盤が緩み、帰れない状態になってしまい、また一晩泊めてもらった。
🍆本当にすみません。
🦍いえいえ、巻き込まれなかっただけ不幸中の幸いじゃないですか。
確かにそうだ。館を後にしようとした瞬間、雨が降り出し、ドズルさんが止めてくれなければ俺は間違いなくあの世行きだった。感謝しかない。
🦍それではまた。
🍆えぇ。
🦍後三階に来ました?
昨日の夜のことを聞かれる。
🍆行っていませんよ?
咄嗟に嘘を付く。顔が笑っているのに冷たく感じる。
🦍そうですか。ならよかったです!僕は今日、二階の書斎で仕事をしているので何かあったら来てください!
🍆わかりました。
会話はそこで終わった。
深夜、俺はランタンを手に持ち三階を目指す。昨日は行けなかったところに行きたいからだ。
🍆着いた…
ドズルさんの部屋。明らかに他の部屋とは違う感じで分かりやすかった。
🍆お邪魔します……
ドアはきしまない。新品のようだ。中にドズルさんはおらず、暗く何もないように思えた。
🦍そこで何してるんですか?
やばい。直感で感じる。死への実感。返事をするまもなく、俺は走り出した。
🦍待ってくださいよ。
笑いながら追いかけてくる。俺のほうが足は早い。すぐ玄関に着いたが、鍵がかかっていてあかない。
🍆くそっ…!!!なんでだよ!
窓も開かず、何処に隠れればいいのか分からず、客室付近に行く。
🍆地下室!
あそこなら多分バレないだろう。勇気を振り絞り、地下室のドアを開けた。
ピチャンピチャン
天井から水が滴る。
🍆ハァ……ハァ…
体力はもう限界。後ろを振り返るとドズルさんがいた。笑っている
🦍ちょっと待ってくださいよ。
彼の体力はまだ残っているようだ。俺は最後の力を振り絞り走った。
🍆ハァ…ハァ…
部屋にたどり着き、鍵を閉める。冷静になり、周りを見渡すと俺は嗚咽してしまった。
🍆お゙ぇ゙……
理由は目の前には人の亡骸がたくさんあったからだ。頭がないものから足がないものまで全てある。俺はどうすることもできずただひたすらに吐き続けた。
ガチャ
ドアが開く。
🦍全く。何処に逃げるんですか?
普通に話す彼に恐怖を感じさせられる。
🦍僕が冷却期間だからよかったですね。
顔を近づけながら話す。まじまじと見た彼の顔には返り血がついておりま、恐怖そのものだった。
🦍まぁ、知ってしまったから出してあげられないけど。
頭を撫でながら話す。
🍆彼はその後戻ってくることはなかったそうです。
👱うわぁぁあん(´;ω;`)怖いよぉ
🍆だから森には入ったらいけないんだよ?
👱もう入らない!
🍆気をつけて帰れよ〜
森にいた男の子を街に返す。
🍆んじゃ、帰りますか。
俺は森に入っていき、館に帰った。
🍆ただいま〜
🦍おかえりなさい!見て!今日のやつ!
彼はシリアルキラーとしてこの館を使っていて、行方不明になった人は全て悪人であり、彼が捌いたそうだ。
🍆またやったの?ちゃんと片付けてよね。
🦍わかってるよw
笑っているが人殺しに変わりはない。なぜ俺は殺されずにいるのか分からない。いずれ知ることになるだろう。俺は手に斧を持ちドズルさんと一緒に地下室に行った。
終わり。
風邪引いた(ノ≧∇≦)ノ
長いな〜頑張った。
ちょっと解説する。最後だけね。
斧持ったって言ってるじゃん。ってことはぼんさんも殺しをやってるわけ。ちなみに捌くはそのままの意味で大丈夫だよ。
バイバイ👋