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かわそ🍼💙🤍
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⚠️注意お名前を借りてるだけで、ご本人様とは一切関係ありません。デリケートな界隈ですので拡散等は絶対にしないでください。
初書きです。下手くそなので苦手だと感じたらすぐ逃げてくださいm(_ _)m
攻💛
受💙
思わぬ大反響ありがとうございます!連休明けから投稿頻度落ちますm(_ _)m
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「もうじんだいちゃんねる飽きたの?」
「……え?」
不意にそう言われて、思わず顔を上げた。
吉田さんが真っ直ぐ俺を見ている。
『いや……』
飽きた訳じゃない。
むしろ逆だ。
今までなら何も考えず誘えたやろうけど
こんな感情抱えたまま、ふたりで撮影なんて無理やろ…
俺がやりたいことに、吉田さんが付き合う。
それがじんだいちゃんねるだった。
でも、今は前とはちがう。
好きだって恋心自覚しちゃって、今近くにいるだけで胸が張り裂けそうなのに。
こんな状態で、前みたいに『いつも通り』ができる気がしない。
これじゃダメだ。
──でも、俺から誘ったのに俺が逃げるのはちゃうやろ。
『……飽きてへんよお!』
そう返すだけで精一杯だった。
「ふーん。」
「まあせっかく機材揃えたのにやんないのかって思ってただけだから。」
「太智がまたやりたくなったらでいいよ」
そう言って吉田さんは顔を逸らす。
一瞬、少しだけ寂しそうな顔をしたような気がして。
『いや!忙しかったからさ!』
気づけば口が動いた。言ってから後悔したが、もう止まれない。
『ちょっと色々あったって言うか!
まだまだやりたいこといっぱいあんねん!』
あー言ってもーた。このまま何も言わなかったら良かったのに。
「ああ…そうなの?」
『うん!』
でも、好きな人にあんな顔して欲しくないやろ。
「じゃあ、何したいの」
『え?』
「え?じゃねえよ。じんだいちゃんねる。何したいの」
まさか今聞かれるとは思ってなかった。
やばい!考えてなかった!!
俺のやりたいこと……やりたいこと……
『ディズニー……』
「ディズニー?」
『…あ』
しまった。なんで今ディズニーって言ったんや俺
「行きたいの?」
『いや……』
反射的に否定しかけて、やめた。
行きたい……!!
めちゃくちゃ行きたい。忙しくてずっといけてないし……
いや、でも
『吉田さん待つの苦手やん』
「うん」
『1時間くらいしか無理って言ってたし』
「そうだね」
『だから』
「いいよ」
やめよう、そう言う前にまさかの返事が返ってきて、一瞬言葉が出なかった。
『…ええ‼️‼️』
「うるさ」
『いいの?まじ?』
「太智行きたいんでしょ?」
『行きたいけど…』
「別にいいよ」
吉田さんはそう言って、スマホを取り出す。
「いつ行く?」
『…………』
待って。
え。
ほんまに?
『え、マジで行くん?』
「行くって言ったじゃん。」
『いや、俺今いっただけで……』
「じゃあやめる?」
『やだ!!』
食い気味に返事をしてしまう。
行きたいよ、吉田さんとディズニー!
「……笑笑」
「じゃあ行こ。」
『うん!』
さっきまであんなに2人での撮影が怖かったのに。
今は楽しみで仕方ない。
やって!吉田さんとディズニー行けるんやで!?
「撮影許可とかパスポートとかも手続きしないと」
『パスポートは俺に任せてや!』
どーしよ!いまめっちゃ幸せやー!!!
__________________________________
当日。吉田さんが車を運転してくれて、ディズニーランドに着いた。
早速吉田さんと一緒にカメラやマイクをセットする。
「撮影始めるよ。」
吉田さんがカメラの録画ボタンを押す。
『じんだいちゃんねる!👏😆』
「来ましたね〜。」
『来ちゃったねぇ!ディズニー!』
「ディズニー来ました〜」
『やったー!!』
「大変でしたよ。車運転して来たんで。」
「ちなみに太智が車で爆睡したんで録画はありません。」
『………吉田さん運転してくれてありがとうっ♡』
「コイツ…ww」
『てか!今日めちゃくちゃ空いてない!?』
「あ、やっぱりプロのね、方から見てもそうなんだ」
『はよ行こ!今なら並ばなくても乗れるかもしれやんから!!』
「ちょっと太智はやい!」
あー楽しい!!しかもこんな空いてるなんて滅多にない!今日は最高の日やな!
1番人気のアトラクションまで走る。
『吉田さん!すぐ乗れるって……』
後ろを振り返ると、だいぶ遠くに吉田さんが見える。
まだアトラクションに乗ってないのに、もう息が切れてる。
「おまえ、はやいって。こっちはカメラ持って走ってんだからな。」
『ごめんごめん!はよ乗ろー!!!』
そんな調子でいくつかのアトラクションを乗ってまわった。
『次はあれ乗ろ!』
「遠っ、ちょっとっ、休憩しようよ」
『あれ人気なんやって!今行かないと乗れなくー』
その時。
カメラの画面がふっと暗くなった。
「……あれ?」
録画ランプがきえている。
『え、電池きれた?』
何度ボタンを押しても、電源がつかない。
「切れた……」
もはや恒例となった機材トラブルにより、撮影は中断された。
「1時間ちょっとしか撮れてないな。」
『……うん。』
時計を見る。
まだ昼前だった。
もうちょっと一緒にディズニーいたかったんやけどな。
『しゃーない、一旦スマホで締めの挨拶撮って帰るかぁ。』
そう言うと、
「いやなんでだよ」
吉田さんがしかめっ面になる。
『え』
「せっかく来たんだからもっと楽しませてよ。」
『……』
『撮影、もうできやんけど』
「うん」
『いいの?』
「何が?」
『…いや、』
カメラは回っていない。
動画も撮れない。
企画もない。
それなのに。
この人は、まだ俺と一緒にいてくれるんだ。
『…行こ』
「どこに?」
『休憩できるとこ。』
「お、案内してよ」
『その後は絶対さっきのアトラクションやからな!』
「はいはい」
カメラのない1日がはじまった。
__________________________________
『これ、絶対食べた方がいい!』
「そんなに?」
『うん!』
「じゃあ、食べよ」
『俺も!』
あーたのしい。吉田さんが、ずっと隣にいる。
カメラじゃなくて、俺を見てくれる。
仕事でも、撮影でもない。
ニヤニヤが止まらない。口角が下がってくれない。
「めっちゃ美味そうに食うじゃん」
『だって美味いもん!』
吉田さんがいるからだけど。
「口。」
『え』
「ソースついてる。」
吉田さんはそういうと、そのまま指で拭ってくれた。
ディズニーの楽しさで忘れかけていた熱を思い出し、一気に心臓が高なる。
な、なんかこれデートみたいになってない!?
――――――――――――――――――――
辺りは日がとっぷりと暮れて、人の波が少しづつ減っていく。
あの後はお土産屋さんに行ったり、アトラクションに乗ったりと、心の行くままにディズニーを満喫した。
さっきまであんなに楽しかったのに。
もうすぐ終わる。
そう思ったら、猛烈な寂しさに襲われてきた。
もっと一緒にいたいなぁ。
「太智、靴紐解けてる」
『ん?あ、ほんとだ』
結ぼうとするが、調子に乗って買いすぎたお土産で両手は塞がってる。
『吉田さん。これ持っといてくんない?』
「あー、いいよ。俺が結ぶわ」
吉田さんが片膝を床について、俺の靴紐を結ぼうとしてくれる。
『ふ、吉田さん王子様みたい』
「は?」
『いや、ちょうどそこに城あるから』
「あー」
と、その時。城の後ろから花火が上がった。
『うわぁ!吉田さん!見て……』
俺が話しかけた時には、既に吉田さんは花火に見蕩れていた。
結びかけていた靴紐が、また解けている。
あーあ。花火にまで嫉妬しちゃうなんて、
『…重症やな』
なあ、吉田さん。
『好きやで。』
この声も、花火にかき消されて沈んでいくんよ。
切ない夏の思い出やで。わかる?吉田さん。
と、下を見ると吉田さんの大きく見開かれた目と目が合った。
『うお、吉田さん、目ぇ零れんで。』
「いや、」
「今、太智なんて言った?」
……
あれ?
もしかして、これって…
『聞こえてた…?』
「……」
それを境に、花火がどんどん本格化していく。
吉田さんがなにか言っているが、聞こえない。
遅いねん。なんでさっきの隠してくれやんかったの。
吉田さんは俺の腕を掴んで、「静かな場所行くぞ」と耳元で囁いてきた。
その瞬間から、身体中が熱くなって、鼓動が速くなる。
掴んでる腕から熱も鼓動も伝わりそうで、なんだか泣きたくなってきた。
あんなに普通になろうと頑張ったのに。
こんな自爆するなんて。
――――――――――――――――――――
しばらく歩いて、人気のない場所に辿り着く。
吉田さんが振り向いて、俺の目を見つめる。
俺、吉田さんが怖いって思ったの初めてだよ。
「太智」
『……』
「さっき、なんて言ってた?」
『……』
『……す、』
『寿司……?』
言った瞬間、後悔が胸の奥から込み上げてきた。
マジで何言ってんの、変に誤魔化すからガチっぽくなっちゃうじゃんか‼️
あー何が?ってすっとぼけるんだった…
吉田さんの顔が見れない。
沈黙が気まずい。
何か言ってくれ。いや、やっぱ何も言わないでくれ。
「……っく、」
「はははっ」
『…え』
「おまえ、寿司って……誤魔化し方ベタすぎんだろ!いつの少女漫画だよ。疑問形なのも意味わかんないし!」
……笑ってる、
「はー…笑った。で?」
『え?』
「俺に言いたいことあるんじゃないの」
『……聞いてくれるん?』
「応えられないと思うけど。」
頭を殴られたようなショックを受ける。
分かってはいたけど、まあ、そうだよな
でも、キッパリ断ってくれたら踏ん切りが着くかもしれない。
『おれ、』
『じんだいちゃんねる、最初はさ』
「うん」
『ツッコミが欲しかったから、誘ったんよ。』
「うん」
『でも、』
『最近わかったんよ』
「何が?」
『おれ、』
息を吸う。
『吉田さんと一緒にいたいから、撮影したかったんやと思う。』
吉田さんが黙る。
『カメラが回ってなくても、今日楽しかった』
「…うん」
『むしろ、カメラ無くなってからの方が』
『もっと楽しかった』
きっと今、おれは支離滅裂なことを言ってる。
苦手なんよ。こういうの、慣れてないの。
でも、これだけは言わな。
顔を上げて吉田さんを見る。
吉田さんは、ずっと俺のことを見てくれていた。
こういうとこなんだよなぁ。
『おれ、吉田さんのこと好き。』
言ってしまった。
静かだった。
周りの音だけが、やけに大きく聞こえる。
吉田さんは、何も言わない。
俺も何も言えない。
ただ。
これだけは伝えたかった。
『……ごめん』
「なにが」
『きもちわるいやろ、こんな』
笑おうとして、うまく笑えなかった。
『聞いてくれて、ありがと』
目を閉じる。
覚悟はできた。
「太智」
さあ!一思いに振ってくれ!
「ちょっと考えさせて。」
『……えっ』
目を見開く。
声も出なかった。
『何言ってるん。考えなくてええよ、そんな考えるほどのことやないで』
「いや、大事なことだろ。グループのこれからに関わるんだから」
いや、今振れば解決するで?
そんなして、俺が諦められなくなったらどうするん。
真剣に考える顔に、おもわず笑ってしまいそうになる。
そんな、真剣に考えてくれるんや。
……好きだなあ。
もうちょっとだけ、好きでいさせてな。
コメント
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二人の掛け合いの解像度が高くて好きです💖
情景が頭に描きやすくて、告白シーン本当に良かったです…!かき消してくれない花火、意地悪ですね💞🤭素敵な作品ありがとうございます✨️
あーもうめっちゃ尊い!!(´;ω;`)💕 カメラのバッテリー切れで撮影中断→そこからが本当のデートみたいになる流れ、天才かと思ったよ…。太智くんが「カメラ無くなってからの方がもっと楽しかった」って言うところ、ガチでグッときた。花火にかき消された「好きやで」が実は聞こえてたってオチも、ドキドキが止まらんやつやった! 「考えさせて」って吉田さんが真剣に考えてくれるの、めちゃくちゃ太智くんのこと大事に思ってる証拠だよね…!続きが気になりすぎて今夜寝られんわ🔥