(じゃあオムツしますねー)
何も言わない、全く抵抗しないさゆに
(いい子ですねーいつもこんな感じだったらいいんですけどね)
少し微笑みながらお尻を拭き新しいオムツを当てられる。
(うん、いい感じ)
(やっぱりこっちの方が良かったですね)
看護師2人で顔で相槌を交わす。
(え?オムツされたの?さっきの時よりだいぶ薄そうだわ!これなら)
あてられたオムツはおむつパットがないのとサラサラの肌さわりのおかげで厚みもだいぶ薄く感じられさゆりの気持ちを少しだけ安心させていた。
(じゃあおむつカバーね)
(少しだけ大きめだから安心できると思います)
大きなおむつカバーは紙おむつから漏れても安心なようにおむつカバーにも吸収帯がついていて普通のおむつカバーよりもだいぶ厚くなっているものだった。
おむつカバーから目を背けているさゆりは視界にそれが入っていないので、どんなサイズ感なのか、どれほど大きいのが全く分からないままあてられていた。
紙おむつと同じようにお尻を浮かされておむつカバーを敷かれお尻を降ろされた時に異変に気づいた!
(!なに!こんなに!いやっー!)
急に恥ずかしさが襲ってきて足を閉じたり腰をよじらせたりして抵抗してしまう。
(ダメよ!いい子にしてなきゃ!ちゃんとあてれないでしょ!)
困った顔をする看護師と
(おもらししゃうからでしょ!動かないでじっとしてなさい!)
抵抗も虚しく大きなおむつカバーをあてられるさゆり。
身体の大きな中学生でも使えそうなそれはデザインこそ赤ちゃん用よりマシではあったか、ストライプで、よく見なくてもおむつカバーとわかるものだった。
「△△病院小児科」
と書いてある文字が羞恥心を高ぶらせる。
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