テラーノベル
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第4話
「こんな時間に学生なんて珍しいねー!君、家出?」
そう、にっこりと私に微笑みながら、少年は話しかけて来た。
「ぇ、?」
思わず、声が出た。
「っ、だr、…..、部分的に見たら、そうです、、。」
「へー、、。そっか。ところで、降りないの?」
「別に、どっちでもいいです。行く場所も決まってないので。。」
「ふーん、そっか。じゃあさ、僕と一緒にどこか行かない?」
「へ?」
「ぇや、あの、その、行くとこもないならどこか行きたいなって……。
それに、人生1度きりだよ!楽しまなきゃ損じゃん!」
「え?、、あぁ。それは確かにそうですけど……。急すぎませんか?」
「僕もそう思う。」
「ちなみに、どうする?」
「ぇ、あぁ、なら、…..行き、ます。」
「いいの!よし、そうとなれば早く行こう!」
ギュッ
後ろでちょうど扉が閉まり、電車は私達を置いて、旅立ってしまった。
ピピッ
他の人と同じ音が鳴り響く。
ホームを抜け、改札を出る。
「今更だけど、きみ、名前は?」少年はそう、聞いてくる。
「私は……..、雨雅…鈴音です。」
「へー!鈴音か!うーん、じゃあ、鈴って呼んでもいい!?」
「どうぞ….。」
「ありがとう!あっ、まだ僕の名前言ってなかったね。僕は、雨都 蒼空!『あまみや』って同じだね!。」
「えっ……。」
「びっくりした?僕のこと蒼空って呼んでもいいからね!」
「は…..、はい。」
「よし、そうとなれば再出発ー!」
私の手を引いて、東京へと、1歩踏み出して行った。
コメント
3件
夜の駅でふたりが偶然出会って、そのまま東京へ飛び出していく流れ、すごく好きです。同じ「あまみや」という名字の一致、絶対偶然じゃない気がする…。蒼空くんの勢いに引っ張られて、鈴音さんが少しずつ心を開いていく様子が丁寧に描かれていて、続きが気になります!
日向夏。
61
ゲスト
225
#意味不明☆
William
15