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創作ボカロ小説
本日の曲はDECO*27さんの「モニタリング」です
是非最後までご覧下さい
注意 この創作小説にはチャットGPTを使用してます
見たくない人はここで見るのをやめてください
それでもいい方はどうぞ
画面の向こう側には、いつも私がいた。
通知が鳴るたび、心拍数が少しだけ上がる。
誰かが「いいね」を押す。その一瞬で、存在が肯定された気がするから。
私は今日も配信を始める。
カメラのレンズはまっすぐで、優しくて、残酷だった。
「こんばんは」
そう言うと、コメント欄が流れ出す。
名前も顔も知らない誰かの言葉が、私を形作っていく。
――かわいい
――今日も待ってた
――本当の君はどんな人?
その最後の一文だけが、胸に引っかかった。
本当の、私?
画面の中の私は、よく笑う。
空気を読み、期待に応え、少しだけ弱さを見せる。
でもそれは、観測されるために最適化された私だった。
カメラが回っていない時間、部屋は驚くほど静かだ。
スマホの黒い画面に映る自分は、誰にも見られていない。
「……誰?」
思わず声に出す。
答えは返ってこない。
翌日、匿名アカウントからメッセージが届いた。
――ずっと見てるよ
――君が嘘をつく瞬間も
――本当は、気づいてほしいんでしょ?
背中が冷たくなる。
でも同時に、奇妙な安心感もあった。
見られている。
ちゃんと、全部。
それから私は、少しずつ変わった。
作り笑いを減らし、言葉を選ばなくなった。
コメントが減っても、怖くなかった。
「今日は、楽しくないです」
そう言った瞬間、画面がざわつく。
でも私は続けた。
「それでも、ここにいます」
カメラの向こうで、誰かが息を止めた気がした。
監視されることは、支配じゃない。
見られることで、自分を見失うこともある。
でも――
見せることをやめるとき、
初めて自分がどこに立っているのか、わかる気がした。
配信を終え、画面を閉じる。
暗くなったディスプレイに、確かに私が映っていた。
今度は、逃げなかった。
これで「モニタリング」は終わりです
リクエスト曲あればコメントよろしくお願いします
何個でも受け付けます
それではまた次回お会いしましょう
次回MARETUから「あいしていたのに」