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第5章 ギルドバトル
冒険者ギルド。
中はざわざわしていた。
「新人がBランクに挑むってよ」
「マジか?」
「絶対ボコボコだろ」
宇海はガチガチに固まっていた。
目の前には――
筋肉ムキムキのBランク冒険者。
男はニヤッと笑う。
「震えてるぞ?」
宇海
「す、すみません…」
レイナが言う。
「宇海、無理するな」
リーファも心配そうだった。
でも男は剣を肩に乗せる。
「ルールは簡単だ」
「一撃でも当てたらお前の勝ち」
宇海
「え」
男
「来いよ」
宇海の手には――
シャドウソード。
黒い影の剣。
ギルドの冒険者たちが驚く。
「なんだあの剣?」
「魔剣か?」
宇海は心の中で叫んでいた。
(やばいやばいやばい!!)
男が突っ込んできた。
ドン!!
ものすごい速さ。
宇海
「ひぃぃぃ!!」
宇海はとっさに剣を振る。
シュッ
次の瞬間。
男の後ろの壁が――
ズドォォォン!!!
真っ二つになった。
沈黙。
ギルド中が固まる。
男
「……は?」
宇海
「……あれ?」
宇海はただ剣を振っただけだった。
レイナの目が見開く。
「今の斬撃…」
リーファも震えている。
「壁を…斬った?」
男はゆっくり振り返る。
そこには――
巨大な斬撃跡。
壁が10メートル以上裂けていた。
男は冷や汗をかく。
「お前…」
宇海
「す、すみません!!」
宇海は慌てて謝る。
「壊すつもりじゃ…!」
ギルドマスターが奥から出てきた。
白髪の大男だった。
「……何の騒ぎだ」
そして壁を見る。
数秒沈黙。
ギルドマスター
「……新人か?」
レイナ
「はい」
ギルドマスターは宇海を見る。
じっと観察する。
宇海は震えていた。
(怒られる…)
しかし――
ギルドマスターは笑った。
「面白い」
「お前、名前は?」
宇海
「夕闇…宇海です」
ギルド中がざわつく。
ギルドマスターは言う。
「宇海」
「お前を――」
「Sランク候補にする」
ギルド中が
ドォォォン!!
と騒ぎになった。
「はあああ!?」
「新人だぞ!?」
宇海
「え?」
宇海は真っ青。
「む、無理です!!」
ギルドマスター
「決まりだ」
「明日、試験を受けろ」
宇海
「えええええ!?」
こうして――
陰キャ少年の冒険者人生が始まる。
続きは
第6章:Sランク試験!最強モンスター登場!
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松下一成