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総司side
悟君達を屯所で案内すると言った近藤さんと土方さんの話を聞いて、他の人はそれぞれ別の場所へと行ってしまった。だけど僕だけは全く違った。それは、特に悟君と風香ちゃんだけが一緒にいる悠仁君達と違って、何処か懐かしいような感じさえしていたからだった。それに、僕は幼い頃に二人の男女と遊んだ記憶さえもあったからだ。屯所案内に何故か着いてきている僕を見た近藤さんは、僕に話し掛けてきた。
近藤「総司?何故俺とトシの案内に着いてきて
いるんだ?」
総司「この人達が面白そうだなと思いまして着いてきているのです。」
僕がそう言ってにっこり笑うと、近藤さんは微笑ましそうな顔をして僕にこう返事を返した。
近藤「そうか、それは良かったじゃないか。この人達と仲良く接してあげるんだぞ。」
総司「はい!☺️」
僕が近藤さんに返事をした後、僕は悟君と風香ちゃんを見た。悟君は風香ちゃん達と比べると、迚身長が高く先生という雰囲気を醸し出していた。それに比べて、風香ちゃんは悠仁君と恵君より低く、野薔薇ちゃんと同じくらいの身長だった。その中でも、迚綺麗であり可愛い顔をしていた。そして悟君は、風香ちゃん達と違って巫山戯ている回数が多かった。それを風香ちゃんが突っ込むという感じだった。何だろう、あの二人の様子を見ていると何だか懐かしく感じるな。
僕がそう思っていると、土方さんと近藤さんは悟君達をある場所の近くに連れて来た。まさかと思ったのだけど、僕が思っていたこととは少し違った。
近藤「この先は前川邸であり、新選組の幹部しか入れない場所だ。」
土方「その為、部外者であるお前達は一切の立ち入りを禁ずる。勿論入ったら厳しい事情聴取があるからな。」
五条・風香「あっ…!!(察し)💦」
土方さんと近藤さんの話を聞いて、悟君と風香ちゃんは焦る様な反応をした。さっき土方さんに事情聴取をされていた悟君と風香ちゃんにとっては、それが嫌になってしまったのかもしれない。それに、今話していた前川邸は悟君達や一般の人達には知られたくないようなある人からの機密情報があるんだ。だから、一般の立ち入りが禁止されているからね。それに、その機密情報が世間に知らされてしまったら、僕達は京の都で活動することが出来なくなってしまうからね。
土方さんと近藤さんが前川邸の話をし終えた後、次の場所へと案内をした。その二人の背後を追っている悟君達が後を着いて行った時、歩みを止めた野薔薇ちゃんが前川邸の奥を見て、悠仁君と恵君を呼び止めた。
野薔薇「ねえ、虎杖、伏黒。」
虎杖・伏黒「んあ?・ん?」
野薔薇ちゃんに呼び止められた悠仁君と恵君は、振り返って野薔薇ちゃんの方に歩み寄った。
虎杖「急に俺達を呼び止めてどうしたんだよ、釘崎。」
伏黒「そうだぞ、急に俺達を呼び止めて何がしたいんだ釘崎。それに早くしないと、土方さん達を見失うぞ。」
野薔薇「アンタ等はさ、この先が気にならないの?」
虎杖・伏黒「はあ!?💦・は?」
突然、野薔薇ちゃんにそう言われた悠仁君と恵君は動揺してしまっていた。あ〜、この流れは絶対中に入るのかな。さっきの土方さんの忠告では、部外者である君達は厳しい事情聴取があるって言ってたよ。これでもし、戻ってきた土方さんが来たらこの子達はどう言い返すのかな。w
そう思って、僕は近藤さん達が行った方向へと向かった。だけど、僕が角を曲がった時にまさかのあの子が来た時は僕自身も吃驚していた。