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___いよいよ梅雨入りです。今日から傘が必需品に___


今日はニュースが天気予報で埋め尽くされている。

梅雨入りらしく、外は雨が降っている。




世の中の奴らは、学校やら仕事やらで、雨が降ってると大変だろうな、、

そんなことを思ってみる。





まあ、俺には関係ないけど。





学校に行っても良いことなんてないことは俺が1番知ってる。

だから、学校なんか行かない。


寂しくないと言ったら、嘘になるかも知れない、

でも、あの地獄に行くのは、もう勘弁。




朝起きて、てきとうに朝飯食って、一日ぼーっとして過ごす。

毎日の繰り返し。



この時には、あんなことが起こるなんて、思いもしなかったな___










コンコン


乾いたノック音が部屋に鳴り響いた。




こんな天気に…一体誰だろう。



「ったく、こんな時間に誰だよ」

と、口では言いながらドアを開ける







「う゛っっ」






そこには、膝から崩れ落ち涙を流しているらんがいた。




紫)「っ、、は?お前、、なんでここにいるの、?」


桃)「ふふっ、、

実はねぇ、、俺、昨日人を殺したんだよね。

ほっんと、ばかだよねぇ」


そう言うらんの顔には寂しい笑みが浮かんでいた。

そして、微かに震えていた。



紫)「、は、あ…、、

ってかとりあえず、家上がれよ。めっちゃ雨で濡れてるじゃん。

傘は?持ってない?風邪引くぞ。」


桃)「いるま、。相変わらず優しいね。でも大丈夫だよ。

俺は、もう行かないといけないから。最後にいるまに会えて良かったよ。」


そう言って、らんは立ち去ろうとした。


紫)「お、おい。ちょっと待て。

なにがなんだかわかんないけど、俺も行く。」


桃)「いや、いるまは…


紫)「いいから。俺の自由だろ。軽く荷物の整理するから、ちょっと待ってろ」



そう言って、俺は部屋に戻った。



毎日、ぼーっとして過ごす。

これ以上も、これ以下の生活も望んでいないはずだった。


そんな俺が、こんな衝動的に物事を決めるなんて。





理由は俺でもよくわかんねぇ。でも、確かなことはある。



お前のせいだよ。らん。


あんな顔を俺に向けんなよ。もう捨てようと思った気持ちなのに___

やっぱ、俺の気持ち動かせんのはお前だけなんだよな。

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