テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
〇〇「ごめんね!思ったより時間かかっちゃった」
ロビーへ戻ると、振り返ったみんなが私の手元を見て目を輝かせる。
エンジェル「うわ、何これ美味そう!」
チャーリー「ほんと!こっちもそっちもすっごく美味しそう!ありがとう〇〇!」
食べる前から大喜びで抱きついてくるチャーリーを受け止めながら、持ってきた皿をカウンターに並べる。
途端にエンジェルとチャーリーはパクパクと食べ始め、美味しいと絶賛してくれた。
ハスク「この短時間で随分な数作ったな。こりゃ酒が進みそうだ」
ヴァギー「そうだね、ありがとう〇〇。大変だったでしょう?」
ほら座って、とヴァギーが椅子を私の方へ向けてくれる。
私が座るのと同時に、ハスクは私の好きなお酒を注いで出してくれた。
〇〇「(本当に、みんな優しいよなぁ)」
ここにいると、この人たちは本当に悪魔なんだろうかと思う事がある。
それくらい、このホテルで過ごす時間は穏やかで居心地の良いものだった。
―――――2時間後―――――
あれから更にみんなお酒が進み、エンジェルやチャーリーはかなり酔いが回っているように見える。
お酒が人の口を割るのは簡単で、仕事の愚痴やらホテルの野次に対する不満を垂れ流す2人。
私たちはそれに相づちを打ちながら、いつ寝かせるべきかと苦笑いしていた。
エンジェル「今回の撮影はまだマシだよ・・・でも、見ろよこれ!
このシーンを撮影する前にボスが―――」
そう言って、エンジェルは私の眼前に自分の出演した作品のワンシーンを映したスマホを突きつける。
主役であるエンジェルは拘束され、大人数に囲まれてあられもない姿を晒して泣き叫ぶ・・・
そんな、趣味の悪い内容だった。