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佐野いちご
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#STARGLOW
佐野いちご
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RYOMA × RYOTOです。
ご本人様とは全くの無関係です。
ご理解頂ける方のみ閲覧をお願いいたします。
「あなたもこれできのこに!」
_黒髪のきのこくん。
それがりょうまくんの第一印象だった。
随分変わってる。
…いや、陽気な人だなと思った。
俺はそんなりょうまくんに、
きっと出会った頃から無意識に惹かれていたんだろうな。
オーディション中に関わることはほとんど無かったけど、自分がTRAINEEに加入した今となっては、二人でご飯を食べに行くほど仲良くなった。
突拍子もなく面白いこと言うし、年上の
主にらいきくんとかに遠慮ないし、
あざとすぎる渾身のぷく顔してくるし、
本当に俺より年上なのかって思うけど、
気がまわせて、場の空気がすごく読める。
俺含めて年下にはすごく優しいし、
何より一緒にいてめっちゃ楽しい。
あと俺がふざけたら楽しそうに笑ってくれる。
_可愛いなぁ。
いつも俺の頭を撫でる優しくて温かい手。
でも、りょうまくんが優しい笑顔で俺の頭を撫でる度に胸が苦しい。
ねぇりょうまくん、好きだよ。
その一言がりょうまくんに言えたら…
少しはこの苦しみは消えるのかな。
……いや、言えるわけない。
1つ年上で、同じ事務所で、同じTRAINEE。
しかも男。
でもこの想いが実ってくれだなんて別に思わない。
ただ、今のこの距離感でずっとりょうまくんの隣で楽しくいられればいい。
_そう思っていたのに。
「りょうま、くんっ、。それ、やだあっ、。」
熱を持った唇が首筋に触れる。
「嫌じゃないのりょうとくんの反応見てれば分かるよ?」
りょうまくんが目を細めながら俺の頭をふわっ、と撫でる。
「んっ、。跡ついちゃ、」
「、大丈夫。見えないところに付けるから。」
「そーゆー問題じゃっ、!んっ、、。」
「…かわいい。」
……実っちゃってるじゃん。
しかも抱かれた。
可愛いと思ってた相手に…
なんかめっちゃ気持ちよかったし、。
事が終わり、まだ頭が回らずぼーっとしている状態でそんなことを考えながら天井を見つめる。
「大丈夫?水飲む?」
りょうまくんが心配そうに俺の顔を覗き込む。
「、ん。大丈夫、ありがとう。」
ぎこちなくゆっくりと身体を起こした。
「可愛い。」
りょうまくんがそう言葉を零しながら、
優しく微笑み、俺の頭をふわっ、と撫でる。
咄嗟に毛布を頭から被った。
いつも楽しそうにニコニコと可愛らしく笑うのに、今はカッコよすぎて、甘すぎて…。
りょうまくんの顔を直視できなかった。
「、、てない。」
「…ん?」
「りょうまくんが、こんなメロ男なんて聞いてないんだけど!、」
その言葉を聞いた瞬間、りょうまくんがぶふっ、笑と吹き出した。
「はは笑笑メロ男って、笑笑笑」
「だ、だって、らいきくんのこといつもメロいとか言ってるくせに、自分だって」
「まあ学んでるからね、らいきくんで。」
「え、らいきくん直伝なの?」
「いや笑、冗談。」
そう言いながら、また俺の頭を優しく撫でた。
「こんな俺でも好きな子の前では格好つけたいから。」
……好きな子。
「……なんかりょうまくん刺激強すぎない、??」
りょうまくんが、包まっている毛布ごと俺を抱きしめる。
「っ!、」
「……嫌?」
「嫌じゃない、けどっ!、
……なんならむしろ好き、だけど…
そーゆーとこが刺激強いんだって、、。」
聞こえないくらいの声量でボソボソと喋る。
一枚の毛布越しにりょうまくんの体温を感じる。
「こっち向いて」
「……。」
りょうまくんの甘い声が慣れなくて、
大好きなのに、気恥ずかしさで口をつぐんでしまう。
「りょうと」
「……は、」
突然名前を呼び捨てにされ、あまりにも間抜けな声を発してしまった。
俺は驚いた反射で頭の先まで覆っていた毛布を咄嗟に剥いだ。
抱きついているりょうまくんと視線が交わる。
「やっとこっち向いてくれた。」
自分の顔がじわっ、と熱くなっていくのを感じる。
「、かわいいなぁ。」
りょうまくんがこちらに聞こえないくらいの音量で言葉をこぼす。
りょうまくんの手が優しく俺の頬を撫でる。
「その顔、俺だけに見せて」
いつもニコニコしてて可愛いと思ってた好きな人の裏側の顔が、こんなにもかっこよくて
独占欲に塗れているとは。
りょうまくんにこんな一面があるとはきっと誰もおもってもみないだろう。
俺だけが知ってるりょうまくん。
「…ねえりょうまくん、」
「なに?」
「りょうまくんのその顔も俺だけに見せてね、。」
俺はそう呟いたあと、俺の頬に触れているりょうまくんの手に自分の手を重ねた。
りょうまくんは一瞬キョトンとしたが、
その後熱を含んだ瞳でそっと微笑み、
首を縦に振った。
コメント
1件
みぅです🤍🥀 第9話、読了しました…! 「黒髪のきのこくん」っていう第一印象から始まって、りょうまくんのギャップにやられたりょうとくんの心情がすごく丁寧に描かれてて、胸がぎゅっとなりました…。 「俺だけに見せて」の言葉の掛け合い、独占欲がお互いにあるのが尊すぎます🥺 次回🔞予告も気になるけど、この甘くてちょっと切ない空気感が大好きです。 続きも静かに待ってますね🌙