親友に長々とおじさんの事を語ってしまった。
少し顔が曇るような気がして怖くなった。
でも、親友にも嘘なんてつきたくないから。
友達「……。」
私「ずっと黙っててごめんね。」
友達「んーん、あんたが決めた事だから」
私「無理してない??」
友達「大丈夫だって言ってるでしょ!?指折るわよ?」
私「え!?なんで!!」
友達「それより、そのおじさんが今あんたの隣に 幽霊として再び現れたのは何か理由があると
私は思うんだけどそこはどうなの??」
私「私も何か理由があると思って聞いたんだよね。 仕事場の人達に迷惑かけてないかしんぱいって 言ってたからそれが最大の理由なのかなって。」
友達「んー、それならその人達探して
聞いてみるとか」
私「今度おじさんに聞いて会いに行ってくる」
友達「あんたひとりじゃ行かせられない」
私「え?大丈夫だよ!?」
友達「普段からぼーっとしてる子が大丈夫な訳ない」
私「私をなんだと思ってるのー!?」
友達「とにかく、私も着いてく!その後ご飯いこ?」
私「(友達)がいいなら」
友達「私はいつでもOKよ?」
この人に話して良かったと思う。
私一人じゃ、おじさんからしたら頼りないと思うし。
私はその後すぐに帰っておじさんに聞き、
親友に場所を伝える事に成功した。
なのに、おじさんはどこか寂しそうにしていた。
私はそれに気がつくことが遅かったのかもしれない。
続く