この作品はいかがでしたか?
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んー
赤水書きたい… 、かける気がしない…、
ちょっとでも良かったーって思ってもらえたら、
はーと 下さい…!!自信になります!!
初挑戦
赫 × 水
赫Side
『好きだよ?』
『ほんと!?嬉しい!!』
そんなカップルの会話。
普通 のカップル。そこら辺に転がってるような
何の変哲もないカップルだ。
こんなに近くで、普通が存在しているなか、
俺は異質な存在なんだと実感した。
今日もゲイ専用ゲイバーに通う。
特定のパートナーはいない。
そんな俺はゲイバーに行くとモテる。
まぁ、顔もそれなりにはいい方だと思うし、
声もいいからモテるんだけど、
なにか足りない。ゲイバーに行くと、かわいい男の子もたくさんいる。
だけど、何が足りない。
赫)はぁぁぁ〜
マ)あら、どぉしたの?
ため息をつく俺に話しかけてきたのは、このバーのママ。きれいな人だと思う。男だけど。
赫)さっきそこでカップルみちゃってさぁ、
マ)あら、どの?
どの?って言葉が普通に出てくる世界。
どの?とは、男同士なのか、女同士なのか、男女なのか、って意味だ。
さっきまでの普通と今ある普通はちがう。
赫)男女のカップル、
マ)ふーん、
聞いてきたくせに反応が薄い。
赫)なんかなぁ、普通ってなんだろうって…
マ)そんな事考えてたの〜?
赫)まぁね〜
マ)あんたねぇ、まだ若いんだからパーッとヤっちゃいなさいよ、
こういう反応をしてくれるあたり、ママにもこういう時期があったんだろうな、と思う。
赫)そういうわけでもなぁw
マ)あぁ、今日、あなた好みの男の子いるわよ?
俺の好みも把握してるのか。
それにしても、俺好みの子はシンプルに気になる
赫)どんな子?
マ)かわいい子よ〜
赫)ふーん、どこ?
マ)んー?あそこ〜
ママが指差した先をみる。
綺麗に輝く瞳。ふわふわと揺れるあほ毛。
薄い唇。ふんわりと色づいた頬。
全体的に色素の薄い彼は完璧に俺好みだ。
マ)ね?言ったでしょ?
赫)あの子ひとり?
マ)そうみたいよ?話しかけに行ってきなさいよ
赫)うん、
ママの気遣いで隣の席に座る。
と、その彼はこちらを見つめてきた。
赫)…?どうしたの?
このバーでは敬語で話しかけるのは禁止だ。
水)あっ、別になにも!!ごめんなさっ、
かわいい、焦ってぶんぶんと手を振りながら
謝ってくる。
赫)そっか、今日一人?
水)うん!1人、!
タメ口で初対面の人と話すのに慣れていないのか、少しぎこちない。
赫)俺、りうらっていうの!一緒に飲まない?
水)りうら…くん?
赫)そ!
水)えと、僕ほとけ!
赫)ほとけかぁ…。ほとけっち!!
水)んぇ!?ほとけっち?
赫)嫌だった?
水)、んーんー!かわいい!
今度は頭をふって否定する。
守ってあげたくなる子だなって思った。
水)じゃあ、りうちゃん!!
そういってふわっと笑うほとけっちは天使みたいだった。
赫)ん!今日よろしくね?
水)うん!!
それから、しばらく飲んで、お互いの事を知っていった。
マ)あらあら〜仲良くなったの〜?
ママがカクテルを運んでくる。
ローズクォーツをモチーフにした真っ赤なカクテル。俺のお気に入り。
水)ママさんだぁ〜、
マ)あら〜ほとけ君〜
水)りうちゃんと仲良くなったんだよ〜?
マ)良かったわね〜
あまえてるほとけっち。相手の庇護欲を煽る天才らしい。
赫)ほとけっち酔ってる?
ママに耳打ちする。
マ)みたいね、でもあんまり飲んでないはずなんだけど…w
赫)弱いの?
マ)そうねぇ、たぶん。
水)ママさぁ〜、
マ)どしたの〜?
水)りうちゃぁ、と仲良し、?
マ)そうねぇ、常連さんだからねぇ、
水)りうちゃぁと仲良しずるいぃ〜
そういって抱きついてくるほとけっち。
頬を赤く染めて、お酒のせいか少し涙目だ。
マ)あらあらー!
今日は一人で帰れそうにないわねー!
なんという棒読みなんだ。この人はバーのママでありながら演技が超下手なことをおもいだす。
赫)ほとけっち、一緒にホテルいく?
水)ん〜。
さっきより酔いが回ってきたのか、ぽわぽわしてるほとけっちを連れて店をでる。
帰り際ママがやたら結果報告をせがんでいたな、
そんなことを思いながらほとけっちをベットにねかせる。
水Side
目が覚めた。さぁぁぁっと血の気が引いていくのが分かった。
ここどこ?真っ先にでた疑問、
目が覚めると知らない部屋だったからだ。
昨日飲みすぎたのか、記憶がない。
耳を澄ますと、お風呂からシャワーの音が聞こえる。
水)…え、
知らない人とホテルに泊まっていたのか…、
必死でおもいだす。
無理だった。完全に飲みすぎた。
あれほど幼なじみで親友のしょーちゃんに気をつけろって言われていたのに。
赫)あ、おきた?
え、誰このイケメン。
赫)あー、記憶飛んじゃってる?俺はりうら。
水)りうら…りう、、りうちゃん!?
赫)そ、戻った?記憶
すべて思い出した。昨日めっちゃイケメンとバーで飲んだこと。赤い瞳が恐ろしく美しかったこと
赫)ん?シャワー浴びてくる?
水)う、うん、ありがとう。
赫)ん、?りうらの顔になんかついてる?
水)いやいやいや!そんなことないよ?
赫)、??
水)シャワーしてくる!!
赫)ふぁい、
もしかしたら、ヤったのかもしれない恐怖にも似つかない感情に襲われる。
喉も腰も痛くないから多分大丈夫なのだろうと思うが。万が一のことを考えると少し怖い。
そんなことを悩んでいるうちにシャワーも着替えも終わり、りうちゃんのところへ行く。
赫)ん、おかえり。
水)あ、あの、いろいろありがとう!
赫)なんもしてないよ?
水)ん、あ、そっか、
赫)もしかして、ヤったのかもって思ってた?
水)ちょっとだけ、
赫)あはw 安心して?やってないからw
水)ありがと、
赫)…よかったらなんだけどさぁ、
水)?
赫)ヤらない?
水)へぁ!?
驚きつつ、抱かれたいって、思ってる自分がいた
赫 Side
結局、ほとけっちが頷いたからヤることになった。まぁゲイバーにいたぐらいだから、もともと、ヤる相手でも探していたんだろう。
水)あの、ね?
赫)、ん?
ほとけっちがかわいらしくこっちを見てきた。
水)僕あんまり経験してないから、その、りうちゃん満足できないかも、よ?
赫)そんなの気にしてたの!?
そんな心配は無用だ。もうすでに満足している様なものなのだ。それほどまでにほとけっちはかわいらしい。
赫)安心して、そんなの気になんないぐらい
『溺れさせてあげる』
コメント
1件
コメント失礼しますm(_ _)m 赤水尊すぎます🤦♀️💓(◜¬◝ ) 私赤水大好きなので、まじで嬉しいです!!💕💕( ˶ˆ꒳ˆ˵ ) 水くんお酒弱いのもふわふわしてるのも可愛すぎました👼💕