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すみません!更新が大幅に遅れました!来週から定期更新になりますので、今後とも宜しくお願いします!
本部にて
「ちょっと今回の仕事制限時間短すぎません?クレーム入れて、この仕事破棄にしますよ」
「そうは言っても、こっちにも都合があるからなぁ…時間の変更はできないぞ。……まぁ君ならやってくれるよ」
「クッソ無茶じゃん」
えーっと…今先輩と先輩の先輩が軽く言い争ってる感じかな?いつもこの感じで先輩が負けてるんだけど…。まぁそんな姿が可愛いからよしとしましょうよ。まぁそんなこと言っても今回の仕事を僕まじで破棄しようかと思ってるけど、心配も同じこと考えてんだ。僕だって証拠集めてるときには気づかなかったけどさぁ後から見たらなんだよ。この無茶な仕事。えぐすぎんだろ。
「花屋が護衛についていて、今夜の0時!?まぁこんな無理な仕事振る位なら、先輩が手を回してしてくれますよね?コレぐらいのこと言えるんだから、先輩もコレぐらいのことできるはずですよね?」
うわー。先輩が上司にめっちゃ圧かけてるー。
「もしこれで私が死んだら、Rianの面倒あんたに見てもらうからな!」
どんどん口悪くなってる……。……ん?えっ?死んだらこいつに世話してもらう?そんなの嫌なんだが。っていうか僕が先輩を死なせないし。そんな可能性ないんだけど。でも考えるだけ嫌になってくる。……僕もちょっと口悪くなってるな。平静に冷静に。うーん………まだ先輩と先輩の先輩が言い争ってるわ。僕は空気、僕は空気。
本部からの帰り道
「先輩、僕が先輩のこと死なせませんから大丈夫です!」
「油断しすぎ。自身が刃を他者に向けるなら他者から向けられても何も文句は言えない。私達や花屋の連中だって、いつか殺されるかもしれないんだから。」
ああ先輩のこういうところがかっこいいし、尊敬できる!でも、いつか殺されてしまうかもしれない。この信念は忘れないように。でも、先輩が死んでしまうなんて考えられない。そんなことありえないし、僕がそんなことさせない。絶対に。
「………?Rianどうしたの?」
「いや、なんでもないです。………でも先輩は絶対に死なせませんよ?」
「ふふ、頼もしくて優秀な部下を持ったよ。コレからもよろしくね。」
「はい!」
ああコレから仕事だけど、先輩は死なせないし、僕が守り切って見せる!