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「別れよっか、私達。」
赤葦「え?」
赤葦京治がふられるお話。
「赤葦くん」
赤葦「どうしたの?」
「昨日のバレーかっこよかったよ」
赤葦「ありがとう笑」
私の彼氏は梟谷学園の
バレーボール部 副部長。
成績優秀で運動神経もいい…
そんな自慢の彼氏
まぁでも、そこまでハイスペだと
ファンもいるわけで
「赤葦先輩ー!!」
赤葦「あ…こんにちは」
「私達、マネージャー志望なんですけど…、、」
赤葦「マネージャー…それなら顧問のところに行ってみればいいのでは」
(赤葦くん、たぶんそういう事じゃないよ)
赤葦「…」
赤葦先輩と話しちゃった!!と
嬉しそうに去るファンたち。
赤葦「𓏸𓏸がマネージャーなら良かったのに…」
「えー笑」
…彼氏の部活でマネージャーをしてる
というのはよくある事だが
自分はそうではなく
女子バスケットボール部…通称女バスで
日々部活に励んでいる。
まぁ、運動部な事もあってで 帰る時間は被る…
けど、赤葦くんは毎日先輩と自主練していて
一緒には帰れない。
朝練もあるから
朝も一緒に行けないし…
(まぁ…部活してる赤葦くんを好きになったんだから)
そう自分に言い聞かせるけど
ちょっとだけモヤモヤ。
そんな自分にもモヤモヤする
「…あ、ねぇ
明日…一緒にお昼食べれる?」
赤葦「明日…は、ごめん木兎さんと。」
「明後日は…」
赤葦「明後日も、」
「そっか、笑」
赤葦「来週…なら多分」
ここまで部活の先輩優先だと
ちょっと凹むよね
こんなことはよくある事で
ある日には、木兎先輩がしょぼくれた?らしく…
2人で久しぶりに昼ご飯食べてたのに
すぐに3年生の教室に行っちゃった。
____教室のチャイムが鳴り
皆が急いで席に座る。
赤葦くんとは席が遠いから
こうして後ろ姿を見ることしか出来ない。
もっと話したりとかしたかった…!!
せめて、斜め前とか…
運ないよな、とつくづく思う