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((ガチャ
❤「○○〜!!」
『???……!!』
莉犬さんの隣にいる人を見て
私はまた布団を被った
💙「…………」
『……あの、ごめんなさい…………』
さっきのは完全に私が悪いから
ころんさんは、全く悪くないから
❤「……○○、大丈夫だよ、ころちゃんが鍵閉め忘れたのが」
『ち、違うんです……私が誰が入ってるか確認せずに開けたから…』
💙「○○、大丈夫」
『………?』
💙「僕の不注意だから」
『だから、ころんさんは…!』
布団から顔を出した瞬間、ころんさんに頬を手で包まれる
💙「やっと顔上げた」
ころんさんが、そう言って笑顔を作った
💙「気にしなくていいからね?鍵閉め忘れちゃったの僕だから。○○がまだ寝てるって思って油断しちゃってただけだから」
『……………』
❤「それにね、○○、誰かリビングにいたらこんな事にならなかったから、○○は気にしなくていいよ」
『……………』
なんで……なんで莉犬さんたちは何も悪くない…
悪いのは私だけ…ちゃんと確認しなかったから…
[ちゃんと確認しろよ!!使えねぇな!!]
[いいか?悪いのは全部お前だ!!分かったか?]
『……………』
どうして……
『……………どう……して……ですか……』
❤💙「…………」
『どうして………そんなに………優しくしてくれるんですか……』
❤「……決まってるじゃん」
💙「うん」
❤💙「○○が妹だから」
『……妹………』
❤「そ〜!○○は俺の可愛い可愛い妹!」
💙「はぁ!?莉犬くんだけじゃないし!」
…………言い争いを初めてしまった……
💜「莉犬くん?ころちゃん?」
❤💙「あ……」
💜「○○の部屋で何してるの?」
❤「違うんだ!兄ちゃん!こ、ころちゃんが!」
❤「ころちゃんが○○寝てるって油断してお風呂の鍵閉め忘れて○○覗いちゃって!それで話してただけ!」
💙「莉犬くん……?」
『…………』
全部話した…………
💜「へ〜そんな事あったんだ!……ころちゃん後で俺の部屋来てね!あ、○○気にしなくていいからね!」
……笑顔で話してるんだけど、目が笑ってない…
💜「あ、莉犬くんも俺の部屋来てね」
💜「じゃ、○○おやすみ!」
『あ、はい…』
………大丈夫かな…
☀️次の日
『………ん』
眩し……今……何時?
目を擦りながら時計を探す
『………あ、6時半……』
時計はベッドの傍の小さな棚の上にあった
私はベッドから、降りて
部屋の中央に置かれたダンボールから今日着る服を選んだ
……選ぶって言っても、どれも同じようなものばかり。
前は……全部あの人達のお金で、私は自由に使えていなかったから。時々お母さんが買ってきてくれる服を大事に着てる。
💛「あ○○おはようございます!」
リビングに行くと、制服を着たるぅとさんが
ソファーに座っていた
『……おはようございます…』
そっか……莉犬さん達は今日学校なんだ
💜「○○、るぅちゃんおはよう!」
❤「○○〜!おはよう〜!」
((ギュー!!
莉犬さんがおはようの挨拶と一緒に私に抱きついてくる
ななもりさんも莉犬さんも、制服を着ていた
私…家に1人になるのか
…別に慣れてるから寂しいなんかないし。
『おはようございます』
💙「おはよー…あれ?なんで○○私服?」
💗「部屋に制服なかったか?」
『え?』
確かに制服は掛かってたけど…
💜「あれ○○のだから着ていいんだよ」
❤「一緒に学校行こ!」
学校………
嫌だぁぁぁ冬休み終わって欲しくなぁぁい!!
学校行きたくないよぉぉぉ!!
うわぁぁぁぁ!!
いいもん、頭の中で莉犬くんの「シャッターチャンス」流してれば…別に…うん
じゃ…おつれも〜🍋🍋
コメント
1件
面白かったです❗️冬休み終わってほしくないですよねー✨(*-ω-)