テラーノベル
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mtk side
夜。
僕の、嫌いな時間。
今日もまた、得体の知れない寂しさが襲ってくる。
m「…ぅ、」
m「wkiに、連絡…」
wkiは、 この間マッチングアプリで知り合った男性だ。
前に何度か会っていて
公園でお話をしたり、
wkiの家で彼のギターをきいたり、歌を歌ったり。
寂しいときはこの人に会うのがもはやルーティンのようなものだった。
それ以外にこの寂しさを埋める方法がないから
だが、そういうことはまだしていない
しかし今日は、いつにも増して不安で悲しくて、
寂しくて
だから
こんばんは、今から会えないかな っと…
すぐに返事が来た。
いいよだって。これだけでちょっと嬉しい
ありがとう。ちょっと今日はホテルで会いたくて
へぇ、珍しいね。大丈夫だよ
じゃあ、〇〇ホテルの前で待ち合わせしよう
了解です、じゃあまたあとで。
《ホテル前》
m「あ、wki 」
w「よぉ」
m「ん」
いつ会っても、何度会っても
すらりとしていて、背が高くて、かっこいいな
と思い見とれてしまう
ここはホテルの前。
いきなり緊張してきた。
僕は、今からこの人と──────
w「じゃ。行きましょ」
m「あ、うんっ」
《ホテル内》
というかホテルなんて初めて来た。
wkiはなんだかこういうところ慣れてそうだなって
なんとなくだけど。
というか、女の子とかと来てそうだ。
なんで、僕と会ってくれるんだろうな。
w「?どうしたの」
w「なんか浮かない顔してるけど」
m「えっあぁいや、なんでも…」
m「ちょっと緊張してるかも。…こんなとこ来たことなくて」
w「そうなんだ、俺もだよ」
m「え!?めっちゃ来てそうなのに」
w「いやそれちょっと失礼だろ」
m「ごめんって笑」
wkiと話してるとたのしい。
嫌なことも忘れられるような気がする。
でも今日はそんなのじゃ寂しさは消えなかった
結構な時間が過ぎた。
ふたりはほぼ同時に時計を見た。
少しの沈黙が続く。
先に口を開いたのは。
w「あー…あの」
w「やるやらないは別として…風呂入る?」
w「ほら、もう寝てもいいころっつーか、」
m「あっ…うん」
m「先入ってもいい?」
w「おう」
m「ありがと、じゃ…」
ぱたぱた
mtkはバスルームへ姿を消した。
チャットノベルのやつが気に食わなかったのでちょっと足して色々書き直しましたー!!
一旦チャットノベルの方は非公開にしとします。
続くかわかりませーん!
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