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雪。
終わりを迎える季節に、儚く降り続けているもの
それを見ていると何処か綺麗で、でも思わず触ってしまうと溶けて消えてしまう不思議なもの
俺は、そんな雪が、冬が嫌いだ。
メイン:書記長
※殴り書き
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tn side
「 ────!!!──────www 」
「 ────?!?!?──────!!!w 」
「 ──────!!!─────……─? 」
閉めたはずの窓から外で騒がしい声が複数聞こえる。それも全て聞き慣れた声で。
思わず書類を片付けるために動かしていた手が止まってしまう
元気だなぁ…とか、またアイツラが何かを壊すようなことをしませんように…とか、色々脳内で考えながら窓の外を眺める
外にはシンシンと静かに降り積もっていく雪が映っていた
昨日…いや一昨日ぐらいからだろうか、その辺りから降り続けていた雪でいつもは色づいている景色は白い雪に染まっていた
前まではクリスマスが訪れていたこの時期、今では年を越してみんなはしゃいでいる気がする
まぁクリスマスの日もはしゃいでいたが。
冬の、雪が降り続けるこの日。
彼らが元気な姿を見るとホッと安堵する自分がいる
あぁ、まだ彼らはいるんだ。って
勝手に彼らを殺しているようなことを考えているが、本当に、アイツラがいることを確認するとそう考えてしまう
自分の幸せを、大事なものを奪い去っていった雪を、俺は好きになれなかったからだろうか
……まぁ、どんな季節が好きですかって言われてもどれも好きにはなれないけれども。
「 …あ、やっべもう昼食やんけ 」
「 いやでも腹減ってないし…書類残っとるしええか 」
怒られると分かっていてもこうしてしまう
これで彼らが呼びに来てくれるということが、自分にとっては幸福なのだから。
それだけで安心してしまう愚かな自分を許して欲しい。
許されたとしても自分自身は許せんけどもw
「 はぁ〜……さて、はよ書類終わらせんと… 」
「 てか期限近いんにアイツらサボっとんのほんま……粛清すんぞゴラァ 」
そんな独り言を零しながら書類を進める。
たまに窓の隙間から入り込む冬の寒さで身体が震えるが、祖国の方が寒いので慣れている
……
「 あ”ー!!!ぜんっぜん集中できひん!!!! 」
仕事が進まない怒りで自らの手で髪を乱す
ボサボサになった髪は、気にしてよく直すが今はそんな気力もない
…雪で遊びたい
祖国でよく雪で遊んだ記憶が脳裏に蘇り、滅多に雪など降らないこの国では考えることもなかった
でも、久しぶりに見た雪と彼らが遊んでいる様子を見ると、俺も遊びたくなってきた。
「 …気分転換で遊ぶか 」
明日も雪が降るというならば、今の間に雪掻きをしといた方が良いだろう。
雪掻きのついでに遊ぶだけだ、ついでに。………うん。
そう自己暗示しながらカーキ色のコートを羽織り、どっかの総統さんに貰った赤いマフラーを巻いて書記長室から出る。
暖房を付けていた為、部屋は暖かい空間と化していたが暖房もない廊下は予想以上に寒かった。そりゃあそうだ
いつもとは違う軽い足取りで廊下を歩く。
何して遊ぼうか、アイツラにどんな悪戯してやろうかとか。
そんなことを考える俺は─────家族と遊ぶことを楽しむ幼い子のようだったそう。
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大遅刻ですがあけましておめでとうございます🎉
祖父母の家から帰宅した主でございます。
たまたま向こうで雪が降っていたので思わず書いちゃったよ。雪だるま作ったの楽しかったなぁ
そんなことだけを伝えたかっただけです。へへ(ゲス顔)